2round
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「なぁなぁ。勝己って女にモテる?」
「ん?そうだな…そういえば学生の時も何回か知らねぇ女子に呼び出されてたな」
「やるなぁ!」
「おい!余計なことしゃべってんじゃねぇ!!つーかなんで勝手にテメェは家に上がり込んでんだ!」
いつの間にか轟は爆豪の家に上がり込んでいた。名前も何故かすでに警戒を解いてそれを受け入れていた。
家主に許可もなく上がり込んだ轟に爆豪が当然の主張をする。
「何でって、爆豪…。お前に聞きてぇことができた」
轟は急に真顔になって爆豪を見る。
その鋭い視線はどこか自分を咎めているような気がして、爆豪は途端に居心地が悪くなった。
「お前これどういう状況なんだ?お前らただの友達って感じでもねぇよな」
「あぁ?!っ、テメェに関係ぇねぇ!」
轟は爆豪に詰め寄る。
「さっき浮気がどうのとか言ってたよな」
「はぁ?!それはコイツがふざけやがっただけ…っ」
爆豪は轟の後ろで他人事のように見ている名前を見た。いや、興味のなさそうなふりをしている名前を見た。その目は少し、寂しそうに見えた気がした。
「う…」
爆豪は誤魔化そうとした自分を責めた。
そして大きく息を吐いて、轟をまっすぐ見据える。
「ただのダチ、じゃねぇ。名前は俺のもんだ」
「おまっ、爆豪…。コイツ絶対未成年だろ?」
「だからどぉした。法的にはお互い合意なら何も問題ねぇんだよ」
「お前ヒーローなんだぞ。そんな生優しい目で世間は見てくれねぇよ」
「勝手に言わせとけよ」
爆豪はここまできたら完全に開き直っていた。
目の前では恋人が驚きながらも少し恥ずかしそうに俯いていて、それが可愛らしくて、自分の行動は間違っていなかったと確信すらした。
「爆豪、お前ただでさえ普段から言動が過激なせいで苦労してんだろ…メディアでこれ見よがしに叩かれるぞ」
轟は片手で顔を覆うと、頭が痛いと言わんばかりに溜息をついた。
「ショートが黙っててくれればいいじゃん」
「…ぇ」
「おぅそういうこった。知ってんのはお前だけだ」
「待て」
「ショート、勝己は俺の保護者でもあるんだぜ?アングラな社会から抜け出した幼気 な少年の居場所をヒーローは奪うのかよ」
「いゃ、…」
名前が今度は轟に詰め寄る。
今度は自分が責められている立場に轟はたじろぐ。
「…はぁ。わかった。頼むから、目立つようなことはやめてくれ」
「サンキュー!」
轟はまるで共犯者にでもなったような気持ちもあったが、世間体だけを気にして2人の中を引き裂くなど、それこそ間違っているだろうと思った。
「ん?そうだな…そういえば学生の時も何回か知らねぇ女子に呼び出されてたな」
「やるなぁ!」
「おい!余計なことしゃべってんじゃねぇ!!つーかなんで勝手にテメェは家に上がり込んでんだ!」
いつの間にか轟は爆豪の家に上がり込んでいた。名前も何故かすでに警戒を解いてそれを受け入れていた。
家主に許可もなく上がり込んだ轟に爆豪が当然の主張をする。
「何でって、爆豪…。お前に聞きてぇことができた」
轟は急に真顔になって爆豪を見る。
その鋭い視線はどこか自分を咎めているような気がして、爆豪は途端に居心地が悪くなった。
「お前これどういう状況なんだ?お前らただの友達って感じでもねぇよな」
「あぁ?!っ、テメェに関係ぇねぇ!」
轟は爆豪に詰め寄る。
「さっき浮気がどうのとか言ってたよな」
「はぁ?!それはコイツがふざけやがっただけ…っ」
爆豪は轟の後ろで他人事のように見ている名前を見た。いや、興味のなさそうなふりをしている名前を見た。その目は少し、寂しそうに見えた気がした。
「う…」
爆豪は誤魔化そうとした自分を責めた。
そして大きく息を吐いて、轟をまっすぐ見据える。
「ただのダチ、じゃねぇ。名前は俺のもんだ」
「おまっ、爆豪…。コイツ絶対未成年だろ?」
「だからどぉした。法的にはお互い合意なら何も問題ねぇんだよ」
「お前ヒーローなんだぞ。そんな生優しい目で世間は見てくれねぇよ」
「勝手に言わせとけよ」
爆豪はここまできたら完全に開き直っていた。
目の前では恋人が驚きながらも少し恥ずかしそうに俯いていて、それが可愛らしくて、自分の行動は間違っていなかったと確信すらした。
「爆豪、お前ただでさえ普段から言動が過激なせいで苦労してんだろ…メディアでこれ見よがしに叩かれるぞ」
轟は片手で顔を覆うと、頭が痛いと言わんばかりに溜息をついた。
「ショートが黙っててくれればいいじゃん」
「…ぇ」
「おぅそういうこった。知ってんのはお前だけだ」
「待て」
「ショート、勝己は俺の保護者でもあるんだぜ?アングラな社会から抜け出した
「いゃ、…」
名前が今度は轟に詰め寄る。
今度は自分が責められている立場に轟はたじろぐ。
「…はぁ。わかった。頼むから、目立つようなことはやめてくれ」
「サンキュー!」
轟はまるで共犯者にでもなったような気持ちもあったが、世間体だけを気にして2人の中を引き裂くなど、それこそ間違っているだろうと思った。