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探偵社潜入任務:コンサート会場篇

任務が終わり、谷崎とともに探偵社へ一旦報告。
データの整理も終わり、「じゃあお疲れさま!」と谷崎が帰っていった後――

ひとり残ったあなたを迎えに来たのは、言うまでもなく太宰だった。

「おかえり、プリンセス」
そう言ってコートを肩にかけてくれる彼は、どこか機嫌が悪そうにも見える。

「……任務だったよね? あれ、本当に任務だった?」
コートの下、まだ着替えきれていないあなたのふわふわのピンクドレスをじっと見ている。

「任務だよ」と笑うと、太宰はふっと息を吐いた。

「ふぅん。じゃあ、任務のお疲れさま会だ。僕と君の、2人だけの」
そう言って連れて行かれたのは、少し外れた静かなバーだった。

静かなピアノの音。スパークリングのグラス。

「……ねぇ、君があんなふうに着飾って、別の男と笑ってるのを見た気分、教えてあげようか?」
グラスを傾けながら、低く、囁くような声で。

「もうそのドレス、着られないくらいにしてあげたくなった」
唇の端に浮かぶ笑みは、独占欲の化け物みたいで。

「でも我慢したんだよ、えらいでしょ? 大人な僕」
ふざけたように笑うその目は、じっとあなたを見つめている。

部屋に戻った夜――
「ほら、脱いで。お疲れさまって、してあげる」

そう言って太宰が差し出したのは、シャンパンの栓が飛んだあとのボトルと、
やけに熱を含んだ手。

「ご褒美あげるから、全部ゆだねて。……任務、完了だね」

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