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※『妹とモブ子さん』おまけ『僕とモブ子さん』の中での「よく僕の知り合いに一方的に話してどっか言っちゃう」泉
「はじめまして!緑谷泉です!」
突然目の前に現れた小柄な女子が、そう言ってにっこり笑った。
「え、だれ」
突然すぎて名前を聞き取れなかった。
「洗脳の個性の心操人使さんですよね!?」
「そうだけど…」
あんたは、と言おうとするが、また喋り出した。
「すごい個性ですよね!ヴィラン確保するときに有利ですし、災害救助のときにも安全に助けられますよね!お兄ちゃんから聞いたんです。相澤先生から捕縛布を使った訓練を受けたんですよね!相澤先生から手解きを受けられるなんて羨ましいです。あ、ぜひ今度手合わせしてください」
「手合わせ?」
「去年のA組対B組の合同訓練のときに良い勝負だって聞きましたよ!」
「あ、いや…」
「お兄ちゃんが良いライバルだって言ってました!」
そのときチャイムが鳴った。彼女はチャイムを見上げて、笑った。
「予鈴鳴っちゃいましたね!またお話聞かせてください!ではまた!」
くるりと身を翻し、早足で行ってしまった。
「…俺、何も言ってないよな…」
「心操くん?どうしたの、予鈴鳴ったよ」
「…嵐のような女子に一方的に話しかけられた」
「え!?」
「そう言えば、兄貴がどうとか言ってた。A組かB組に妹いるやついるか知ってる?」
緑谷が深刻そうに手を顔に当てた。
「あぁ~…全くあの子はもう…。ごめん。たぶんそれ、僕の妹です…泉って言うんだけど」
絞り出すように緑谷が呻いた。
「緑谷泉って言ったのか。突然話しかけられたから、聞き取れなくて」
「驚かせてごめん…。あの子本当におしゃべりで…」
「あぁ、本当に」
「はじめまして!緑谷泉です!」
突然目の前に現れた小柄な女子が、そう言ってにっこり笑った。
「え、だれ」
突然すぎて名前を聞き取れなかった。
「洗脳の個性の心操人使さんですよね!?」
「そうだけど…」
あんたは、と言おうとするが、また喋り出した。
「すごい個性ですよね!ヴィラン確保するときに有利ですし、災害救助のときにも安全に助けられますよね!お兄ちゃんから聞いたんです。相澤先生から捕縛布を使った訓練を受けたんですよね!相澤先生から手解きを受けられるなんて羨ましいです。あ、ぜひ今度手合わせしてください」
「手合わせ?」
「去年のA組対B組の合同訓練のときに良い勝負だって聞きましたよ!」
「あ、いや…」
「お兄ちゃんが良いライバルだって言ってました!」
そのときチャイムが鳴った。彼女はチャイムを見上げて、笑った。
「予鈴鳴っちゃいましたね!またお話聞かせてください!ではまた!」
くるりと身を翻し、早足で行ってしまった。
「…俺、何も言ってないよな…」
「心操くん?どうしたの、予鈴鳴ったよ」
「…嵐のような女子に一方的に話しかけられた」
「え!?」
「そう言えば、兄貴がどうとか言ってた。A組かB組に妹いるやついるか知ってる?」
緑谷が深刻そうに手を顔に当てた。
「あぁ~…全くあの子はもう…。ごめん。たぶんそれ、僕の妹です…泉って言うんだけど」
絞り出すように緑谷が呻いた。
「緑谷泉って言ったのか。突然話しかけられたから、聞き取れなくて」
「驚かせてごめん…。あの子本当におしゃべりで…」
「あぁ、本当に」