Sognarsi Ⅵ:ヘブラスカ
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Sognarsi Ⅵ:ヘブラスカ
武器の説明を終えたシャナと手術終わりのアレンは階下へと向かうためエレベーターに乗っていた
見るからに魂の抜けきったアレンの様子を横目で見て、私は絶対に壊すものかとシャナはひそかに心の中で誓う
エレベーターはゆっくりと下ってゆく
「明日まで麻酔で動かないけどちゃんと治ったからね♪」
エレベーターを操作するコムイは弾みをつけてそんなことを言う
いや、気分は上がりませんよ?
「まあまあ、副作用はあるけど寄生型はとってもレアなんだよ~
イノセンスの力を最も発揮できる選ばれた存在なんだ」
そんなコムイの軽口にシャナがため息をついた時、ふと周りが暗くなった
今まで見えていた内壁は鳴りを潜め、ただどこまでも暗い空間が続いている
そして、太く、ゆったりとした声があたりに響き渡った
「それは神のイノセンス、全知全能の力なり」
そこには五人の黒服が椅子に鎮座していた
チカチカしたライトを全身に浴び、しかし誰もがフードを目深にかぶり顔を一切視認できない
「またひとつ…我らは神を手に入れた…」
「ボクらのボス、大元帥の方々だよ」
疑問は様々あるがあの大元帥という方たちに話しかけていいものかも判断つかない
ちらりとコムイに視線を飛ばすと不思議なことに目が合った
うっすらと笑みを浮かべている
以前師匠と生活していた時にも似た表情を見た気がする
つまりはこれは、私にとってあまり喜ばしくないことがこれから起こる気がする
シャナは本日何度目かの冷や汗をかいた
武器の説明を終えたシャナと手術終わりのアレンは階下へと向かうためエレベーターに乗っていた
見るからに魂の抜けきったアレンの様子を横目で見て、私は絶対に壊すものかとシャナはひそかに心の中で誓う
エレベーターはゆっくりと下ってゆく
「明日まで麻酔で動かないけどちゃんと治ったからね♪」
エレベーターを操作するコムイは弾みをつけてそんなことを言う
いや、気分は上がりませんよ?
「まあまあ、副作用はあるけど寄生型はとってもレアなんだよ~
イノセンスの力を最も発揮できる選ばれた存在なんだ」
そんなコムイの軽口にシャナがため息をついた時、ふと周りが暗くなった
今まで見えていた内壁は鳴りを潜め、ただどこまでも暗い空間が続いている
そして、太く、ゆったりとした声があたりに響き渡った
「それは神のイノセンス、全知全能の力なり」
そこには五人の黒服が椅子に鎮座していた
チカチカしたライトを全身に浴び、しかし誰もがフードを目深にかぶり顔を一切視認できない
「またひとつ…我らは神を手に入れた…」
「ボクらのボス、大元帥の方々だよ」
疑問は様々あるがあの大元帥という方たちに話しかけていいものかも判断つかない
ちらりとコムイに視線を飛ばすと不思議なことに目が合った
うっすらと笑みを浮かべている
以前師匠と生活していた時にも似た表情を見た気がする
つまりはこれは、私にとってあまり喜ばしくないことがこれから起こる気がする
シャナは本日何度目かの冷や汗をかいた