ドタバタ指輪物語
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私は、逆ハーなんて
大っ嫌いだ~!!!
それは、ダンブルドア校長に呼び出されたのが始まりだった…。
-ドタバタ指輪物語-
今日は授業も無い、本を読むにはちょうど良い雨が降る午前中。
私は図書館で本を読みながら、ハリーから借りた『忍び地図』で教授と双子を見ていた。
そんな時、我がグリフィンドールの寮監、ミネルバ・マクゴナガル先生が声をかけた。
「Ms.ヒレン。ダンブルドア校長先生がお呼びです。私に付いて来なさい」
「ぁ、はい」
『忍び地図』をこっそりとマクゴナガル先生にバレないように懐に仕舞って付いて行った。
そんなことで場所は移って、校長室。
「すまんが、この指輪を日没まで預かってはくれんかの?」
そういって差し出された指輪は、3、4カラット大の深みのある青い宝石の指輪だった。
「何ですか?この指輪は」
私は、受け取った指輪を眺めた。
「詳しいことは気にするでない。ただ、預かって欲しいのじゃ」
「はあ……。それより、何故私なんですか?」
「君にしかできないことだからじゃ☆」
校長はそういってパチン、と茶目っ気たっぷりに私にウインクをくれた。
何か企みがあるように見えるのは私だけですか~?
「はあ~。わかりました。お預かり致します」
私がそういって部屋を出ようとした時。
「おお、一つ言い忘れておった。その指輪を絶対に指に填めてはならんぞ」
「(指輪の意味がないんじゃ……)わかりました」
私は制服の胸ポケットに指輪を入れて、部屋を出た。
図書館へ戻ろうと廊下を歩いていると、前方からハーマイオニーが走ってきた。
「アスカ!」
「あれ?ハーマイオニー。どうしたの?」
「図書館にいなかったから、私、探し回ってたのよ」
「あ~、ごめん。校長先生に呼び出されてたんだ……」
「あら、そうだったの」
私はハーマイオニーと図書館へ向かいながら、渡された指輪について聞いてみた。
「ねえ、ハーマイオニー。この指輪、何か知ってる?校長先生からの預かり物なんだけど……」
「これ、スターサファイアよ!とっても貴重な宝石で、一時期どこかの国で“幸せの星”って呼ばれていたのよ」
ハーマイオニーが手短に説明をしてくれた。
そして、詳しい説明に移ろうとしたとき。
「アスカー!」
「その指輪、私に預からせてー!!」
「俺にくれー!」
人の波とは、まさにこれのことだと思った。
大っ嫌いだ~!!!
それは、ダンブルドア校長に呼び出されたのが始まりだった…。
-ドタバタ指輪物語-
今日は授業も無い、本を読むにはちょうど良い雨が降る午前中。
私は図書館で本を読みながら、ハリーから借りた『忍び地図』で教授と双子を見ていた。
そんな時、我がグリフィンドールの寮監、ミネルバ・マクゴナガル先生が声をかけた。
「Ms.ヒレン。ダンブルドア校長先生がお呼びです。私に付いて来なさい」
「ぁ、はい」
『忍び地図』をこっそりとマクゴナガル先生にバレないように懐に仕舞って付いて行った。
そんなことで場所は移って、校長室。
「すまんが、この指輪を日没まで預かってはくれんかの?」
そういって差し出された指輪は、3、4カラット大の深みのある青い宝石の指輪だった。
「何ですか?この指輪は」
私は、受け取った指輪を眺めた。
「詳しいことは気にするでない。ただ、預かって欲しいのじゃ」
「はあ……。それより、何故私なんですか?」
「君にしかできないことだからじゃ☆」
校長はそういってパチン、と茶目っ気たっぷりに私にウインクをくれた。
何か企みがあるように見えるのは私だけですか~?
「はあ~。わかりました。お預かり致します」
私がそういって部屋を出ようとした時。
「おお、一つ言い忘れておった。その指輪を絶対に指に填めてはならんぞ」
「(指輪の意味がないんじゃ……)わかりました」
私は制服の胸ポケットに指輪を入れて、部屋を出た。
図書館へ戻ろうと廊下を歩いていると、前方からハーマイオニーが走ってきた。
「アスカ!」
「あれ?ハーマイオニー。どうしたの?」
「図書館にいなかったから、私、探し回ってたのよ」
「あ~、ごめん。校長先生に呼び出されてたんだ……」
「あら、そうだったの」
私はハーマイオニーと図書館へ向かいながら、渡された指輪について聞いてみた。
「ねえ、ハーマイオニー。この指輪、何か知ってる?校長先生からの預かり物なんだけど……」
「これ、スターサファイアよ!とっても貴重な宝石で、一時期どこかの国で“幸せの星”って呼ばれていたのよ」
ハーマイオニーが手短に説明をしてくれた。
そして、詳しい説明に移ろうとしたとき。
「アスカー!」
「その指輪、私に預からせてー!!」
「俺にくれー!」
人の波とは、まさにこれのことだと思った。
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