ここはとある空中に浮かぶ王国の城の中の一室である。1名の黒い影が鏡と向き合って何かをしていた。
｢マインド、参加者の準備はいいか？｣闇のように黒い騎士－ダークマターが鏡に向かって問いかける。
｢ああ、全く問題ない。ただ、何名かは捕まえるのに苦労したがな。ところで、ゲームマスターはダークメタナイトでいいか？｣声が鏡から返ってきた。声の主は鏡の国の支配者ーダークマインドである。ダークメタナイトというのは彼の部下だ。
｢いや。怪しまれても困るからな、シャドウカービィにしてくれ。｣シャドウカービィも彼の部下なのだが・・・。
｢あいつか・・・まぁ、今度は大丈夫だろう・・・。｣ダークマインドは少し躊躇うような反応を示したが、可能の意を示すと鏡の中へ消えてしまった。
1人残るダークマター。彼は誰もいない虚空にあたかも誰か居るかのように言った。
｢では、始めるとしようか。人狼ゲームを。｣