夜に咲く
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何が起きているのか理解できない。
私は血の着いたナイフを握っていて、ジャックが更に私の後ろから多い被さりその腕を握っている。そして、私の目の前にあるのは─────
血塗れで倒れている女性だった。
ジャックにちょっと着いてきて欲しい、と言われて着いて行った。ただそれだけだったはずだ。なのに、何故私の目の前に既に虫の息となっている女性がいるのだろうか。
吐き気が込み上げてきて口を押さえようとしたがジャックが凄い力で腕を掴んでいるため全く動かすことが出来なかった。
「うっ……あぁ……どうして……」
「ふふ、好きです。愛しています」
こんな状況であるのに心底楽しそうに愛を囁くジャックの様子に言い様のない恐怖を感じ、肌が粟立つ。
「最初はただの気まぐれ、遊びのつもりだったんです。でも、今は貴女が好きで好きで仕方が無くなってしまって」
皮肉にも、この体勢はジャック───これは画家の方のジャックだが───が料理が下手な私に文字通り手取り足取り料理を教えてくれた時と同じだった。
「堕ちてください、同じ所まで」
そう言ったジャックはナイフを更に深くまで突き刺した。肉を裂く感触がとても気持ち悪い。
私は血の着いたナイフを握っていて、ジャックが更に私の後ろから多い被さりその腕を握っている。そして、私の目の前にあるのは─────
血塗れで倒れている女性だった。
ジャックにちょっと着いてきて欲しい、と言われて着いて行った。ただそれだけだったはずだ。なのに、何故私の目の前に既に虫の息となっている女性がいるのだろうか。
吐き気が込み上げてきて口を押さえようとしたがジャックが凄い力で腕を掴んでいるため全く動かすことが出来なかった。
「うっ……あぁ……どうして……」
「ふふ、好きです。愛しています」
こんな状況であるのに心底楽しそうに愛を囁くジャックの様子に言い様のない恐怖を感じ、肌が粟立つ。
「最初はただの気まぐれ、遊びのつもりだったんです。でも、今は貴女が好きで好きで仕方が無くなってしまって」
皮肉にも、この体勢はジャック───これは画家の方のジャックだが───が料理が下手な私に文字通り手取り足取り料理を教えてくれた時と同じだった。
「堕ちてください、同じ所まで」
そう言ったジャックはナイフを更に深くまで突き刺した。肉を裂く感触がとても気持ち悪い。
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