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道場の入り口からとても綺麗な女性が顔を出した。
「轟さん、男子部のミーティングが始まりますわよ」
わっ、美人…!袴似合いそうだな…!
「わりぃ」
そう言うと轟さんは中へ入っていってしまった。
「はじめまして、女子弓道部部長の八百万と申します。貴女が本当にいらっしゃるとは思いませんでしたわ」
「?」
「轟さん目当てでいらっしゃったのでしょう?」
カチンときて言い返す。
「轟さん目当てではありません。雄英に来たかったのはお兄ちゃんがいるからです。それに弓道は小学生のときからやってます」
「それは知りませんでしたわ。うちの部に付いて来れるかどうかは、すぐに分かりますけれど」
「そもそも!轟さん目当てで雄英の入試で首席が取れるとお思いですか?!」
「首席を目指すのは当然のことですわ」
普段お喋りだからって私の実力をなめてもらっちゃ困る。スポ薦はもらえなかったけど、私は結構出来るんです!
入部して1ヶ月が経った。八百万さんは相変わらずつん、としていたがある日突然声をかけられた。
「緑谷さん…少しお時間よろしいでしょうか?」
申し訳なさそうに呼びかけてきた八百万さんは、私に頭を下げた。
「え!?何してるんですか⁉︎頭をあげて下さい!」
驚いて言うと、八百万さんは頭を下げたまま口早に言った。
「私、貴女に失礼なことを言ってしまいましたわ。ごめんなさい。」
この世の終わりとでも言いたげな物言いだ。どうやら私が轟さん目当てじゃないと分かってもらえたらしかった。安堵した。でも、部活に真摯に取り組む八百万さんが、入部する日に轟さんに告白するなんてミーハーだって思われても仕方ないことをしたのは私だし、頭を下げて欲しくなかった。
「失礼なんてとんでもない!ほんとに!頭上げてください!」
「ですが、これでは私の気持ちが収まりませんわ…」
「でしたら!私のことを名前で呼んでもらえませんか?私は八百万さんと仲良くなりたいです」
「そんな簡単な…」
「良いんです。私は出来たら…そのう…百さんと呼びたいのですが…」
「えぇもちろんですわ!是非呼んでくださいませ!」
「ありがとうございます!嬉しいですっ…!」
「あ、でも、部内では目指すべき目標でライバルです」
「当然ですわ。臨むところです」
---------
おしゃべりな夢主でぜ、一歩道場に入れば、口をつぐみ静かになります。弓道と一対一で向き合って取り組んでいます。真面目なので、部活には1番に来ます。
実力もなかなかです。なので、ミーハーと思われていても、すぐに認めてもらえたのです。
『私と百さん』でも言いましたが、ヤオモモのこと好きなんです。ちょっと悪者にしてごめんね…。
→途中まで書き直ししたものの供養
「轟さん、男子部のミーティングが始まりますわよ」
わっ、美人…!袴似合いそうだな…!
「わりぃ」
そう言うと轟さんは中へ入っていってしまった。
「はじめまして、女子弓道部部長の八百万と申します。貴女が本当にいらっしゃるとは思いませんでしたわ」
「?」
「轟さん目当てでいらっしゃったのでしょう?」
カチンときて言い返す。
「轟さん目当てではありません。雄英に来たかったのはお兄ちゃんがいるからです。それに弓道は小学生のときからやってます」
「それは知りませんでしたわ。うちの部に付いて来れるかどうかは、すぐに分かりますけれど」
「そもそも!轟さん目当てで雄英の入試で首席が取れるとお思いですか?!」
「首席を目指すのは当然のことですわ」
普段お喋りだからって私の実力をなめてもらっちゃ困る。スポ薦はもらえなかったけど、私は結構出来るんです!
入部して1ヶ月が経った。八百万さんは相変わらずつん、としていたがある日突然声をかけられた。
「緑谷さん…少しお時間よろしいでしょうか?」
申し訳なさそうに呼びかけてきた八百万さんは、私に頭を下げた。
「え!?何してるんですか⁉︎頭をあげて下さい!」
驚いて言うと、八百万さんは頭を下げたまま口早に言った。
「私、貴女に失礼なことを言ってしまいましたわ。ごめんなさい。」
この世の終わりとでも言いたげな物言いだ。どうやら私が轟さん目当てじゃないと分かってもらえたらしかった。安堵した。でも、部活に真摯に取り組む八百万さんが、入部する日に轟さんに告白するなんてミーハーだって思われても仕方ないことをしたのは私だし、頭を下げて欲しくなかった。
「失礼なんてとんでもない!ほんとに!頭上げてください!」
「ですが、これでは私の気持ちが収まりませんわ…」
「でしたら!私のことを名前で呼んでもらえませんか?私は八百万さんと仲良くなりたいです」
「そんな簡単な…」
「良いんです。私は出来たら…そのう…百さんと呼びたいのですが…」
「えぇもちろんですわ!是非呼んでくださいませ!」
「ありがとうございます!嬉しいですっ…!」
「あ、でも、部内では目指すべき目標でライバルです」
「当然ですわ。臨むところです」
---------
おしゃべりな夢主でぜ、一歩道場に入れば、口をつぐみ静かになります。弓道と一対一で向き合って取り組んでいます。真面目なので、部活には1番に来ます。
実力もなかなかです。なので、ミーハーと思われていても、すぐに認めてもらえたのです。
『私と百さん』でも言いましたが、ヤオモモのこと好きなんです。ちょっと悪者にしてごめんね…。
→途中まで書き直ししたものの供養