霧の中で
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朝起きると、私はジャックの部屋のベッドの中にいた。昨晩のことを思い出して顔がかっと赤くなるのを感じる。
身体をもぞもぞと動かすと、いつの間にかジャックも起きていたようで私を後ろから抱きしめてきた。少し悲しげな彼の声が聞こえてくる。
「ところで、どうしてあんなにミニリッパーばっかり構うんですか?もしかして、私のことはどうでもよくなっちゃったんですか……?」
私は慌てて首を振った。
「嫌いになったとか、どうでもよくなったとかある訳ないじゃない。ただ、その……まあ、色々よ」
「色々ってなんですか!?教えてくれないともう二度と口聞きませんよ!」
それだけは止めて……お願い、と懇願するような言葉が口をつく。
「あの、えっと、ミニリッパーは貴方みたいだし……それから……」
「それから?」
「貴方に対してだと恥ずかしくて出来ないのよ!だから、つい……!」
少しつっけんどんな言い方になってしまった。
ジャックは黙っている。怒らせてしまったのかと思って恐る恐る彼の方を振り返った。
「また襲ってもいいですか?」
「えっ」
ひとまず怒らせてはいなかったようでほっとした。ただ、その、嫌じゃないけど時間が──
動揺から心の中で返答を始めた私を他所にジャックは早く答えろと言わんばかりの表情でこちらを見つめてくる。
「今は駄目よ」
「じゃあいつならいいって言うんですか!?」
「……今夜なら」
ジャックは少し驚いた様子だったが、直ぐに嬉しそうな雰囲気になった。
「いいんですか!」
「まあ、その、ジャックだし……」
きっと私の頬は赤く染っているだろう。
すると、明るい顔をしてジャックは話し出した。
「それから、恥ずかしがらないでください。もっと素直になっていいんですよ」
「ええ、頑張るわ。上手くできるか分からないけれど。大好きよ、ジャック。愛してるわ」
「私もです、なまえ。愛してます」
そして抱きしめ合って触れるだけのキスをした。
まだ、目覚めるには早いだろう。
私たちは朝の柔らかい光の中で瞼を閉じた。
身体をもぞもぞと動かすと、いつの間にかジャックも起きていたようで私を後ろから抱きしめてきた。少し悲しげな彼の声が聞こえてくる。
「ところで、どうしてあんなにミニリッパーばっかり構うんですか?もしかして、私のことはどうでもよくなっちゃったんですか……?」
私は慌てて首を振った。
「嫌いになったとか、どうでもよくなったとかある訳ないじゃない。ただ、その……まあ、色々よ」
「色々ってなんですか!?教えてくれないともう二度と口聞きませんよ!」
それだけは止めて……お願い、と懇願するような言葉が口をつく。
「あの、えっと、ミニリッパーは貴方みたいだし……それから……」
「それから?」
「貴方に対してだと恥ずかしくて出来ないのよ!だから、つい……!」
少しつっけんどんな言い方になってしまった。
ジャックは黙っている。怒らせてしまったのかと思って恐る恐る彼の方を振り返った。
「また襲ってもいいですか?」
「えっ」
ひとまず怒らせてはいなかったようでほっとした。ただ、その、嫌じゃないけど時間が──
動揺から心の中で返答を始めた私を他所にジャックは早く答えろと言わんばかりの表情でこちらを見つめてくる。
「今は駄目よ」
「じゃあいつならいいって言うんですか!?」
「……今夜なら」
ジャックは少し驚いた様子だったが、直ぐに嬉しそうな雰囲気になった。
「いいんですか!」
「まあ、その、ジャックだし……」
きっと私の頬は赤く染っているだろう。
すると、明るい顔をしてジャックは話し出した。
「それから、恥ずかしがらないでください。もっと素直になっていいんですよ」
「ええ、頑張るわ。上手くできるか分からないけれど。大好きよ、ジャック。愛してるわ」
「私もです、なまえ。愛してます」
そして抱きしめ合って触れるだけのキスをした。
まだ、目覚めるには早いだろう。
私たちは朝の柔らかい光の中で瞼を閉じた。