短編集(オリジナルサバイバーあり)
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ゲームの無い昼下がり。
私となまえは荘園のとある一室で、お喋りに興じていた。
話題は最近のゲームのことであったり、私の小説だったり。
「スー、また新しいの書くんでしょう?」
「そうだねぇ…今度のは違うジャンルにしようかな…人が死なないやつ」
「珍しいわね、いつも誰かしら死ぬのに」
「いやぁ…ははは」
言えるか、「いつも人を殺して、その体験を書いてたから最近誰も殺してなくて書けない」なんて!口が裂けても言えないわ…ははは…
「おや、此処にいたんですか、なまえ」
「リッパー」
「こんにちは、リッパーさん」
花が咲いたかのような笑顔になった彼女を見て、まぁ関係は順調か、なんてことを考えてみる。なんせ荘園に来るまで一切男っ気無かったからな…私はともかく、美人なのに勿体ない。…言い寄ろうとする男共をこっそり排除していた私に原因が無いとは言わないが。
「ところでなまえ、貴女今日、予定などは?」
「?今はスーと話してるけど…どうして?」
「いえいえ、今夜私は特に予定が無いものですから…貴女を存分に愛でたいなぁ、なんて」
ふーん…リッパーさんも言うようになったなぁ…人の目の前で。ほら、なまえ真っ赤になってるし…可愛いからいいけど。なまえ可愛い。
「……今夜で、よければ」
「!」
なまえが小声で答える。
おやおや、自分から誘っておいてその反応は無いだろう…まぁ見てる方には面白くていいんだけど。
「…次の小説、ラブロマンスにでもしようかな」
私はそう独り言ちて、甘ったるい紅茶を飲み干した。
私となまえは荘園のとある一室で、お喋りに興じていた。
話題は最近のゲームのことであったり、私の小説だったり。
「スー、また新しいの書くんでしょう?」
「そうだねぇ…今度のは違うジャンルにしようかな…人が死なないやつ」
「珍しいわね、いつも誰かしら死ぬのに」
「いやぁ…ははは」
言えるか、「いつも人を殺して、その体験を書いてたから最近誰も殺してなくて書けない」なんて!口が裂けても言えないわ…ははは…
「おや、此処にいたんですか、なまえ」
「リッパー」
「こんにちは、リッパーさん」
花が咲いたかのような笑顔になった彼女を見て、まぁ関係は順調か、なんてことを考えてみる。なんせ荘園に来るまで一切男っ気無かったからな…私はともかく、美人なのに勿体ない。…言い寄ろうとする男共をこっそり排除していた私に原因が無いとは言わないが。
「ところでなまえ、貴女今日、予定などは?」
「?今はスーと話してるけど…どうして?」
「いえいえ、今夜私は特に予定が無いものですから…貴女を存分に愛でたいなぁ、なんて」
ふーん…リッパーさんも言うようになったなぁ…人の目の前で。ほら、なまえ真っ赤になってるし…可愛いからいいけど。なまえ可愛い。
「……今夜で、よければ」
「!」
なまえが小声で答える。
おやおや、自分から誘っておいてその反応は無いだろう…まぁ見てる方には面白くていいんだけど。
「…次の小説、ラブロマンスにでもしようかな」
私はそう独り言ちて、甘ったるい紅茶を飲み干した。
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