3話
夢小説設定
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『そっか、あんな風に出ればこのシャボン玉は割れないんだね』
「え!?ソラ、お前何言って……」
『じゃあ僕がサンジを連れて来るよ!』
「ええ!!?あっ、ちょ、おい…!!」
そう言うや否や、チョッパーの制止も聞かずに宙へと飛び上がる
「!! 本当に空を飛べるのね…!」
「すげェじゃねェか!!スゥ~~~パァ~~~クールだぜ!!!」
「なっ!だから言っただろ!!ソラはすげェんだ!!」
驚きや感嘆の声を他所に、ソラはそのままサンジと同じ様にシャボン玉の外へと飛び出した
そして未だに瞳をハートを浮かべて鼻血を出しているサンジの腕を掴み、すぐさま船へと戻って来る
ポンッ!!
バシャッ!!
『ふぅ~、ただいま!』
「うおおおよくやったぞソラ!!助かった!!!」
「あんなに速く飛べるなんてすごいわ!!ありがとう!!」
『へへへ、これぐらいお安い御用だよ!』
サンジをそっと寝かせたあと誇らし気に胸を叩くソラに対し、またしてもどこかほっこりとした感情がルフィ達の心を満たした
海水でびしょ濡れになってしまったソラを見て、ナミは船室からバスタオルを持って来る
もちろん、サンジの分は無い
「ほらソラ、こっちにおいで。拭いてあげるわ」
『わあっ、ありがとうナミ!』
お礼を言いながら駆け寄って来るソラを、ナミはバスタオルを広げて受け止めた
バスタオルの間から覗くソラは気持ち良さそうに目を細めており、そんな表情を見てきゅんとする面々
「いやァ~何とも可愛らしいですねェ~!」
「ええ本当、まるで小さな姉弟が出来た気分だわ」
「確かになァ………ってそうじゃねェよ!!サンジだサンジ!!!」
すっかり和みムードになってしまった場の空気を払拭するように、ウソップは未だに起き上がらないサンジを見て言った
「お前…!!どうしたんだよ!!サンジ!!!この…女に徹底的に弱くなった感じ!!」
「お前らしくねェぞ!!?」
「た、確かにそうですね…なんて不憫な…2年の間に女性大好きサンジさんの身に一体何が……!?この分では念願の人魚さん達などに会ってしまうと……」
『え?サンジって2年前はこんなじゃなかったの?』
「いいのよ、ソラは気にしなくて」
「“魚人島”で献血を募らなきゃな…魚人や人魚は…人間と血液同じなのかな……」
「……つまり“今のように”…シャボンディ諸島のシャボン玉と特性は変わらないのね?」
「冷静にシャボン分析を続けるなお前っ!!」
サンジを見て各々慌てたり憐れんだりしている中、ロビンは淡々とシャボン玉についての考えを述べる
それに対し、ソラの髪を拭き終わったナミはバスタオルを階段の手摺りに掛けつつ言った
「え!?ソラ、お前何言って……」
『じゃあ僕がサンジを連れて来るよ!』
「ええ!!?あっ、ちょ、おい…!!」
そう言うや否や、チョッパーの制止も聞かずに宙へと飛び上がる
「!! 本当に空を飛べるのね…!」
「すげェじゃねェか!!スゥ~~~パァ~~~クールだぜ!!!」
「なっ!だから言っただろ!!ソラはすげェんだ!!」
驚きや感嘆の声を他所に、ソラはそのままサンジと同じ様にシャボン玉の外へと飛び出した
そして未だに瞳をハートを浮かべて鼻血を出しているサンジの腕を掴み、すぐさま船へと戻って来る
ポンッ!!
バシャッ!!
『ふぅ~、ただいま!』
「うおおおよくやったぞソラ!!助かった!!!」
「あんなに速く飛べるなんてすごいわ!!ありがとう!!」
『へへへ、これぐらいお安い御用だよ!』
サンジをそっと寝かせたあと誇らし気に胸を叩くソラに対し、またしてもどこかほっこりとした感情がルフィ達の心を満たした
海水でびしょ濡れになってしまったソラを見て、ナミは船室からバスタオルを持って来る
もちろん、サンジの分は無い
「ほらソラ、こっちにおいで。拭いてあげるわ」
『わあっ、ありがとうナミ!』
お礼を言いながら駆け寄って来るソラを、ナミはバスタオルを広げて受け止めた
バスタオルの間から覗くソラは気持ち良さそうに目を細めており、そんな表情を見てきゅんとする面々
「いやァ~何とも可愛らしいですねェ~!」
「ええ本当、まるで小さな姉弟が出来た気分だわ」
「確かになァ………ってそうじゃねェよ!!サンジだサンジ!!!」
すっかり和みムードになってしまった場の空気を払拭するように、ウソップは未だに起き上がらないサンジを見て言った
「お前…!!どうしたんだよ!!サンジ!!!この…女に徹底的に弱くなった感じ!!」
「お前らしくねェぞ!!?」
「た、確かにそうですね…なんて不憫な…2年の間に女性大好きサンジさんの身に一体何が……!?この分では念願の人魚さん達などに会ってしまうと……」
『え?サンジって2年前はこんなじゃなかったの?』
「いいのよ、ソラは気にしなくて」
「“魚人島”で献血を募らなきゃな…魚人や人魚は…人間と血液同じなのかな……」
「……つまり“今のように”…シャボンディ諸島のシャボン玉と特性は変わらないのね?」
「冷静にシャボン分析を続けるなお前っ!!」
サンジを見て各々慌てたり憐れんだりしている中、ロビンは淡々とシャボン玉についての考えを述べる
それに対し、ソラの髪を拭き終わったナミはバスタオルを階段の手摺りに掛けつつ言った