-Ⅱ-
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~ゲームの世界~
次の日、私はカルヴァートさんが書いてくれた手紙とレイトンさんが忘れていった手帳を持って、レイトンさんがいるグレッセンヘラーカレッジへとやって来た。
「えーと。やっぱりここかぁ……、グレッセンヘラーカレッジ」
日本の大学より広い敷地内にありそうな大学だ。
と思っても、そもそも日本でも大学に行ったことがないから比較することすらできないのだが←
中に入って、敷地内をうろうろと歩く。
「記憶に間違いがなければ、ローザさんが朝、外の掃除をしている……はず」
うん、たぶん……と呟きながらも建物内に入る勇気がないのを誤魔化しているだけだ。
そこら辺にいる人に聞けばすぐに分かりそうなのだが、私にとって彼らは外国人なので話しかけずらいものだった。
「でも、それが新作の第一弾“魔神の笛”なら……の話なんだけどなあ」
う~ん、と悩み、回りをキョロキョロ見ながらゆっくりと歩く。
いやまあ、“魔神の笛”以降もストーリー外で居たんだろうけど……などと考えていた、そんな時だった。
「お嬢ちゃん、どうしたの?迷ったのかい?」
突然、掃除のおばさん……らしき人に話しかけられた。
「あ、えっと……そう、なんですけど……?!」
つい泳がせてしまった視線を戻して見ると、このおばさん、魔神の笛に出てきたローザさんだ。
「案内してあげようか?どこに行きたいんだい?」
「ぁ……えっと、レイトンさんの所に……」
「ああ、教授ね。それならこっちだよ。ついておいで」
「ぁ、はい」
どうやら、レイトンさんはもう大学にいるようだ。
それにしても、ローザさんに出会ったってことは、“魔神の笛”の時間軸の話に来たのかな……?
いや、まだルークやレミさんがいる。
彼らが後から来たら時間軸はまた別になるんだろうなあ、と思いながら建物の中に入った。
彼女の後についていくと、大学内にある一つの扉の前で止まり、ドアをノックした。
「教授!お客様ですよ」
「すまない、少し待っていてくれ!」
中で慌ただしく物を片付ける音が聞こえた。
どこまで散らかしてたか計り知れないが、私は気にしないのに……。
まあ、英国紳士としてのことがあるんだろうな。
そう納得して、呆れたようにため息を吐いたローザさんに曖昧に笑みを浮かべて、ドアが開くのを待った。
次の日、私はカルヴァートさんが書いてくれた手紙とレイトンさんが忘れていった手帳を持って、レイトンさんがいるグレッセンヘラーカレッジへとやって来た。
「えーと。やっぱりここかぁ……、グレッセンヘラーカレッジ」
日本の大学より広い敷地内にありそうな大学だ。
と思っても、そもそも日本でも大学に行ったことがないから比較することすらできないのだが←
中に入って、敷地内をうろうろと歩く。
「記憶に間違いがなければ、ローザさんが朝、外の掃除をしている……はず」
うん、たぶん……と呟きながらも建物内に入る勇気がないのを誤魔化しているだけだ。
そこら辺にいる人に聞けばすぐに分かりそうなのだが、私にとって彼らは外国人なので話しかけずらいものだった。
「でも、それが新作の第一弾“魔神の笛”なら……の話なんだけどなあ」
う~ん、と悩み、回りをキョロキョロ見ながらゆっくりと歩く。
いやまあ、“魔神の笛”以降もストーリー外で居たんだろうけど……などと考えていた、そんな時だった。
「お嬢ちゃん、どうしたの?迷ったのかい?」
突然、掃除のおばさん……らしき人に話しかけられた。
「あ、えっと……そう、なんですけど……?!」
つい泳がせてしまった視線を戻して見ると、このおばさん、魔神の笛に出てきたローザさんだ。
「案内してあげようか?どこに行きたいんだい?」
「ぁ……えっと、レイトンさんの所に……」
「ああ、教授ね。それならこっちだよ。ついておいで」
「ぁ、はい」
どうやら、レイトンさんはもう大学にいるようだ。
それにしても、ローザさんに出会ったってことは、“魔神の笛”の時間軸の話に来たのかな……?
いや、まだルークやレミさんがいる。
彼らが後から来たら時間軸はまた別になるんだろうなあ、と思いながら建物の中に入った。
彼女の後についていくと、大学内にある一つの扉の前で止まり、ドアをノックした。
「教授!お客様ですよ」
「すまない、少し待っていてくれ!」
中で慌ただしく物を片付ける音が聞こえた。
どこまで散らかしてたか計り知れないが、私は気にしないのに……。
まあ、英国紳士としてのことがあるんだろうな。
そう納得して、呆れたようにため息を吐いたローザさんに曖昧に笑みを浮かべて、ドアが開くのを待った。
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