4話
夢小説設定
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「……もうどれくらい沈んだかな」
「ずいぶん光も届かねェ感じになってきたな……」
『そうだねぇ~、辺りも薄暗いよ』
どんどん海深くへ沈んで行く中、先程よりも幾分か薄暗くなった海中を見上げながら呟く
船の周りでは、魚の大群や大きな鯨がゆったりと優雅に泳いでいた
「“受光層”を抜けて…“薄明層”も、もう終わりってトコだな。1000mは越えたろう……」
「静かね…潜水艇とは全く違う気分。まるで空を飛んでいる様……」
心なしか穏やかな気分に浸っていると、ウソップがそんな雰囲気を壊す様に、慌てた様子で大声を上げた
「六時の方角なんかいるぞ!!!海獣…!?いや…おいみんな!!!後ろから船らしき影が!!!」
「「船!!?」」
『?』
「こっちへ突っ込んで来る!!!」
急な船の存在にざわつく船内
すると、突然大きな咆哮が耳に届いた
モ゛ォ~~~!!!
ドスゥ…ン!!
「『!!?』」
「うわっ!!」
何かにぶつかり、サニー号が大きく揺れる
その衝撃に耐えていると、背後から追いついて来たであろう船がサニー号の横に着いた
その船の旗には、ドクロマークが描かれている
「海賊船だァ!!!」
「ソラ!!おれの傍を離れるなよ!!!」
『う、うん…!!』
予想だにしなかった敵襲に、ルフィはすぐさまソラを庇う様に前に出た
そんなルフィに対し、ソラも大人しく背後で敵船の様子を伺う
「船を押しつけて来るっ!!!」
「まさかシャボン越しに乗り込んで来る気じゃ……!!!」
「誰だ一体っ!!!」
「離れろ~!!!シャボンが割れる~~!!!」
「……!!? ちょっと待ってよ、アレ……!!!モーム!?」
まさにピンチな状況の中、ナミは敵船を引いていた先程の咆哮の主を見て、驚いた様に目を見開いた
「あんたアーロン一味のモームでしょ!?」
「!」
「私!わかる!?」
モームと呼ばれた牛の様な海獣はナミを見据えると、何かに気付いた様にハッとして動きを止めた
そして近くにいたルフィとサンジを見て、今度は目の色を変えて冷や汗を垂らしだす
「ん?コイツ見た事あるよな、ルフィ」
「……そうだっけ?」
『何なに?みんなの友達?』
「いや、そういう訳じゃねェが……」
「………!!!」
ルフィの後ろからひょこっと顔を出しながら、モームを見上げるソラ
だがモームはナミやルフィ、サンジの顔を見て何かを思い出したのか、途端にガタガタと震え出した
「モ゛……モ゛……!!」
「野郎共ォ!!おれに続いちゃえ~~!!!」
「「はえ~~~!!!」」
「わーー!!!誰か船に入って来たァ~~~!!!」
チョッパーの叫び声を聞きそちらを向くと、そこには一人の男が立っていた
背後には敵船があり、敵の船員達が今にも乗り込もうとしている
「ケヒヒヒ!!!こいつらがあっけにとられてる内にィ~~~!!船内皆殺しにしちゃいや~~がれェ~~~い!!!」
「『!!』」
乗り込んで来た男の言葉に、身構えるルフィ達
すると次の瞬間、思いもよらぬ事が起こった
「ずいぶん光も届かねェ感じになってきたな……」
『そうだねぇ~、辺りも薄暗いよ』
どんどん海深くへ沈んで行く中、先程よりも幾分か薄暗くなった海中を見上げながら呟く
船の周りでは、魚の大群や大きな鯨がゆったりと優雅に泳いでいた
「“受光層”を抜けて…“薄明層”も、もう終わりってトコだな。1000mは越えたろう……」
「静かね…潜水艇とは全く違う気分。まるで空を飛んでいる様……」
心なしか穏やかな気分に浸っていると、ウソップがそんな雰囲気を壊す様に、慌てた様子で大声を上げた
「六時の方角なんかいるぞ!!!海獣…!?いや…おいみんな!!!後ろから船らしき影が!!!」
「「船!!?」」
『?』
「こっちへ突っ込んで来る!!!」
急な船の存在にざわつく船内
すると、突然大きな咆哮が耳に届いた
モ゛ォ~~~!!!
ドスゥ…ン!!
「『!!?』」
「うわっ!!」
何かにぶつかり、サニー号が大きく揺れる
その衝撃に耐えていると、背後から追いついて来たであろう船がサニー号の横に着いた
その船の旗には、ドクロマークが描かれている
「海賊船だァ!!!」
「ソラ!!おれの傍を離れるなよ!!!」
『う、うん…!!』
予想だにしなかった敵襲に、ルフィはすぐさまソラを庇う様に前に出た
そんなルフィに対し、ソラも大人しく背後で敵船の様子を伺う
「船を押しつけて来るっ!!!」
「まさかシャボン越しに乗り込んで来る気じゃ……!!!」
「誰だ一体っ!!!」
「離れろ~!!!シャボンが割れる~~!!!」
「……!!? ちょっと待ってよ、アレ……!!!モーム!?」
まさにピンチな状況の中、ナミは敵船を引いていた先程の咆哮の主を見て、驚いた様に目を見開いた
「あんたアーロン一味のモームでしょ!?」
「!」
「私!わかる!?」
モームと呼ばれた牛の様な海獣はナミを見据えると、何かに気付いた様にハッとして動きを止めた
そして近くにいたルフィとサンジを見て、今度は目の色を変えて冷や汗を垂らしだす
「ん?コイツ見た事あるよな、ルフィ」
「……そうだっけ?」
『何なに?みんなの友達?』
「いや、そういう訳じゃねェが……」
「………!!!」
ルフィの後ろからひょこっと顔を出しながら、モームを見上げるソラ
だがモームはナミやルフィ、サンジの顔を見て何かを思い出したのか、途端にガタガタと震え出した
「モ゛……モ゛……!!」
「野郎共ォ!!おれに続いちゃえ~~!!!」
「「はえ~~~!!!」」
「わーー!!!誰か船に入って来たァ~~~!!!」
チョッパーの叫び声を聞きそちらを向くと、そこには一人の男が立っていた
背後には敵船があり、敵の船員達が今にも乗り込もうとしている
「ケヒヒヒ!!!こいつらがあっけにとられてる内にィ~~~!!船内皆殺しにしちゃいや~~がれェ~~~い!!!」
「『!!』」
乗り込んで来た男の言葉に、身構えるルフィ達
すると次の瞬間、思いもよらぬ事が起こった