依存の恋、禁断の愛
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雪がヒラヒラと舞う
雪原の中で
私は
―――絶望を味わった
その絶望は
私を死へと
誘った
貴方が
好きだからこそ
その絶望は深かった
‐Love of dependence
Prohibited love-
~依存の恋
禁断の愛~
ヒラヒラと
舞い散る雪は
白い花びらのよう
私はそれを只
眺めるばかり
それは
いまだに好きといえない
私のようで
「…ようで………あーっ!」
私は頭を抱えて、机に突っ伏した。
「急にどうしたのよ、アスカ」
「思いつかないんだよぉ、続きが」
談話室の暖炉近くにある机を占領していた、私とハーマイオニー。
ハーマイオニーは、その机を含む三つのテーブルを占拠して宿題を広げていた。。
ロンは少し離れた肘掛け椅子に座って、蛙ペパーミントを食べていた。
「あら、珍しいわね。それより、そろそろハリーを起こしに行く?もうすぐ昼食の時間になるわ」
ハーマイオニーがそう言った時、ハリーが階段を降りて来た。
「ハリー、君……君、酷い顔だ」
私は机に突っ伏して、貼り付けていた頬を剥がして顔を上げた。
確かに酷い顔だ。
寝れなかったのか、目の下には隈ができていた。
「みんなはどうしたの?」
「汽車に乗って、今頃それぞれの家に帰ってる頃だよ」
「今日が休暇の一日目だよ。覚えてるかい?」
ロンがハリーの顔をまじまじと見ながら言った。
「もう昼食の時間になるとこだよ。君を起こしに行こうか話してたところだ」
ハリーは少し覚束ない足取りで、暖炉脇の椅子にドサッと座った。
寝不足だけでなる表情ではないことに、私はふと気が付いた。
「ねえ、ほんとに顔色が良くないわ」
ハーマイオニーが宿題を中断して、ハリーの顔をまじまじと覗き込んだ。
「大丈夫」
大丈夫そうに見えないぞ、ハリー。
私は、確かまだ蛙チョコが残っていることを思い出して、取りに行くことにした。
ついでに、ノートも仕舞っておこうと持って行った。
背後でよく聞き取れない会話が聞こえたが、聞いていてはダメだろうと思い、無視して寝室に入った。
「え~と。蛙チョコ、蛙チョコっと………」
探している時、ハーマイオニーの声が微かに聞こえた。
少ししてからロンの声も聞こえた。
「…と……あった!」
箱を軽く振ってみると、カタカタと音がした。
よかった、溶けていない。
雪原の中で
私は
―――絶望を味わった
その絶望は
私を死へと
誘った
貴方が
好きだからこそ
その絶望は深かった
‐Love of dependence
Prohibited love-
~依存の恋
禁断の愛~
ヒラヒラと
舞い散る雪は
白い花びらのよう
私はそれを只
眺めるばかり
それは
いまだに好きといえない
私のようで
「…ようで………あーっ!」
私は頭を抱えて、机に突っ伏した。
「急にどうしたのよ、アスカ」
「思いつかないんだよぉ、続きが」
談話室の暖炉近くにある机を占領していた、私とハーマイオニー。
ハーマイオニーは、その机を含む三つのテーブルを占拠して宿題を広げていた。。
ロンは少し離れた肘掛け椅子に座って、蛙ペパーミントを食べていた。
「あら、珍しいわね。それより、そろそろハリーを起こしに行く?もうすぐ昼食の時間になるわ」
ハーマイオニーがそう言った時、ハリーが階段を降りて来た。
「ハリー、君……君、酷い顔だ」
私は机に突っ伏して、貼り付けていた頬を剥がして顔を上げた。
確かに酷い顔だ。
寝れなかったのか、目の下には隈ができていた。
「みんなはどうしたの?」
「汽車に乗って、今頃それぞれの家に帰ってる頃だよ」
「今日が休暇の一日目だよ。覚えてるかい?」
ロンがハリーの顔をまじまじと見ながら言った。
「もう昼食の時間になるとこだよ。君を起こしに行こうか話してたところだ」
ハリーは少し覚束ない足取りで、暖炉脇の椅子にドサッと座った。
寝不足だけでなる表情ではないことに、私はふと気が付いた。
「ねえ、ほんとに顔色が良くないわ」
ハーマイオニーが宿題を中断して、ハリーの顔をまじまじと覗き込んだ。
「大丈夫」
大丈夫そうに見えないぞ、ハリー。
私は、確かまだ蛙チョコが残っていることを思い出して、取りに行くことにした。
ついでに、ノートも仕舞っておこうと持って行った。
背後でよく聞き取れない会話が聞こえたが、聞いていてはダメだろうと思い、無視して寝室に入った。
「え~と。蛙チョコ、蛙チョコっと………」
探している時、ハーマイオニーの声が微かに聞こえた。
少ししてからロンの声も聞こえた。
「…と……あった!」
箱を軽く振ってみると、カタカタと音がした。
よかった、溶けていない。
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