4話
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「“赤い土の大陸 ”は、言ってみれば地続きの島の集合体…“夏島”の土地もあれば“冬島”の土地もある。今まっすぐ向かってるのは勿論、“極寒の冬島”の気候帯」
そこには、海流が大きく下へ流れ落ちる為の“もう一つ”の条件が揃っている
「え?いったい何だ、そのもう一つの条件とは??はたして??」
「……またテキトーに首つっ込んで…本当に聞きたいの?海の“塩分濃度”の話」
顎に手を添えながら首を傾げるルフィに、ナミは呆れた溜息を吐く
ナミの問いに対し、ルフィは船の柵に肘をついて海中を眺めているゾロの横へ行き、同じ様に海中を眺めながらしみじみと言った
「……昔よく遊んだよな…“エンブンノード”で」
「おれはいつか欲しいと思ってる…“炎分ソード”」
「そっちいなさい!!」
相変わらずな二人に怒鳴るナミだったが、そんなナミの前でソラとウソップとチョッパーは興味津々に片手を挙げた
「塩分濃度が何だって!?おれ達には教えてくれ、海の神秘について!!」
『うんうん!聞きたい聞きたい!』
「へー熱心なのね~…つまり、大きな“下降流”の必要条件というのは“冷たくて重い水”なの!極寒の地には“海氷”があって、その氷ができる時塩分は……」
催促されて得意気に続きを話そうとするナミだったが、それを聞いた瞬間ウソップとチョッパーはルフィと同じ様に柵へ移動しお茶を啜りながら言った
「「不思議な海流があるってわけだな!!」」
「だから最初から黙って乗ってりゃいいのよ!!!」
穏やかな表情で言うルフィとゾロ、ウソップ、チョッパーに、“バカ!!”と怒鳴るナミ
そんなナミの隣で、ソラは片手で自身の頬を軽くポンポン叩きながら考える素振りを見せた
『ん~、“海氷”として海の水が氷るおかげで海中の塩分濃度が高まって、“冷たくて重い水”が出来るってこと?』
「! え、ええそうよ!“海氷”はほぼ“淡水”で出来てるから、それが形成される時に高塩分で高密度な水…すなわち“冷たくて重い水”が出来るってわけなの」
『なるほど~すごいなぁ!ナミは海のこと、何でも知ってるんだね!』
関心した様に満面の笑みで称賛するソラに対し、ナミは“うっ…!”っと瞳を潤ませながらソラを抱きしめた
「はぁ~~本当、ソラはいい子ね…こういう話を真面目に聞いてくれるのはあんただけよ…!!」
『えぇ~?へへっ、色んな話を聞くのって楽しいよ?』
「ありがとうソラ…あのバカ共にあんたの爪の垢を煎じて飲ませたいぐらいだわ…!!」
感極まってソラの頭を撫でまくるナミと、それを嬉しそうに受け入れるソラ
そんな二人に、船首の方にいたロビンが声を掛けた
「ナミ!ソラ!どうやら見えて来たわ」
『!』
「ホント!?」
「おっ!!どこだどこだ不思議海流!!上から下に流れる海流どんなだ??」
ロビンの声に、他の面々もぞろぞろと船首の方へ向かう
そして目の前の光景を見て、それぞれが驚きの声を上げた
「おおあれか!!す~~げ~~っ!!!」
「やりおるな!!大自然!!」
「何だ?ありゃ……」
『わぁ~!大きいねぇ~!!』
「……あれが、“下降流プルーム”」
「これじゃまるで、海中の……」
そこには、海流が大きく下へ流れ落ちる為の“もう一つ”の条件が揃っている
「え?いったい何だ、そのもう一つの条件とは??はたして??」
「……またテキトーに首つっ込んで…本当に聞きたいの?海の“塩分濃度”の話」
顎に手を添えながら首を傾げるルフィに、ナミは呆れた溜息を吐く
ナミの問いに対し、ルフィは船の柵に肘をついて海中を眺めているゾロの横へ行き、同じ様に海中を眺めながらしみじみと言った
「……昔よく遊んだよな…“エンブンノード”で」
「おれはいつか欲しいと思ってる…“炎分ソード”」
「そっちいなさい!!」
相変わらずな二人に怒鳴るナミだったが、そんなナミの前でソラとウソップとチョッパーは興味津々に片手を挙げた
「塩分濃度が何だって!?おれ達には教えてくれ、海の神秘について!!」
『うんうん!聞きたい聞きたい!』
「へー熱心なのね~…つまり、大きな“下降流”の必要条件というのは“冷たくて重い水”なの!極寒の地には“海氷”があって、その氷ができる時塩分は……」
催促されて得意気に続きを話そうとするナミだったが、それを聞いた瞬間ウソップとチョッパーはルフィと同じ様に柵へ移動しお茶を啜りながら言った
「「不思議な海流があるってわけだな!!」」
「だから最初から黙って乗ってりゃいいのよ!!!」
穏やかな表情で言うルフィとゾロ、ウソップ、チョッパーに、“バカ!!”と怒鳴るナミ
そんなナミの隣で、ソラは片手で自身の頬を軽くポンポン叩きながら考える素振りを見せた
『ん~、“海氷”として海の水が氷るおかげで海中の塩分濃度が高まって、“冷たくて重い水”が出来るってこと?』
「! え、ええそうよ!“海氷”はほぼ“淡水”で出来てるから、それが形成される時に高塩分で高密度な水…すなわち“冷たくて重い水”が出来るってわけなの」
『なるほど~すごいなぁ!ナミは海のこと、何でも知ってるんだね!』
関心した様に満面の笑みで称賛するソラに対し、ナミは“うっ…!”っと瞳を潤ませながらソラを抱きしめた
「はぁ~~本当、ソラはいい子ね…こういう話を真面目に聞いてくれるのはあんただけよ…!!」
『えぇ~?へへっ、色んな話を聞くのって楽しいよ?』
「ありがとうソラ…あのバカ共にあんたの爪の垢を煎じて飲ませたいぐらいだわ…!!」
感極まってソラの頭を撫でまくるナミと、それを嬉しそうに受け入れるソラ
そんな二人に、船首の方にいたロビンが声を掛けた
「ナミ!ソラ!どうやら見えて来たわ」
『!』
「ホント!?」
「おっ!!どこだどこだ不思議海流!!上から下に流れる海流どんなだ??」
ロビンの声に、他の面々もぞろぞろと船首の方へ向かう
そして目の前の光景を見て、それぞれが驚きの声を上げた
「おおあれか!!す~~げ~~っ!!!」
「やりおるな!!大自然!!」
「何だ?ありゃ……」
『わぁ~!大きいねぇ~!!』
「……あれが、“下降流プルーム”」
「これじゃまるで、海中の……」