命の音
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コンソールのモニターを見ながら、今まで収集してきた情報を整理していく。
情報管理官だった頃の知識が生かせるからと、自ら名乗り上げてやっている。
それはいつもと変わらない事だったが、今日ばかりはそうもいかないようだった。
「オプティマス」
柔らかい声にカメラアイをモニターから声のした方へと向ければ、私のパートナーであるショウコがキャットウォークからこちらを見上げていた。
「何を見てるの?」
「今までの敵の情報とかだよ。整理をしていたんだ」
「……オプティマスの肩の上で、見てても良い?」
ショウコからの思わぬ言葉に、一瞬理解出来ずに瞬きをする。
メインルームには珍しくラチェットはおらず、アーシー達も子供達と一緒に基地の外へと出かけている。
そこまで考えてから、ふと気が付いてしまった。
私は、あまりショウコと一緒に何かをした事がない。
これは、一緒に過ごす為の第一歩として良いチャンスなのではないか?
「ああ、構わないよ」
そう思った時には、許可を言いながら彼女へと手を差し出していた。
ショウコが掌の上へと乗り移ったのを確認してから、ゆっくりと自身の肩の上へと移動させる。
少しの間、ショウコには理解できないであろうサイバトロン語で埋められたモニターと沈黙の空間を二人で共有していた。
その時、不意に受信部に何かが触れる感じがして、手を止めた。
その部分に触れられるのは、今肩の上に座っているショウコだけだ。
情報管理官だった頃の知識が生かせるからと、自ら名乗り上げてやっている。
それはいつもと変わらない事だったが、今日ばかりはそうもいかないようだった。
「オプティマス」
柔らかい声にカメラアイをモニターから声のした方へと向ければ、私のパートナーであるショウコがキャットウォークからこちらを見上げていた。
「何を見てるの?」
「今までの敵の情報とかだよ。整理をしていたんだ」
「……オプティマスの肩の上で、見てても良い?」
ショウコからの思わぬ言葉に、一瞬理解出来ずに瞬きをする。
メインルームには珍しくラチェットはおらず、アーシー達も子供達と一緒に基地の外へと出かけている。
そこまで考えてから、ふと気が付いてしまった。
私は、あまりショウコと一緒に何かをした事がない。
これは、一緒に過ごす為の第一歩として良いチャンスなのではないか?
「ああ、構わないよ」
そう思った時には、許可を言いながら彼女へと手を差し出していた。
ショウコが掌の上へと乗り移ったのを確認してから、ゆっくりと自身の肩の上へと移動させる。
少しの間、ショウコには理解できないであろうサイバトロン語で埋められたモニターと沈黙の空間を二人で共有していた。
その時、不意に受信部に何かが触れる感じがして、手を止めた。
その部分に触れられるのは、今肩の上に座っているショウコだけだ。
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