1話
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「ありがとうなお前、おれを励ましてくれてよ!」
『ううん、気にしないで!当たり前の事をしたまでだからさ』
あれから立ち直ったルフィは、笑顔でソラにお礼を言った
そんなルフィに対し、ソラも自身の胸をトントンと叩いて得意気にしている
そんな二人の様子を、大柄の男は微笑ましげに眺めていた
「そういやお前、名前は何て言うんだ?おれはルフィ!」
『僕はソラだよ、よろしくルフィ!そっちの大きい子は?』
「おお、わしはジンベエじゃ。……ところで、ソラ君」
『ん?何?』
軽い自己紹介を終えて、ジンベエはどこか真剣な表情でソラを見据えた
「お前さん、一体どこから来たんじゃ?ここは女ヶ島“アマゾン・リリー”、子供一人で来られるような場所ではない」
『んー……それがさ、僕にも分からないんだよね』
「分からない?どういう事じゃ」
『“原罪”から還って来て、気付いたらここにいたんだ』
「“原罪”……?」
ソラの言葉に、疑問符を浮かべる二人
ソラは鬱蒼と生い茂った木々を眺めながら、淡々とした口調で言った
『そっか、ここはやっぱり“草原”でも“雨林”でもないんだね』
「……そうじゃな、少なくともそういった場所ではない」
『うーん、困ったなぁ…そうなると僕、帰り方が分からないよ』
どうしたものか…と頭を悩ませているソラの横で、ルフィはあっけらかんとした声で言った
「何だソラ、お前家に帰れねぇのか?」
『んー家って言うか……まあ、そうだね。“アマゾン・リリー”なんて聞いた事ないし』
「そうか!それならよ!」
ソラとジンベエの会話をやっと理解したのか、ルフィはソラにパッと明るい笑顔を向けた
「おれと一緒に来いよ!!」
「!」
『? ……一緒に?』
ルフィの言葉の意図が読み取れず、首を傾げるソラ
そんなソラに、ルフィはどこか期待のこもった声で言う
「おれと“友達になる”って言ってくれただろ?だからソラはもう、おれの“仲間”だ!!」
『!』
「だから一緒に、おれと海賊やろう!!」
『カイゾク……?って何?』
「なにィ!?海賊を知らねぇのか!!?」
『うん』
素直に頷くソラを見て、ルフィはテンションが上がったまま力強く言った
「自由に海を冒険する!!それが海賊だ!!」
『海を冒険?』
「おう!!船に乗って色んな島に行くんだ!!」
『へぇ~それは楽しそうだね!僕も行ってみたい!』
お面越しにキラキラと瞳を輝かせて、ソラは勢い良く立ち上がる
『僕も連れてってよ!その航海に!!』
「いいのか!?やったァ~~~!!!新しい仲間だァ!!!」
すんなりと仲間に入ったソラを、嬉しさの余り抱き締めて喜ぶルフィ
そんな二人を見て、ジンベエは豪快に笑いながら言った
「何じゃ、随分とトントン拍子で仲間になったものじゃのう」
「ししし!!おれソラが気に入ったぞ!!」
「そうかそうか!……じゃがルフィ君、ソラ君はまだ子供じゃ。お前さんの船に乗せるとなると、些か不安じゃが……」
「大丈夫だ!!ソラは必ずおれが護るからよ!!」
なっ!!と言って笑顔を向けるルフィに、ソラは大きく頷いた
そんな二人を見て、これ以上何か言っても聞かないかと感じたジンベエは、やれやれといった様子で息を吐いた
すると突然ルフィが身体をふらつかせ、その場に尻もちをついてしまう
ドサッ…!!
「あ、あれ…?何だ?」
『ルフィ?どうしたの?』
「な、なんか急に足が……!!」
「……当たり前じゃ。お前さん、どれだけの傷を負ってると思っとる」
さっきまで散々暴れてたんじゃからのう……と言いつつ、ジンベエはルフィを背負った
「そろそろ湾岸に戻るとしよう。ソラ君、お前さんもついて来い」
『うん、分かった!』
ジンベエの言葉に従い、ソラはジンベエ達と一緒に歩いて行った
───────
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『ううん、気にしないで!当たり前の事をしたまでだからさ』
あれから立ち直ったルフィは、笑顔でソラにお礼を言った
そんなルフィに対し、ソラも自身の胸をトントンと叩いて得意気にしている
そんな二人の様子を、大柄の男は微笑ましげに眺めていた
「そういやお前、名前は何て言うんだ?おれはルフィ!」
『僕はソラだよ、よろしくルフィ!そっちの大きい子は?』
「おお、わしはジンベエじゃ。……ところで、ソラ君」
『ん?何?』
軽い自己紹介を終えて、ジンベエはどこか真剣な表情でソラを見据えた
「お前さん、一体どこから来たんじゃ?ここは女ヶ島“アマゾン・リリー”、子供一人で来られるような場所ではない」
『んー……それがさ、僕にも分からないんだよね』
「分からない?どういう事じゃ」
『“原罪”から還って来て、気付いたらここにいたんだ』
「“原罪”……?」
ソラの言葉に、疑問符を浮かべる二人
ソラは鬱蒼と生い茂った木々を眺めながら、淡々とした口調で言った
『そっか、ここはやっぱり“草原”でも“雨林”でもないんだね』
「……そうじゃな、少なくともそういった場所ではない」
『うーん、困ったなぁ…そうなると僕、帰り方が分からないよ』
どうしたものか…と頭を悩ませているソラの横で、ルフィはあっけらかんとした声で言った
「何だソラ、お前家に帰れねぇのか?」
『んー家って言うか……まあ、そうだね。“アマゾン・リリー”なんて聞いた事ないし』
「そうか!それならよ!」
ソラとジンベエの会話をやっと理解したのか、ルフィはソラにパッと明るい笑顔を向けた
「おれと一緒に来いよ!!」
「!」
『? ……一緒に?』
ルフィの言葉の意図が読み取れず、首を傾げるソラ
そんなソラに、ルフィはどこか期待のこもった声で言う
「おれと“友達になる”って言ってくれただろ?だからソラはもう、おれの“仲間”だ!!」
『!』
「だから一緒に、おれと海賊やろう!!」
『カイゾク……?って何?』
「なにィ!?海賊を知らねぇのか!!?」
『うん』
素直に頷くソラを見て、ルフィはテンションが上がったまま力強く言った
「自由に海を冒険する!!それが海賊だ!!」
『海を冒険?』
「おう!!船に乗って色んな島に行くんだ!!」
『へぇ~それは楽しそうだね!僕も行ってみたい!』
お面越しにキラキラと瞳を輝かせて、ソラは勢い良く立ち上がる
『僕も連れてってよ!その航海に!!』
「いいのか!?やったァ~~~!!!新しい仲間だァ!!!」
すんなりと仲間に入ったソラを、嬉しさの余り抱き締めて喜ぶルフィ
そんな二人を見て、ジンベエは豪快に笑いながら言った
「何じゃ、随分とトントン拍子で仲間になったものじゃのう」
「ししし!!おれソラが気に入ったぞ!!」
「そうかそうか!……じゃがルフィ君、ソラ君はまだ子供じゃ。お前さんの船に乗せるとなると、些か不安じゃが……」
「大丈夫だ!!ソラは必ずおれが護るからよ!!」
なっ!!と言って笑顔を向けるルフィに、ソラは大きく頷いた
そんな二人を見て、これ以上何か言っても聞かないかと感じたジンベエは、やれやれといった様子で息を吐いた
すると突然ルフィが身体をふらつかせ、その場に尻もちをついてしまう
ドサッ…!!
「あ、あれ…?何だ?」
『ルフィ?どうしたの?』
「な、なんか急に足が……!!」
「……当たり前じゃ。お前さん、どれだけの傷を負ってると思っとる」
さっきまで散々暴れてたんじゃからのう……と言いつつ、ジンベエはルフィを背負った
「そろそろ湾岸に戻るとしよう。ソラ君、お前さんもついて来い」
『うん、分かった!』
ジンベエの言葉に従い、ソラはジンベエ達と一緒に歩いて行った
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