5話
夢小説設定
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ヒョイッ
『え?』
ドゴォンッ!!
「「!!!!」」
ソラに拳が当たると思われた、その瞬間
突如地面から大きな腕が生え、ソラを軽々と持ち上げてそれを回避させた
そのお陰でソラは怪我をせずに済んだのだが、ルフィとジンベエ、ついでにサンジは咄嗟に止まる事は出来ずに、そのままお互いの拳や身体がクリーンヒットした
凄まじい力で見事に顔面を殴られたルフィ達は、仰け反る形で地面に倒れ込む
『わああ!?大丈夫みんな!!?』
「「………!!」」
「こ、この腕って…!!」
「フフ…事情はわからないけど、味方なんでしょ?ケンカはダメよ、ソラが悲しむわ」
「あ!!やっぱりロビンだったのか!!でも何で森の中から!?」
鼻血やら吐血やらを垂らすルフィ達を見て、慌てた様子で叫ぶソラ
事の様子を伺っていたチョッパーは、森から歩いて来たロビンを見て驚きの声を上げた
ロビンはというと、自身の能力で生やした腕を解きながら口元に微笑みを浮かべている
そんな中、チョッパーと同じ様に様子を見ていたナミは、ソラを見ながら口元を手で覆い、震えた声で言った
「ソラ…!!ああ…よかった…!!もう!!あんた今までどこにいたのよ!!心配したんだから!!!」
「そっ、そうだぞ!!“深海”で動かなくなった時から、おれ達もう気が気じゃなかったんだからな!!!」
『えっ、あ、ああ…ごめんねみんな。僕、さっきまであの森の奥で……』
瞳に涙を溜めながら怒るナミとチョッパーに、ソラは申し訳なさそうにしながら“海の森”の奥地の方を指差して事の経緯を説明しようとした
だがそれよりも先に、倒れていたルフィが勢い良くガバリと起き上がり、ソラの身体を力強く抱きしめた
「『!!』」
ぎゅうっと抱きしめるその腕が、震えている気がした
「………!! ………ごめん…ッ!!!」
『……!』
喉から絞り出した様なその声に、はたりと動きを止めるソラ
ルフィはどこか苦し気に、ポツポツと話し出す
「ごめんな、ソラ…!!おれ…ちゃんと分かってたはずなのに…!!!“光”が無きゃ…動けなくなるって……!!!」
『……ううん、ルフィは悪くないよ。僕が、ちょっと油断しちゃっただけだからさ』
肩に埋められたルフィの頭を、ソラは優しく撫でる
『でも、そうだよね…動けなくなるのを見たのは、あれが初めてだもんね。驚かせちゃってごめんね』
「………ッ…!!」
子供をあやす様に声を掛けるソラ
それはまるで、いつもと立場が逆転しているかの様だった
そんな様子を見ていたジンベエは、小さく溜息を吐いて言った
「何じゃ、ルフィ…早速ソラを危険な目に遭わせおったのか?」
「!! ち、違ェよ!!!あの時は…!!おれが近くにいてやれなかったし…!!!」
「ほう、言い訳か?2年前の“約束”を、よもや忘れた訳ではあるまいな?」
「忘れる訳ねェだろ!!ソラはおれが絶対護る!!!もう二度とあんな目には…!!!」
『まあまあ、僕は大丈夫だから!“光”さえあればすぐに元に戻れるの、2人は知ってるでしょ?』
せっかくジンベエとは久々に会えたのに、喧嘩ばかりじゃつまらないよ!
そう言って腕を組みそっぽを向くソラは、いつもの子供っぽいソラに戻っていて
それを見たルフィやジンベエ、他の面々も、安堵したように笑みを浮かべるのだった
『え?』
ドゴォンッ!!
「「!!!!」」
ソラに拳が当たると思われた、その瞬間
突如地面から大きな腕が生え、ソラを軽々と持ち上げてそれを回避させた
そのお陰でソラは怪我をせずに済んだのだが、ルフィとジンベエ、ついでにサンジは咄嗟に止まる事は出来ずに、そのままお互いの拳や身体がクリーンヒットした
凄まじい力で見事に顔面を殴られたルフィ達は、仰け反る形で地面に倒れ込む
『わああ!?大丈夫みんな!!?』
「「………!!」」
「こ、この腕って…!!」
「フフ…事情はわからないけど、味方なんでしょ?ケンカはダメよ、ソラが悲しむわ」
「あ!!やっぱりロビンだったのか!!でも何で森の中から!?」
鼻血やら吐血やらを垂らすルフィ達を見て、慌てた様子で叫ぶソラ
事の様子を伺っていたチョッパーは、森から歩いて来たロビンを見て驚きの声を上げた
ロビンはというと、自身の能力で生やした腕を解きながら口元に微笑みを浮かべている
そんな中、チョッパーと同じ様に様子を見ていたナミは、ソラを見ながら口元を手で覆い、震えた声で言った
「ソラ…!!ああ…よかった…!!もう!!あんた今までどこにいたのよ!!心配したんだから!!!」
「そっ、そうだぞ!!“深海”で動かなくなった時から、おれ達もう気が気じゃなかったんだからな!!!」
『えっ、あ、ああ…ごめんねみんな。僕、さっきまであの森の奥で……』
瞳に涙を溜めながら怒るナミとチョッパーに、ソラは申し訳なさそうにしながら“海の森”の奥地の方を指差して事の経緯を説明しようとした
だがそれよりも先に、倒れていたルフィが勢い良くガバリと起き上がり、ソラの身体を力強く抱きしめた
「『!!』」
ぎゅうっと抱きしめるその腕が、震えている気がした
「………!! ………ごめん…ッ!!!」
『……!』
喉から絞り出した様なその声に、はたりと動きを止めるソラ
ルフィはどこか苦し気に、ポツポツと話し出す
「ごめんな、ソラ…!!おれ…ちゃんと分かってたはずなのに…!!!“光”が無きゃ…動けなくなるって……!!!」
『……ううん、ルフィは悪くないよ。僕が、ちょっと油断しちゃっただけだからさ』
肩に埋められたルフィの頭を、ソラは優しく撫でる
『でも、そうだよね…動けなくなるのを見たのは、あれが初めてだもんね。驚かせちゃってごめんね』
「………ッ…!!」
子供をあやす様に声を掛けるソラ
それはまるで、いつもと立場が逆転しているかの様だった
そんな様子を見ていたジンベエは、小さく溜息を吐いて言った
「何じゃ、ルフィ…早速ソラを危険な目に遭わせおったのか?」
「!! ち、違ェよ!!!あの時は…!!おれが近くにいてやれなかったし…!!!」
「ほう、言い訳か?2年前の“約束”を、よもや忘れた訳ではあるまいな?」
「忘れる訳ねェだろ!!ソラはおれが絶対護る!!!もう二度とあんな目には…!!!」
『まあまあ、僕は大丈夫だから!“光”さえあればすぐに元に戻れるの、2人は知ってるでしょ?』
せっかくジンベエとは久々に会えたのに、喧嘩ばかりじゃつまらないよ!
そう言って腕を組みそっぽを向くソラは、いつもの子供っぽいソラに戻っていて
それを見たルフィやジンベエ、他の面々も、安堵したように笑みを浮かべるのだった