3話
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シャボンディ諸島近海 海中
「……さて、そろそろ説明してもらうわよ。ルフィ」
「ん?何をだ?」
あれから順調に海底へ沈んで行っているソラ達
周りにあるマングローブの太い根や海中を泳ぐ巨大な魚、その圧倒的大自然に一通り驚いた後、ナミが改めて口を開いた
「“何を”じゃないわよ!そのソラって子のこと!」
「そうだぞルフィ!勢いでここまで連れて来ちまったけど…どうすんだよそいつ!」
ナミの言葉に便乗するように、ウソップがソラを指差しながら言う
依然として変わらぬ態度のまま楽しそうに海を眺めているソラを横目に、ルフィはあっけらかんとした声色で言った
「そうか、まだちゃんと言ってなかったな!ソラはおれ達の新しい仲間だ!」
「「な、仲間ァ!!?」」
『?』
一斉に驚く面々に、ソラは不思議そうに首を傾げる
“何をそんなに驚く事があるのか”と言いたげな態度に、今度はフランキーが声を上げた
「おいおいルフィ!仲間ったって、そいつァまだガキだろ!?」
「でもソラはすげぇんだぞ!飛ぶ事も出来るんだからな!」
「飛ぶって…え!?空をですか!?」
「おう!空中も自由自在なんだ!」
「えええ~~!?本当かァ!!?」
「ああ、それはおれとそこのマリモも見たから本当だぜ…最初は目を疑ったけどな」
「ウソ…それじゃあ、ただの子供じゃないってこと……?」
「で、でも確かに!さっきも急にどこからか光を出したり、変な…声?で話してたりしたもんな……」
それぞれが驚愕で顔を染めながら、まじまじとソラを見詰める
そんな面々に対して、ソラは照れたような素振りを見せながらケープで顔を隠していた
ケープの隙間からチラリとこちらを覗き見るその姿に、ルフィ達は何とも言い難い感情に苛まれた
「「(か、可愛い…!!)」」
「……あ、そうだ!ソラ、お前まだこいつらにキャンドルあげてなかったよな?」
『!』
「え?キャンドル?」
真っ先に我に返ったルフィがそう言うと、ソラは人数分のキャンドルを取り出し、片膝をついてそれを差し出す
訳も分からず疑問符を飛ばしながらそれを受け取った面々の身体に、キャンドルは光の粒となって吸い込まれた
「うお!?何だなんだ!!?」
「おいルフィ、こいつァどういう……」
「ソラと話すにはそのキャンドルが必要なんだ!もう何を言ってるのか分かるんじゃねェか?」
「え……?」
改めてソラに視線を向けるナミ達
ソラはいつもの明るい声で、綺麗にお辞儀をしながら言った
『やあ、初めまして!改めて自己紹介するね。僕はソラ、これからよろしく!』
「おお!!?本当に何を言ってるか分かるぞ!!」
「まさか、キャンドルで会話が出来るようになるなんて……」
そんな人、初めて見たわ…と驚くロビンに、何故かルフィの方が得意気に笑っていた
『急な事で驚いてるかもしれないけど、僕が“元の世界”に帰れるまで一緒にいさせてほしいんだ』
「? “元の世界”……?」
「ああ、ソラはこの世界の住人じゃないからな!」
『天より遣わされた“使命の子”、通称“星の子”!それが僕なんだ!』
「……ちょっ…ちょっと待て、今すごく重要な事をサラッと言わなかったか……!?」
「ええ、言ったわね…当たり前のように……」
大分重要な事をポンポン言うソラとルフィに、驚愕するウソップや他の面々
だがそんな事は今に始まった事ではないかとナミが溜息を吐いてる中、ルフィは笑顔のまま言った
「つー訳で、お前ら!もうソラは仲間だからな!」
「あーハイハイ、分かってるわよ…あんたが一度決めたら譲らないって事ぐらいね」
「ですが、この先危険な事が沢山起こるでしょうし…海軍にも狙われるかもしれませんよ?」
「た、確かに…いくら空を飛べたって、それだけじゃ……」
「大丈夫だ!何かあったらおれが護るからよ!なっ、ソラ!」
『うん!』
いつぞや言っていた言葉を言うルフィに、ソラは嬉しそうに頷く
仲良さ気な二人の様子を見て、他の面々はどこか羨ましいと感じたのだった
「……さて、そろそろ説明してもらうわよ。ルフィ」
「ん?何をだ?」
あれから順調に海底へ沈んで行っているソラ達
周りにあるマングローブの太い根や海中を泳ぐ巨大な魚、その圧倒的大自然に一通り驚いた後、ナミが改めて口を開いた
「“何を”じゃないわよ!そのソラって子のこと!」
「そうだぞルフィ!勢いでここまで連れて来ちまったけど…どうすんだよそいつ!」
ナミの言葉に便乗するように、ウソップがソラを指差しながら言う
依然として変わらぬ態度のまま楽しそうに海を眺めているソラを横目に、ルフィはあっけらかんとした声色で言った
「そうか、まだちゃんと言ってなかったな!ソラはおれ達の新しい仲間だ!」
「「な、仲間ァ!!?」」
『?』
一斉に驚く面々に、ソラは不思議そうに首を傾げる
“何をそんなに驚く事があるのか”と言いたげな態度に、今度はフランキーが声を上げた
「おいおいルフィ!仲間ったって、そいつァまだガキだろ!?」
「でもソラはすげぇんだぞ!飛ぶ事も出来るんだからな!」
「飛ぶって…え!?空をですか!?」
「おう!空中も自由自在なんだ!」
「えええ~~!?本当かァ!!?」
「ああ、それはおれとそこのマリモも見たから本当だぜ…最初は目を疑ったけどな」
「ウソ…それじゃあ、ただの子供じゃないってこと……?」
「で、でも確かに!さっきも急にどこからか光を出したり、変な…声?で話してたりしたもんな……」
それぞれが驚愕で顔を染めながら、まじまじとソラを見詰める
そんな面々に対して、ソラは照れたような素振りを見せながらケープで顔を隠していた
ケープの隙間からチラリとこちらを覗き見るその姿に、ルフィ達は何とも言い難い感情に苛まれた
「「(か、可愛い…!!)」」
「……あ、そうだ!ソラ、お前まだこいつらにキャンドルあげてなかったよな?」
『!』
「え?キャンドル?」
真っ先に我に返ったルフィがそう言うと、ソラは人数分のキャンドルを取り出し、片膝をついてそれを差し出す
訳も分からず疑問符を飛ばしながらそれを受け取った面々の身体に、キャンドルは光の粒となって吸い込まれた
「うお!?何だなんだ!!?」
「おいルフィ、こいつァどういう……」
「ソラと話すにはそのキャンドルが必要なんだ!もう何を言ってるのか分かるんじゃねェか?」
「え……?」
改めてソラに視線を向けるナミ達
ソラはいつもの明るい声で、綺麗にお辞儀をしながら言った
『やあ、初めまして!改めて自己紹介するね。僕はソラ、これからよろしく!』
「おお!!?本当に何を言ってるか分かるぞ!!」
「まさか、キャンドルで会話が出来るようになるなんて……」
そんな人、初めて見たわ…と驚くロビンに、何故かルフィの方が得意気に笑っていた
『急な事で驚いてるかもしれないけど、僕が“元の世界”に帰れるまで一緒にいさせてほしいんだ』
「? “元の世界”……?」
「ああ、ソラはこの世界の住人じゃないからな!」
『天より遣わされた“使命の子”、通称“星の子”!それが僕なんだ!』
「……ちょっ…ちょっと待て、今すごく重要な事をサラッと言わなかったか……!?」
「ええ、言ったわね…当たり前のように……」
大分重要な事をポンポン言うソラとルフィに、驚愕するウソップや他の面々
だがそんな事は今に始まった事ではないかとナミが溜息を吐いてる中、ルフィは笑顔のまま言った
「つー訳で、お前ら!もうソラは仲間だからな!」
「あーハイハイ、分かってるわよ…あんたが一度決めたら譲らないって事ぐらいね」
「ですが、この先危険な事が沢山起こるでしょうし…海軍にも狙われるかもしれませんよ?」
「た、確かに…いくら空を飛べたって、それだけじゃ……」
「大丈夫だ!何かあったらおれが護るからよ!なっ、ソラ!」
『うん!』
いつぞや言っていた言葉を言うルフィに、ソラは嬉しそうに頷く
仲良さ気な二人の様子を見て、他の面々はどこか羨ましいと感じたのだった