風花に想いをのせて―日記―
今、一番好きな曲.3『落陽』
2019/08/07 21:07お待たせしました!
シリーズ第3弾!
今回紹介する曲は
『落陽』吉田拓郎 (1973年)
いつの頃からか、なんとなく知っていた曲ですが、最近になって好き熱が高まってきました。
その理由として、一つには郷土愛が関係しています。
やはり、自分の故郷の地名が、歌詞の中に出てきたり、物語の舞台になっている曲は気になりますね。
落陽は、作詞家・岡本おさみさんの実体験が基になっています。
それから、もう一つには、表向きの価値観や、通り一遍の説教めいた教訓等では語れない、わびさびを感じる歌詞、曲調にメロディー、少しぶっきらぼうで、それでいて、何かこう…
広い意味で、慈愛すらも感じさせる拓郎さんの歌声。
その全てが、とにかく心に沁みるんですね。
あの港町で、歌詞の中に出てくる“あのじいさん”との出会いと別れがあったのかと思うと、とても感慨深く泣けてくるのです。
落陽はライブ版やシングル版がありますが、僕はライブ版が好きですね。
やはり落陽は、ミディアムテンポのほうがしっくりきます。
イントロが流れた瞬間の高揚感や、曲全体を通してのカタルシス効果が凄いんですね。
シングル版は、テンポが速すぎてちょっと…
悪かないのだけど。
吉田拓郎さんのことは、それほど詳しくありませんが、若い頃よりも今の…
2000年代に入ってからの拓郎さんが良い感じに見えますね。
歌声や歌い方、見た目の雰囲気も落ち着いてきて…何だろう、丸くなったのかなぁ。
カッコいい!と思えるようになりました。
昔からのファンからすれば、今頃気づいたのかという話でしょうが
f(^_^;
聞くところによると、苫小牧のフェリーターミナルでは、お土産品としてサイコロが売られており、出港時には、落陽の音楽が流れるのだそうです。
好みがあるから全員じゃないにしても、その土地の人々に愛される曲ってありますよね。
その土地やシチュエーションのテーマ曲のような。
故郷に、そういう曲があるというのは嬉しいものです。
というわけで、落陽に関しては、YouTubeをはじめ、ネット上、いろんなところで語り尽くされてる感があるようなので、僕からは、この辺にしときましょう。
・・・今回は(笑)。
また改めて、落陽を聴いてから寝ようと思います。
おやすみなさい☆