ステラ
クリス達がベルリンに向かっている頃、ターミナルからSOSを受けたAAと司令部から命令で救護に向かったミネルバがベルリンで暴れるデストロイ相手に苦戦していた。
そして…インパルスに乗っていたシンは紫色のウィンダムのパイロットネオから衝撃の事実を言われていた。
「ステラが…あれに…」
モニターを拡大して切り裂いたコックピットを確認してシンは目を見開いて動きが止まってしまう。
ステラ?
そんなどうして!?
シンが驚いて動けない間もキラはデストロイに攻撃していた。
「何をやっている!!的になりたいのか!!」
キラがシンに通信を繋いで警戒するようにシンに告げるがそれでもシンは動かなかった。
ハイネが言った通りだった。
本当に一番最悪の状況になってしまった。
「ちっ…やらせん!!」
そこにウィンダムがフリーダムに攻撃を仕掛けてきたがウィンダムの投げた武装をシールドで受け止めると一瞬の隙もあったためシールドを破壊された。
「っ!!マリューさん!!こちらを頼みます!!」
キラの突然の言葉にマリューは驚くがキラはフリーダムをウィンダムの方に動かしすれ違った瞬間、ウィンダムの両腕をビームライフルで破壊して操作不能にした。
「なにっ!!ぐわぁぁぁ~!!」
操作不能になったウィンダムは下に落下していき爆破してネオはコックピットから投げ出されそのまま気を失った。
そしてステラは爆発を起こしたウィンダムを見て出撃前にネオと話した事を脳裏に思い出していた。
「イヤ…死ぬのはイヤ…」
死への恐怖がステラの脳裏に浮かんでいた。
「イヤ…死ぬのは…イヤァァァァァッ!!」
精神的支柱であったネオを失ったステラは暴走してしまいステラの暴走により再び周辺を焼き払い始め
「くそっ…もう止めろ!!」
キラが攻撃の隙を突いて斬りかかるがシンがそれを止めた。
「止めろぉぉぉ!!」
「なっ!!」
突然攻撃を仕掛けられたキラはなんとか避けていた。
「何も知らないくせに!!あれは…あれは!!」
シンの行動にモニターを見ていたアスラン達が驚いた。
「ステラ!!俺だよ…シンだよ!!」
デストロイの攻撃を避けてシンはゆっくり近づいていく。
「君は死なない!!君は俺が…俺が守るから!!」
その瞬間…ステラはシンの声が聞こえたのか攻撃を止めた。
「シン…シン!!」
ステラはシンの声に瞳から涙が流れていた。
向かいあったまま動かない二機を見ていたキラは怪訝な表情をしている。
しかし…シンの呼び掛けで死への恐怖を静めていたステラだったが、コックピットの爆発によりフリーダムの姿が見えた瞬間再び死の恐怖が蘇った。
「あっ…ああ」
「ステラ!!」
「うああ…」
次の瞬間…デストロイの目が光を宿して動き出してそれを見たAAとミネルバが攻撃の指示を出した時ミリアリアとメイリンが接近する熱源に気づいた。
「艦長!!こちらに接近する熱源を確認!!」
「何ですって!!」
「数は四!これは未確認機体です!!」
「くっ…キラ君に伝えて!」
そして…ミネルバでもメイリンの通信でその熱源に気づいて動揺していた。
「接近するMSあり!!これは…データベースにありません!!」
「えっ…!?何でこんな時に!メイリン、シンに伝えて!!」
「はい!!」
マリューとタリアの指示通りに各機に未確認MSの情報を伝えた。
「……こんな時に」
メイリンからきた情報にシンは動揺していた。
「「…来ます!!」」
声と同時に四機のMSが一直線にベルリンに降りてきてAAとミネルバのモニターでクルー達は四機のMSを確認した。
「似ている?アイツのクリスのスピリットに……」
そんなはずはない。
アイツはダーダネルスで討たれたのだ。
それなのに何でスピリットに似た機体が。
ミネルバのモニターで謎のMSを見たアスランは呟いた。
「なんとか間に合ったみてぇだな!!」
「間に合ったのはいいがどうすんだ?」
ミゲルとラスティがクリスに通信を入れた。
「俺はあのMSを止めるから、ニコルとラスティとミゲルは地球軍のMSを頼む」
「「「OK!!!」」」
そう言ってニコルとラスティとミゲルは地球軍のMSの方に向かっていくと、三機のスピードを捉える事が出来ないウィンダムのパイロットは動揺している。
「なっ…なんだこいつら…速すぎる!!」
最初にニコルがウィンダムの頭部を破壊して、ラスティが手足を切り裂くと、ミゲルがコックピットを蹴り飛ばした。
僅か数秒でウィンダムは機能を停止してそのまま下に落下して爆破して一瞬の出来事に見ていた者は何が起こったのか分からなかった。
「腕は落ちてないじゃん」
一瞬でウィンダムを破壊した三人にクリスは笑みを浮かべてクリスがデストロイに接近しようとした瞬間、
「眼中にないってか…俺は!!」
「!!」
カオスが後方からトゥルースに接近してビームライフルを放つ。
「スティングか…!」
クリスはビームを回避していきサーベルを抜いてカオスに向かう。
「そうだ…来いっ!!」
スティングは素早く攻撃していたがクリスは全て避けていた。
「スティング!もうやめろ!」
「なっ…この声はクリスか!?」
聞こえてきた声にスティングは驚いて目を見開いている。
「スティング!もうやめろ…」
「クリスなのか?本当に生きているのか!」
「あぁ。俺はこうして生きている。それよりスティング、お前がやるべき事はこんなんじゃないだろ!あのMSがお前の仲間なら止めるんじゃないのか!?」
「そうだ…止めるんだ!ステラを…」
「なっ…ステラだって…!?」
「あぁ、あのMSに乗っているのはステラだ。頼むクリス!アイツをステラを止めてくれ」
スティングの言葉に驚きながらも答えるとクリスはデストロイに向かっていった。
あのMSにステラが乗っているなんて。
これ以上ステラを戦わせる訳にはいかない。
待ってろステラ!
「助けだすためには、戦闘する力を無くさないと」
「あれは…なに…イヤ…恐い…イヤァァァァァッ!!」
デストロイの両腕が切り離されてクリスに向かって攻撃を仕掛けていく。
「…ステラ」
クリスはトゥルースで片腕ずつ切り裂いて本体に向かった。
「イヤ…イヤ!!」
「ステラ!!…くそっ!何なんだよお前は!?」
涙を流しながら怯えるステラを助けるためにシンがトゥルースに切りかかってきたが、
「シン…!悪いが今はお前に構っている暇はないんだ」
ビームサーベルを素早く避けてトゥルースもサーベルを抜いてインパルスを翻弄していく。
「なっ…速いっ!!だけど…まだだ!!」
シンがトゥルースに対しサーベルを振り下ろした瞬間だった、
「クリス!!こいつは俺に任せて行け!!」
「ラスティ…」
「時間がないんだろ!!」
ラスティの声にクリスは頷いてデストロイに向かった。
「邪魔だぁぁぁぁ!!」
シンが突っ込んできたがラスティは後ろにずれると踵落としをくらわせてビームサーベルを蹴り落として、一瞬インパルスに隙ができた瞬間にラスティはその隙を逃さずビームライフルで腕を撃ち抜いた。
「しまった…!」
「今のザフトの赤服はこの程度なのか?まだまだヒヨッコだな」
さらに動きが止まったデストロイにキラがトドメを刺すために動いた。
「今だ!!」
キラが動いた瞬間に真横からビーム放たれて脚部をかすった。
「なっ…どこから!?」
クリスもそれに気づいて真横を向くとそこには、
「クリス!!ここはまかせろ!!」
「僕達が足止めしている間に早く!!」
ミゲルとニコルがキラを足止めしてそのお陰でクリスはデストロイへの道が開いて全力でトゥルースを向かわせると、クリスは武器を捨ててゆっくり接近しながら回線を繋げた。
「恐い…恐いのはイヤ…!助けて…クリス!クリスーー!!」
「分かった。ステラの願い叶えてやる」
「えっ…」
大粒の涙を流すステラは聞こえてきた声に顔をあげた。
モニターに映っているのは銀色のMS。
そのMSから懐かしい何かをステラは感じた。
「クリス……?」
「あぁ。もう大丈夫だから、コックピットを開けるんだ」
銀色のMSのコックピットが開いて中から銀色のパイロットスーツに身を包んでいる人物が現れてその人物はゆっくりとヘルメットを外す。
青色の髪に金色の瞳の容姿をしておりいつも自分を助けてくれた人物がステラを優しげに見ていた。
ステラはコックピットを開いてクリスの胸に飛び込んできた。
「クリス!!生きてる…暖かい!!」
「あぁ、生きてるよ。だからステラはもう泣かないで………なっ?」
「うん…!!」
クリスはステラの頭を優しく撫でて笑うと、ステラも嬉しそうな表情をしてクリスの胸に顔をうめている。
このままこのMSを破壊するか。
ステラも救出できたしスティングも戦う意思はなさそうだしな。
クリスがデストロイを破壊しようとした時デストロイの内部から警告音が鳴り響いた。
「一体これは…」
クリスは少し考えてステラをお姫様抱っこした状態でトゥルースのコックピットを閉めてデストロイから離れていく。
おそらく警告音の正体はデストロイにつけられている『自爆装置』が起動したのだろう。
「こんなものが爆発したら、大変な事になってしまう」
クリスは辺りを見回して一つの答えをだした。
「三人とも、こっちに来てくれ!!こいつを破壊する!」
クリスの通信に三人はシンとキラを振りきってフルスピードでこちらにきた。
「頼んだぜ…三人とも!」
四人はサーベルを抜いてデストロイの胸に突き刺し、それを最後にデストロイは音とともに後ろに倒れていくとクリスはそれを見つめた後すぐにフリーダムに通信を入れた。
「キラ、話がある。AAに入れてくれ」
「クリス!?…分かった」
「スティング!!お前もこっちに来い!!」
スティングは驚いたがカオスはトゥルースの後をついていった。
そして…インパルスに乗っていたシンは紫色のウィンダムのパイロットネオから衝撃の事実を言われていた。
「ステラが…あれに…」
モニターを拡大して切り裂いたコックピットを確認してシンは目を見開いて動きが止まってしまう。
ステラ?
そんなどうして!?
シンが驚いて動けない間もキラはデストロイに攻撃していた。
「何をやっている!!的になりたいのか!!」
キラがシンに通信を繋いで警戒するようにシンに告げるがそれでもシンは動かなかった。
ハイネが言った通りだった。
本当に一番最悪の状況になってしまった。
「ちっ…やらせん!!」
そこにウィンダムがフリーダムに攻撃を仕掛けてきたがウィンダムの投げた武装をシールドで受け止めると一瞬の隙もあったためシールドを破壊された。
「っ!!マリューさん!!こちらを頼みます!!」
キラの突然の言葉にマリューは驚くがキラはフリーダムをウィンダムの方に動かしすれ違った瞬間、ウィンダムの両腕をビームライフルで破壊して操作不能にした。
「なにっ!!ぐわぁぁぁ~!!」
操作不能になったウィンダムは下に落下していき爆破してネオはコックピットから投げ出されそのまま気を失った。
そしてステラは爆発を起こしたウィンダムを見て出撃前にネオと話した事を脳裏に思い出していた。
「イヤ…死ぬのはイヤ…」
死への恐怖がステラの脳裏に浮かんでいた。
「イヤ…死ぬのは…イヤァァァァァッ!!」
精神的支柱であったネオを失ったステラは暴走してしまいステラの暴走により再び周辺を焼き払い始め
「くそっ…もう止めろ!!」
キラが攻撃の隙を突いて斬りかかるがシンがそれを止めた。
「止めろぉぉぉ!!」
「なっ!!」
突然攻撃を仕掛けられたキラはなんとか避けていた。
「何も知らないくせに!!あれは…あれは!!」
シンの行動にモニターを見ていたアスラン達が驚いた。
「ステラ!!俺だよ…シンだよ!!」
デストロイの攻撃を避けてシンはゆっくり近づいていく。
「君は死なない!!君は俺が…俺が守るから!!」
その瞬間…ステラはシンの声が聞こえたのか攻撃を止めた。
「シン…シン!!」
ステラはシンの声に瞳から涙が流れていた。
向かいあったまま動かない二機を見ていたキラは怪訝な表情をしている。
しかし…シンの呼び掛けで死への恐怖を静めていたステラだったが、コックピットの爆発によりフリーダムの姿が見えた瞬間再び死の恐怖が蘇った。
「あっ…ああ」
「ステラ!!」
「うああ…」
次の瞬間…デストロイの目が光を宿して動き出してそれを見たAAとミネルバが攻撃の指示を出した時ミリアリアとメイリンが接近する熱源に気づいた。
「艦長!!こちらに接近する熱源を確認!!」
「何ですって!!」
「数は四!これは未確認機体です!!」
「くっ…キラ君に伝えて!」
そして…ミネルバでもメイリンの通信でその熱源に気づいて動揺していた。
「接近するMSあり!!これは…データベースにありません!!」
「えっ…!?何でこんな時に!メイリン、シンに伝えて!!」
「はい!!」
マリューとタリアの指示通りに各機に未確認MSの情報を伝えた。
「……こんな時に」
メイリンからきた情報にシンは動揺していた。
「「…来ます!!」」
声と同時に四機のMSが一直線にベルリンに降りてきてAAとミネルバのモニターでクルー達は四機のMSを確認した。
「似ている?アイツのクリスのスピリットに……」
そんなはずはない。
アイツはダーダネルスで討たれたのだ。
それなのに何でスピリットに似た機体が。
ミネルバのモニターで謎のMSを見たアスランは呟いた。
「なんとか間に合ったみてぇだな!!」
「間に合ったのはいいがどうすんだ?」
ミゲルとラスティがクリスに通信を入れた。
「俺はあのMSを止めるから、ニコルとラスティとミゲルは地球軍のMSを頼む」
「「「OK!!!」」」
そう言ってニコルとラスティとミゲルは地球軍のMSの方に向かっていくと、三機のスピードを捉える事が出来ないウィンダムのパイロットは動揺している。
「なっ…なんだこいつら…速すぎる!!」
最初にニコルがウィンダムの頭部を破壊して、ラスティが手足を切り裂くと、ミゲルがコックピットを蹴り飛ばした。
僅か数秒でウィンダムは機能を停止してそのまま下に落下して爆破して一瞬の出来事に見ていた者は何が起こったのか分からなかった。
「腕は落ちてないじゃん」
一瞬でウィンダムを破壊した三人にクリスは笑みを浮かべてクリスがデストロイに接近しようとした瞬間、
「眼中にないってか…俺は!!」
「!!」
カオスが後方からトゥルースに接近してビームライフルを放つ。
「スティングか…!」
クリスはビームを回避していきサーベルを抜いてカオスに向かう。
「そうだ…来いっ!!」
スティングは素早く攻撃していたがクリスは全て避けていた。
「スティング!もうやめろ!」
「なっ…この声はクリスか!?」
聞こえてきた声にスティングは驚いて目を見開いている。
「スティング!もうやめろ…」
「クリスなのか?本当に生きているのか!」
「あぁ。俺はこうして生きている。それよりスティング、お前がやるべき事はこんなんじゃないだろ!あのMSがお前の仲間なら止めるんじゃないのか!?」
「そうだ…止めるんだ!ステラを…」
「なっ…ステラだって…!?」
「あぁ、あのMSに乗っているのはステラだ。頼むクリス!アイツをステラを止めてくれ」
スティングの言葉に驚きながらも答えるとクリスはデストロイに向かっていった。
あのMSにステラが乗っているなんて。
これ以上ステラを戦わせる訳にはいかない。
待ってろステラ!
「助けだすためには、戦闘する力を無くさないと」
「あれは…なに…イヤ…恐い…イヤァァァァァッ!!」
デストロイの両腕が切り離されてクリスに向かって攻撃を仕掛けていく。
「…ステラ」
クリスはトゥルースで片腕ずつ切り裂いて本体に向かった。
「イヤ…イヤ!!」
「ステラ!!…くそっ!何なんだよお前は!?」
涙を流しながら怯えるステラを助けるためにシンがトゥルースに切りかかってきたが、
「シン…!悪いが今はお前に構っている暇はないんだ」
ビームサーベルを素早く避けてトゥルースもサーベルを抜いてインパルスを翻弄していく。
「なっ…速いっ!!だけど…まだだ!!」
シンがトゥルースに対しサーベルを振り下ろした瞬間だった、
「クリス!!こいつは俺に任せて行け!!」
「ラスティ…」
「時間がないんだろ!!」
ラスティの声にクリスは頷いてデストロイに向かった。
「邪魔だぁぁぁぁ!!」
シンが突っ込んできたがラスティは後ろにずれると踵落としをくらわせてビームサーベルを蹴り落として、一瞬インパルスに隙ができた瞬間にラスティはその隙を逃さずビームライフルで腕を撃ち抜いた。
「しまった…!」
「今のザフトの赤服はこの程度なのか?まだまだヒヨッコだな」
さらに動きが止まったデストロイにキラがトドメを刺すために動いた。
「今だ!!」
キラが動いた瞬間に真横からビーム放たれて脚部をかすった。
「なっ…どこから!?」
クリスもそれに気づいて真横を向くとそこには、
「クリス!!ここはまかせろ!!」
「僕達が足止めしている間に早く!!」
ミゲルとニコルがキラを足止めしてそのお陰でクリスはデストロイへの道が開いて全力でトゥルースを向かわせると、クリスは武器を捨ててゆっくり接近しながら回線を繋げた。
「恐い…恐いのはイヤ…!助けて…クリス!クリスーー!!」
「分かった。ステラの願い叶えてやる」
「えっ…」
大粒の涙を流すステラは聞こえてきた声に顔をあげた。
モニターに映っているのは銀色のMS。
そのMSから懐かしい何かをステラは感じた。
「クリス……?」
「あぁ。もう大丈夫だから、コックピットを開けるんだ」
銀色のMSのコックピットが開いて中から銀色のパイロットスーツに身を包んでいる人物が現れてその人物はゆっくりとヘルメットを外す。
青色の髪に金色の瞳の容姿をしておりいつも自分を助けてくれた人物がステラを優しげに見ていた。
ステラはコックピットを開いてクリスの胸に飛び込んできた。
「クリス!!生きてる…暖かい!!」
「あぁ、生きてるよ。だからステラはもう泣かないで………なっ?」
「うん…!!」
クリスはステラの頭を優しく撫でて笑うと、ステラも嬉しそうな表情をしてクリスの胸に顔をうめている。
このままこのMSを破壊するか。
ステラも救出できたしスティングも戦う意思はなさそうだしな。
クリスがデストロイを破壊しようとした時デストロイの内部から警告音が鳴り響いた。
「一体これは…」
クリスは少し考えてステラをお姫様抱っこした状態でトゥルースのコックピットを閉めてデストロイから離れていく。
おそらく警告音の正体はデストロイにつけられている『自爆装置』が起動したのだろう。
「こんなものが爆発したら、大変な事になってしまう」
クリスは辺りを見回して一つの答えをだした。
「三人とも、こっちに来てくれ!!こいつを破壊する!」
クリスの通信に三人はシンとキラを振りきってフルスピードでこちらにきた。
「頼んだぜ…三人とも!」
四人はサーベルを抜いてデストロイの胸に突き刺し、それを最後にデストロイは音とともに後ろに倒れていくとクリスはそれを見つめた後すぐにフリーダムに通信を入れた。
「キラ、話がある。AAに入れてくれ」
「クリス!?…分かった」
「スティング!!お前もこっちに来い!!」
スティングは驚いたがカオスはトゥルースの後をついていった。