6話
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ギョンコルド広場 外周
「“麦わらのルフィ”は人間で海賊だけど、味方だよね!!」
「しらほし姫が“麦わら”に助けを求めたぞ…!!」
「ジンベエ親分と一緒にこの国を助けに来てくれたんだァ~~!!!」
「“麦わら”~~!!!」
突然のソラ達の登場に、大歓声を上げる魚人島の住民達
そんな中、新魚人海賊団の幹部であるゼオが低い声で笑った
「フフフ……ずいぶんな人気じゃあないか……王を一旦奪い返せたくらいで図にのるな!!!人間のォ…!!!海賊風情がァ!!!!」
両腕を大きく広げ、高らかにそう言うゼオ
だが、当のソラ達はというと──
「人魚姫さん、なんと麗シ~~♡ヨホホホ♡すみません、パンツ見せて貰ってもよろ……」
「こんな時にまで何言ってんのよあんたは!!」
「ナミさーん!おれがあのバカ共助けてやったんだよ!!ホレた??♡」
『ゾロ達もみんな無事でよかったぁ~!ね!』
「そりゃこっちの台詞だっての…“光”が無いと動けなくなるって、先に言っとけよな…」
「そうだぞソラ!!途中で逸れちまうし、俺達がどれだけ心配したか…!!」
「さっきのクジラさんはなあに?」
「途中で見つけて船引いて貰ったんだ」
「新兵器2台あるんだ!乗りたい人~~!!」
「え~!?新兵器~~!!?」
全く聞く耳を持たず、ワイワイと騒いでいた
「無視された!!!」
「わざと小さな声で言ったからな!!」
同じく新魚人海賊団の幹部であるダルマの言葉に、ゼオは負け惜しみで返すのだった
「“よわほし”の奴、危ねェぞ」
「捕まった事自体、計画外じゃ…一人逃がすのもな」
『しらほし~!書状渡しておくね!』
「ありがとうございます皆様…!!……これはお母様が残して下さった魚人島の希望…!!……え?ルフィ様…今わたくしの事……」
ソラのその小さな手から書状を両手で受け取り、しらほしは瞳に涙を浮かべた
すると先程言ったルフィの言葉が引っ掛かったのか、不思議そうに視線を向ける
「今まで、わたくしの事“よわむし”と……」
「ああ、くわしくは知らねェけどお前思った程弱虫じゃなかった」
「え……」
「その通りじゃ、しらほし姫……辛かったのう、何年も…!!」
励ますように言うジンベエに、しらほしは顔を俯かせた
「申し訳ございません、わたくしが勝手に真実を胸の内に隠していたばかりに……」
「ええんじゃ、お前さんはそのままでええ!!」
憎しみを受け継がん
これこそが、偉人達の願い
「お前さんに息づいたその小さな“芽”がいつしか島中に広がり、皆が同じ様に考えられる日が来れば、その時はもう争いも消え、魚人と人間のしがらみなどなくなる事じゃろう…」
「………」
耐え忍んだお前さんの数年間を、否定する為じゃない
たった一人で、くる日もくる日も懸命に守り続けたその小さな“芽”を
「今度は、わしらに守らせてくれ!!!」
「……!! はいっ…!!ありがとうございます……え~~~~ん!!」
「よわむしじゃねェけど、泣きむしだな」
『そこがしらほしの“良いところ”だよ』
ポロポロと涙を流し、泣きじゃくるしらほし
そんなしらほしに対し、黙って話を聞いていたソラとルフィはお互い顔を合わせて笑い合った
するとその時、大きな破壊音と共に誰かの怒鳴り声が響き渡った
「“麦わらのルフィ”は人間で海賊だけど、味方だよね!!」
「しらほし姫が“麦わら”に助けを求めたぞ…!!」
「ジンベエ親分と一緒にこの国を助けに来てくれたんだァ~~!!!」
「“麦わら”~~!!!」
突然のソラ達の登場に、大歓声を上げる魚人島の住民達
そんな中、新魚人海賊団の幹部であるゼオが低い声で笑った
「フフフ……ずいぶんな人気じゃあないか……王を一旦奪い返せたくらいで図にのるな!!!人間のォ…!!!海賊風情がァ!!!!」
両腕を大きく広げ、高らかにそう言うゼオ
だが、当のソラ達はというと──
「人魚姫さん、なんと麗シ~~♡ヨホホホ♡すみません、パンツ見せて貰ってもよろ……」
「こんな時にまで何言ってんのよあんたは!!」
「ナミさーん!おれがあのバカ共助けてやったんだよ!!ホレた??♡」
『ゾロ達もみんな無事でよかったぁ~!ね!』
「そりゃこっちの台詞だっての…“光”が無いと動けなくなるって、先に言っとけよな…」
「そうだぞソラ!!途中で逸れちまうし、俺達がどれだけ心配したか…!!」
「さっきのクジラさんはなあに?」
「途中で見つけて船引いて貰ったんだ」
「新兵器2台あるんだ!乗りたい人~~!!」
「え~!?新兵器~~!!?」
全く聞く耳を持たず、ワイワイと騒いでいた
「無視された!!!」
「わざと小さな声で言ったからな!!」
同じく新魚人海賊団の幹部であるダルマの言葉に、ゼオは負け惜しみで返すのだった
「“よわほし”の奴、危ねェぞ」
「捕まった事自体、計画外じゃ…一人逃がすのもな」
『しらほし~!書状渡しておくね!』
「ありがとうございます皆様…!!……これはお母様が残して下さった魚人島の希望…!!……え?ルフィ様…今わたくしの事……」
ソラのその小さな手から書状を両手で受け取り、しらほしは瞳に涙を浮かべた
すると先程言ったルフィの言葉が引っ掛かったのか、不思議そうに視線を向ける
「今まで、わたくしの事“よわむし”と……」
「ああ、くわしくは知らねェけどお前思った程弱虫じゃなかった」
「え……」
「その通りじゃ、しらほし姫……辛かったのう、何年も…!!」
励ますように言うジンベエに、しらほしは顔を俯かせた
「申し訳ございません、わたくしが勝手に真実を胸の内に隠していたばかりに……」
「ええんじゃ、お前さんはそのままでええ!!」
憎しみを受け継がん
これこそが、偉人達の願い
「お前さんに息づいたその小さな“芽”がいつしか島中に広がり、皆が同じ様に考えられる日が来れば、その時はもう争いも消え、魚人と人間のしがらみなどなくなる事じゃろう…」
「………」
耐え忍んだお前さんの数年間を、否定する為じゃない
たった一人で、くる日もくる日も懸命に守り続けたその小さな“芽”を
「今度は、わしらに守らせてくれ!!!」
「……!! はいっ…!!ありがとうございます……え~~~~ん!!」
「よわむしじゃねェけど、泣きむしだな」
『そこがしらほしの“良いところ”だよ』
ポロポロと涙を流し、泣きじゃくるしらほし
そんなしらほしに対し、黙って話を聞いていたソラとルフィはお互い顔を合わせて笑い合った
するとその時、大きな破壊音と共に誰かの怒鳴り声が響き渡った