4話
夢小説設定
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「モ゛ォオオオ~~~!!!!」
「『!!?』」
「「えええ~~!!?」」
なんと、モームが涙を流しながら全速力で逃げ出したのだ
モームに引かれていた敵船はもちろん、それに引っ張られて段々遠ざかって行く
そんな事態に気付いていない様子の男は、最早構えを解いているルフィ達を見ながら高らかに言った
「さァ挨拶代わりにィ~~~!!!ガトリング銃をぶっ放せェ~~~!!!」
「『………』」
「“麦わらの一味”を全員ブゥチ殺して……!! ………?」
シーーーーーン……
静まり返る船内
男は漸く自身の置かれた状況に気付いたのか、驚愕した表情を浮かべるのだった
───────
─────
───
「おおよしィイ!!!海に放り出しちゃうのだけァおよしったらばよォウ~~!!!それだけァおまいさん~~!!!」
「………」
「それだきゃアやっちゃいけねェ!!!人の命をそう粗末にしちゃうモンじゃねェ!!!神がァ!!神が見ちゃってるぜェ!!!そうだろゥ!!?」
慌てふためきながら命乞いをする男─カリブーを、片手で船内に投げ捨てながらフランキーは言った
「調子のいい事言ってんじゃねェよ!!皆殺しだのガトリング銃だの言ってたろてめェ!!!」
「お前どこの誰だ!?今の海賊船の船長だよな」
「(うおっ!!ロロノア・ゾロ!!) やややや!!滅相もねェ!!おれは船長なんかじゃねェよゥ!!!おれァその…あいつらの鉄砲玉としてコキ使われてたのよォ!!」
ゾロの姿を見て冷や汗をダラダラと垂らすカリブーは、すかさず両手を地に付けて頭を下げる
「あァもうウンザリだあの船は…!!…そうだ丁度いい!!この船に少しの間乗せちゃってくれねェか!?なァ頼む!!」
『う~ん、そうなんだ…なんだか可哀相だねぇ……』
「んなわけねェだろ!!全部ウソだよっ!!」
『えっ!!全部ウソなの!?』
カリブーの言葉を信じたソラを、慌てて訂正するウソップ
どうやらどんな言葉もすぐに信じてしまう素直さが、ソラにはあるようだ
「ねえちょっと!さっき船を引いてた海牛、どうしたの?」
「! おっとォ…こりゃあ……ん~~カ~ワイ子さん~~……アンタァ…“泥棒猫”だなァ~?」
カリブーはその長い舌をペロリと動かしながら、ナミを舐める様に見据える
そんなカリブーの顔面に、サンジは躊躇なく蹴りをくらわせた
「何ちゅう下種な目でウチの美女航海士を見とるんじゃあ!!!」
「ジャボ!!!!……オオ…!!!」
「ナミさん!これで大丈…ブーーーッ!!!」
「もう面倒くせェなお前それ!!!」
「刺激の少ない写真でリハビリを始めよう」
相変わらず鼻血を噴き出すサンジはさておき、カリブーはよろよろと起き上がりながら話し出した
「……“アレ”はただその辺でとっ捕まえた海獣だ…!!ああいうのに船を引かせるのが……上級者の海中航行なのよォ!!」
「………! え~~~!?そうなのか!?」
『確かに、その方が速く進めそうだもんね』
「だな!海獣どっかにいねェかな~!」
「……ちょっとルフィ、あんた何を企んでんの!?」
「おいナミ!“記録指針 ”と少し違う方向へ進んでねェか?」
ソラの言葉を聞き、ニコニコと笑いながら辺りを見渡すルフィ
そんなルフィに訝し気な眼差しを送るナミだったが、手首に付けている記録指針を見ながら言った
「『!!?』」
「「えええ~~!!?」」
なんと、モームが涙を流しながら全速力で逃げ出したのだ
モームに引かれていた敵船はもちろん、それに引っ張られて段々遠ざかって行く
そんな事態に気付いていない様子の男は、最早構えを解いているルフィ達を見ながら高らかに言った
「さァ挨拶代わりにィ~~~!!!ガトリング銃をぶっ放せェ~~~!!!」
「『………』」
「“麦わらの一味”を全員ブゥチ殺して……!! ………?」
シーーーーーン……
静まり返る船内
男は漸く自身の置かれた状況に気付いたのか、驚愕した表情を浮かべるのだった
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「おおよしィイ!!!海に放り出しちゃうのだけァおよしったらばよォウ~~!!!それだけァおまいさん~~!!!」
「………」
「それだきゃアやっちゃいけねェ!!!人の命をそう粗末にしちゃうモンじゃねェ!!!神がァ!!神が見ちゃってるぜェ!!!そうだろゥ!!?」
慌てふためきながら命乞いをする男─カリブーを、片手で船内に投げ捨てながらフランキーは言った
「調子のいい事言ってんじゃねェよ!!皆殺しだのガトリング銃だの言ってたろてめェ!!!」
「お前どこの誰だ!?今の海賊船の船長だよな」
「(うおっ!!ロロノア・ゾロ!!) やややや!!滅相もねェ!!おれは船長なんかじゃねェよゥ!!!おれァその…あいつらの鉄砲玉としてコキ使われてたのよォ!!」
ゾロの姿を見て冷や汗をダラダラと垂らすカリブーは、すかさず両手を地に付けて頭を下げる
「あァもうウンザリだあの船は…!!…そうだ丁度いい!!この船に少しの間乗せちゃってくれねェか!?なァ頼む!!」
『う~ん、そうなんだ…なんだか可哀相だねぇ……』
「んなわけねェだろ!!全部ウソだよっ!!」
『えっ!!全部ウソなの!?』
カリブーの言葉を信じたソラを、慌てて訂正するウソップ
どうやらどんな言葉もすぐに信じてしまう素直さが、ソラにはあるようだ
「ねえちょっと!さっき船を引いてた海牛、どうしたの?」
「! おっとォ…こりゃあ……ん~~カ~ワイ子さん~~……アンタァ…“泥棒猫”だなァ~?」
カリブーはその長い舌をペロリと動かしながら、ナミを舐める様に見据える
そんなカリブーの顔面に、サンジは躊躇なく蹴りをくらわせた
「何ちゅう下種な目でウチの美女航海士を見とるんじゃあ!!!」
「ジャボ!!!!……オオ…!!!」
「ナミさん!これで大丈…ブーーーッ!!!」
「もう面倒くせェなお前それ!!!」
「刺激の少ない写真でリハビリを始めよう」
相変わらず鼻血を噴き出すサンジはさておき、カリブーはよろよろと起き上がりながら話し出した
「……“アレ”はただその辺でとっ捕まえた海獣だ…!!ああいうのに船を引かせるのが……上級者の海中航行なのよォ!!」
「………! え~~~!?そうなのか!?」
『確かに、その方が速く進めそうだもんね』
「だな!海獣どっかにいねェかな~!」
「……ちょっとルフィ、あんた何を企んでんの!?」
「おいナミ!“
ソラの言葉を聞き、ニコニコと笑いながら辺りを見渡すルフィ
そんなルフィに訝し気な眼差しを送るナミだったが、手首に付けている記録指針を見ながら言った