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原作からの流れ的な…
「お前なんかヒーローやめちまえ」
「エンデヴァーと同じことすんじゃねぇのか?」
心ない言葉を容赦なく浴びせられている焦凍さんを見て、自然と足が前に出ていた。
一般市民に対して私たちヒーローは無力だ。
カッとなって手を出せば、私たちのせいにされてしまうし、活動停止なんてことになったら困る。
隣に並んで立ち、焦凍さんの背中に右手を添えた。
「こんにちは。ショートさんに何か用ですか?」
泉は怒っていることを隠すように最大限ににっこりと笑った。
「ファイアリーも知ってるだろ。ショートの親父の話」
「もちろんです。…でも、ショートさんが何かしたのでしょうか?人様の家庭の事情に口を挟んではだめですよ」
「は」
「あなたの家庭の事情に一介のヒーローが首を突っ込んだら怒りますよね?…一緒ですよ?」
泉は笑みを崩そうとしない。
「なっ…」
「それに、エンデヴァーはエンデヴァーで、ショートさんはショートさんですよ。知ってますか?」
「突然ごめんなさい。けど、言い返したくて」
「…いや」
「私がいます。ショートさんが何か言われても、私が言い返します」
驚いた顔で泉を見ると、凛とした表情だった。
「…頼もしいな」
轟は少し気が抜けたのか、笑みを浮かべた。
「手」
「手?」
「背中に当てただろ」
「あぁ…はい。あ!ダメでした⁉︎」
「そうじゃない。すごく安心した」
そう言うと泉は嬉しそうに笑った。
「お前なんかヒーローやめちまえ」
「エンデヴァーと同じことすんじゃねぇのか?」
心ない言葉を容赦なく浴びせられている焦凍さんを見て、自然と足が前に出ていた。
一般市民に対して私たちヒーローは無力だ。
カッとなって手を出せば、私たちのせいにされてしまうし、活動停止なんてことになったら困る。
隣に並んで立ち、焦凍さんの背中に右手を添えた。
「こんにちは。ショートさんに何か用ですか?」
泉は怒っていることを隠すように最大限ににっこりと笑った。
「ファイアリーも知ってるだろ。ショートの親父の話」
「もちろんです。…でも、ショートさんが何かしたのでしょうか?人様の家庭の事情に口を挟んではだめですよ」
「は」
「あなたの家庭の事情に一介のヒーローが首を突っ込んだら怒りますよね?…一緒ですよ?」
泉は笑みを崩そうとしない。
「なっ…」
「それに、エンデヴァーはエンデヴァーで、ショートさんはショートさんですよ。知ってますか?」
「突然ごめんなさい。けど、言い返したくて」
「…いや」
「私がいます。ショートさんが何か言われても、私が言い返します」
驚いた顔で泉を見ると、凛とした表情だった。
「…頼もしいな」
轟は少し気が抜けたのか、笑みを浮かべた。
「手」
「手?」
「背中に当てただろ」
「あぁ…はい。あ!ダメでした⁉︎」
「そうじゃない。すごく安心した」
そう言うと泉は嬉しそうに笑った。
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