6話
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数時間前 “海の森”
「どけよ!!おれはあいつらをぶっ飛ばしに行くんだ!!」
「待てと言うとろうが!!話を最後まで聞けい!!!」
ルフィとジンベエが未だ言い争いをしている中、ジンベエは改めてルフィとソラを見据えて言った
「ルフィ!ソラ!わしとお前達の関係は何じゃ!?」
「『友達!!』」
「そうとも!この造作もない関係を築けず、魚人族と人間は長年往生しとる!!」
「『!』」
「“ホーディと戦うな”と伝言したのは、闇雲に戦うなという意味じゃ!!つっ走るな!!」
やるのなら、ホーディをブチのめす凶暴な人間にならず…!!
「この島のヒーローになってくれ!!!」
「『!!』」
ヒーローになってくれ
真剣な表情でそう言うジンベエに、ルフィは眉間に皺を寄せながら声を上げた
「ヒーロー!?いやだ!!!」
「何を!!?」
「おれ達は海賊だぞ、ヒーローは大好きだけどなるのはイヤだ!!お前ヒーローって何だかわかってんのか!?」
「?」
例えば肉があるだろ!!
海賊は肉で宴をやるけど、ヒーローは肉を人に分け与える奴の事だ!!
「おれは肉を食いてェ!!!」
『そういう基準なんだね』
「じゃあ肉は食わせてやるから言う通りにせい!!」
「わかった!!」
『解決したなぁ…』
相変わらずなルフィの横で、ソラは淡々とツッコミを入れていた
……まあ、ルフィらしいっちゃらしいけど
「簡潔に言えば……わしがお前さんに助けを求める…それを助けてくれたらええ」
まず、わしとメガロがあいつらにわざと捕まり広場へ侵入する!!
「その間メガロの“腹の中から”こっそり抜け出し、敵の持つ“天竜人の書状”“国王の錠の鍵”、これらを盗み出すんじゃ!!」
そう言いつつ、後方にいる大きなサメ─メガロを親指で指差す
“腹の中から”というジンベエの発言に、メガロはどこか驚いた表情をしていた
「できる者はおるか?」
「盗みは任せて!私と…」
『僕もやる~!』
「む…ソラもか、ちと危険かと思うが……」
両手を挙げて楽し気にぴょんぴょん跳ねるソラを見て、ジンベエは顎に手を添えて考える様に首を捻らせる
だがソラは、そんなジンベエに優しく笑いかけた
『大丈夫!“友達”である君の願い、僕にも叶えさせてよ!』
「! ……ふっ、頼もしい限りじゃ」
晴れやかにそう言うソラの頭を、優しく微笑みながら撫でるジンベエ
それを見ながら、ナミは安心させる様に言った
「私もいるし、ソラの事は心配しないで!あとは…ロビンもいればできそう」
「ええ」
「よし…王を解放できたら、わしがルフィ君に助けを乞う。メガロの“腹の中から”ルフィ君が堂々と現れれば、わしら全員共謀者である事が皆にわかる」
姫様は広場の外、八方安全な場所に待機しており、“書状”を受け取り解放した王達と共に逃げてくれ
一方それ以外の者達は、今すぐ竜宮城へ急ぎ仲間救出
全員揃ったら広場へ急行してくれ
「竜宮城の仲間救出の方法についてじゃが…何とかしてくれ」
「雑か!!!こっちの作戦!!!」
途端に雑になったジンベエの作戦に、堪らずサンジは怒鳴り声を上げた
「こんな事が起きれば国民 はどう思う、お前達」
「ニュ~、ジンベエさんは“魚人島民”も“魚人街”の連中も皆一目置く存在」
「うん、親分が国王様を助ける為にルフィちん達に命を預けたとわかったら、みんなルフィちん達の事応援するよ!」
「………」
ハチやケイミーの言葉を聞き、ルフィはやはりどこか不服そうにしていた
「……ソラも言ってたけど、お前の頼みだからやるんだぞジンベエ!!応援なんかされたら、こっちは調子狂うんだ!!」
「そんな事そうそうないもんね…」
『そうなの?僕は応援されたら嬉しいけどなぁ~』
「おれもだ!!人魚ちゃん達に応援されたら、悪魔の王でも倒してみせるぜ!!」
ビシッとジンベエを指差しながら言うルフィに、苦笑いを浮かべるナミ
どこかのんびりとした口調で笑うソラの横で、サンジは高らかにガッツポーズをしながら意気込んでいる
そんな面々を見ながら、ジンベエは真剣な表情のまま言った
「すまんな!!……むう…」
『? どうしたの?ジンベエ』
「作戦名を……」
「いらねェよ!!急ぐぞ!!」
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「どけよ!!おれはあいつらをぶっ飛ばしに行くんだ!!」
「待てと言うとろうが!!話を最後まで聞けい!!!」
ルフィとジンベエが未だ言い争いをしている中、ジンベエは改めてルフィとソラを見据えて言った
「ルフィ!ソラ!わしとお前達の関係は何じゃ!?」
「『友達!!』」
「そうとも!この造作もない関係を築けず、魚人族と人間は長年往生しとる!!」
「『!』」
「“ホーディと戦うな”と伝言したのは、闇雲に戦うなという意味じゃ!!つっ走るな!!」
やるのなら、ホーディをブチのめす凶暴な人間にならず…!!
「この島のヒーローになってくれ!!!」
「『!!』」
ヒーローになってくれ
真剣な表情でそう言うジンベエに、ルフィは眉間に皺を寄せながら声を上げた
「ヒーロー!?いやだ!!!」
「何を!!?」
「おれ達は海賊だぞ、ヒーローは大好きだけどなるのはイヤだ!!お前ヒーローって何だかわかってんのか!?」
「?」
例えば肉があるだろ!!
海賊は肉で宴をやるけど、ヒーローは肉を人に分け与える奴の事だ!!
「おれは肉を食いてェ!!!」
『そういう基準なんだね』
「じゃあ肉は食わせてやるから言う通りにせい!!」
「わかった!!」
『解決したなぁ…』
相変わらずなルフィの横で、ソラは淡々とツッコミを入れていた
……まあ、ルフィらしいっちゃらしいけど
「簡潔に言えば……わしがお前さんに助けを求める…それを助けてくれたらええ」
まず、わしとメガロがあいつらにわざと捕まり広場へ侵入する!!
「その間メガロの“腹の中から”こっそり抜け出し、敵の持つ“天竜人の書状”“国王の錠の鍵”、これらを盗み出すんじゃ!!」
そう言いつつ、後方にいる大きなサメ─メガロを親指で指差す
“腹の中から”というジンベエの発言に、メガロはどこか驚いた表情をしていた
「できる者はおるか?」
「盗みは任せて!私と…」
『僕もやる~!』
「む…ソラもか、ちと危険かと思うが……」
両手を挙げて楽し気にぴょんぴょん跳ねるソラを見て、ジンベエは顎に手を添えて考える様に首を捻らせる
だがソラは、そんなジンベエに優しく笑いかけた
『大丈夫!“友達”である君の願い、僕にも叶えさせてよ!』
「! ……ふっ、頼もしい限りじゃ」
晴れやかにそう言うソラの頭を、優しく微笑みながら撫でるジンベエ
それを見ながら、ナミは安心させる様に言った
「私もいるし、ソラの事は心配しないで!あとは…ロビンもいればできそう」
「ええ」
「よし…王を解放できたら、わしがルフィ君に助けを乞う。メガロの“腹の中から”ルフィ君が堂々と現れれば、わしら全員共謀者である事が皆にわかる」
姫様は広場の外、八方安全な場所に待機しており、“書状”を受け取り解放した王達と共に逃げてくれ
一方それ以外の者達は、今すぐ竜宮城へ急ぎ仲間救出
全員揃ったら広場へ急行してくれ
「竜宮城の仲間救出の方法についてじゃが…何とかしてくれ」
「雑か!!!こっちの作戦!!!」
途端に雑になったジンベエの作戦に、堪らずサンジは怒鳴り声を上げた
「こんな事が起きれば
「ニュ~、ジンベエさんは“魚人島民”も“魚人街”の連中も皆一目置く存在」
「うん、親分が国王様を助ける為にルフィちん達に命を預けたとわかったら、みんなルフィちん達の事応援するよ!」
「………」
ハチやケイミーの言葉を聞き、ルフィはやはりどこか不服そうにしていた
「……ソラも言ってたけど、お前の頼みだからやるんだぞジンベエ!!応援なんかされたら、こっちは調子狂うんだ!!」
「そんな事そうそうないもんね…」
『そうなの?僕は応援されたら嬉しいけどなぁ~』
「おれもだ!!人魚ちゃん達に応援されたら、悪魔の王でも倒してみせるぜ!!」
ビシッとジンベエを指差しながら言うルフィに、苦笑いを浮かべるナミ
どこかのんびりとした口調で笑うソラの横で、サンジは高らかにガッツポーズをしながら意気込んでいる
そんな面々を見ながら、ジンベエは真剣な表情のまま言った
「すまんな!!……むう…」
『? どうしたの?ジンベエ』
「作戦名を……」
「いらねェよ!!急ぐぞ!!」
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