5話
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「! あれは……」
『ん?どうしたの?……わぁ!すごい!』
その正体は、色とりどりの綺麗な魚達だった
大きな魚から小さな魚まで、多くの種類の魚が群れを成してこちらへ近付いてくる
ロビンは咄嗟に身構えたが、それも杞憂に終わった
『わっわっ…!あっはは!何なに、くすぐったいよ~!』
なんとあろう事か、魚達はどこか楽し気に、嬉し気に、ソラの周りを取り囲みだしたのだ
ソラの腕や顔を、人懐っこく口で突いている魚もいる
よく見ると、それぞれの魚の身体をシャボンが包んでいた
それのお陰で、この“海の森”でも自由に泳げているのだろう
「……まさか、この魚達が…」
『! そっか!君達が僕をここに運んで来てくれたんだね!』
ソラのその言葉に、魚達は頷く様な動作をする
そんな光景を目の当たりにしたロビンは、一筋の冷や汗を垂らした
「(……こんなにも多くの魚が…いったい何故…?)」
“海の森”の奥地は、他と比べるとそれは穏やかで、美しい光が差し込む空間
周りの喧騒等も聞こえはしない、まさに癒しとも取れる場所
“歴史の本文”もあるのだから尚更だ
「(そんな場所へ、わざわざ運んで来たというの…?ソラを救う為に?)」
“ありがとう!”と笑顔でお礼を言うソラの周りを、優雅に漂う魚達
その様はあまりに浮世離れしており、ロビンは不思議と目を逸らす事が出来なかった
……“美しい”と、そう思った
「(……ソラ…あなたは、本当に……)」
天から来た、“使命の子”なのね
『君達のお陰でロビンにも会えたよ、本当にありがとう!またね~!!』
“海の森”の外へと帰って行く魚達に対し、綺麗な光を飛ばしながら両手で大きく手を振るソラ
そんなソラの背中を見ながら、ロビンはどこか呆気に取られているのだった
───────
─────
───
この場所から少し進んだ先に、サニー号や他の仲間達がいるとロビンから聞いたソラは、それなら早く合流しようと提案した
ロビンもその提案に乗り、二人は“歴史の本文”に別れを告げて森の中を進んで行く
ここは深海1万mの位置にある筈なのに、普通に森があったり光が差していたり、全く不思議なものだ
そんな事を考えつつ歩いていると、どこか聞き覚えのある声が耳に飛び込んできた
「修行の成果はこんなモノか!!?」
「『!』」
鬼気迫るようなその声に、ソラとロビンは前方を見据える
森を抜けたその先にいたのは、今にもお互い殴りかからんとする、ルフィとジンベエの姿だった
それを見たソラは、咄嗟にその場から飛び立ち、素早い動きで二人の間に立ちはだかった
『何してんの2人とも!!喧嘩は駄目だよ!!』
「!!? え!!?ソラ!!!?」
「ソラじゃと!!?そこをどかんか!!!」
「ソラ!!!」
「くそっ…!!洒落にならねェぞ!!」
急に現れたソラの存在に驚くルフィ達
だが、もう振りかぶった拳を止める事は出来ない
ルフィとジンベエの拳がソラに当たりそうになり、近くにいたサンジはソラを助けようとすぐさま走り出した
ソラに手を伸ばすサンジ
迫り来るルフィとジンベエの拳
まさに絶体絶命といった、その時
『ん?どうしたの?……わぁ!すごい!』
その正体は、色とりどりの綺麗な魚達だった
大きな魚から小さな魚まで、多くの種類の魚が群れを成してこちらへ近付いてくる
ロビンは咄嗟に身構えたが、それも杞憂に終わった
『わっわっ…!あっはは!何なに、くすぐったいよ~!』
なんとあろう事か、魚達はどこか楽し気に、嬉し気に、ソラの周りを取り囲みだしたのだ
ソラの腕や顔を、人懐っこく口で突いている魚もいる
よく見ると、それぞれの魚の身体をシャボンが包んでいた
それのお陰で、この“海の森”でも自由に泳げているのだろう
「……まさか、この魚達が…」
『! そっか!君達が僕をここに運んで来てくれたんだね!』
ソラのその言葉に、魚達は頷く様な動作をする
そんな光景を目の当たりにしたロビンは、一筋の冷や汗を垂らした
「(……こんなにも多くの魚が…いったい何故…?)」
“海の森”の奥地は、他と比べるとそれは穏やかで、美しい光が差し込む空間
周りの喧騒等も聞こえはしない、まさに癒しとも取れる場所
“歴史の本文”もあるのだから尚更だ
「(そんな場所へ、わざわざ運んで来たというの…?ソラを救う為に?)」
“ありがとう!”と笑顔でお礼を言うソラの周りを、優雅に漂う魚達
その様はあまりに浮世離れしており、ロビンは不思議と目を逸らす事が出来なかった
……“美しい”と、そう思った
「(……ソラ…あなたは、本当に……)」
天から来た、“使命の子”なのね
『君達のお陰でロビンにも会えたよ、本当にありがとう!またね~!!』
“海の森”の外へと帰って行く魚達に対し、綺麗な光を飛ばしながら両手で大きく手を振るソラ
そんなソラの背中を見ながら、ロビンはどこか呆気に取られているのだった
───────
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この場所から少し進んだ先に、サニー号や他の仲間達がいるとロビンから聞いたソラは、それなら早く合流しようと提案した
ロビンもその提案に乗り、二人は“歴史の本文”に別れを告げて森の中を進んで行く
ここは深海1万mの位置にある筈なのに、普通に森があったり光が差していたり、全く不思議なものだ
そんな事を考えつつ歩いていると、どこか聞き覚えのある声が耳に飛び込んできた
「修行の成果はこんなモノか!!?」
「『!』」
鬼気迫るようなその声に、ソラとロビンは前方を見据える
森を抜けたその先にいたのは、今にもお互い殴りかからんとする、ルフィとジンベエの姿だった
それを見たソラは、咄嗟にその場から飛び立ち、素早い動きで二人の間に立ちはだかった
『何してんの2人とも!!喧嘩は駄目だよ!!』
「!!? え!!?ソラ!!!?」
「ソラじゃと!!?そこをどかんか!!!」
「ソラ!!!」
「くそっ…!!洒落にならねェぞ!!」
急に現れたソラの存在に驚くルフィ達
だが、もう振りかぶった拳を止める事は出来ない
ルフィとジンベエの拳がソラに当たりそうになり、近くにいたサンジはソラを助けようとすぐさま走り出した
ソラに手を伸ばすサンジ
迫り来るルフィとジンベエの拳
まさに絶体絶命といった、その時