涙と星空と月
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アスカは消灯時間を過ぎているにも関わらず寮を抜け出し、中庭のベンチに座っていた。
「昼のホグワーツと大違いね」
一人呟く。
夜空を見上げると月と星が輝いていた。
月を眺めていると知らず知らずのうちに頬に涙が伝っていた。
「なんで、私…泣いてるんだろう」
涙を拭っても拭っても溢れ出しつくる自分でもわけがわからず声を抑えて泣いた。
「誰だ!、そこで何をしている?」
アスカは、はっと顔をあげた。
そこには漆黒の衣を纏ったスネイプが立っていた。
スネイプがいるのにも関わらず涙は止まろうとしない。
スネイプはアスカが泣いているのを見て若干戸惑いの色を見せている。
そっとアスカの隣に座る。
「何故泣いている?」
「それが私にも分からなくて夜空を見ていたら無意識に涙が流れていました」
スネイプは溜息をついた。
「本当は減点するところだが今回は見逃してやろう」
「ありがとうございます、あの…もう一つお願いが…」
「何かね?」
「抱きしめて貰ってもいいですか?」
アスカは駄目元で聞いてみた。
「今日だけだぞ」
スネイプは素っ気なく言い放ったがアスカは幸せな気持ちでいっぱいだった。
暫く泣いていると体を離された。
「もう、よかろう寮まで送ってやろう、また泣きたい時は我輩の部屋に来たまえ」
意外な一言にアスカは鼓動ドクンと脈打った。
「ありがとうございます、教授って優しいんですね」
「煩い」
暗くて見えなかったが教授の頬がほんのり紅くなっていた気がした。
「昼のホグワーツと大違いね」
一人呟く。
夜空を見上げると月と星が輝いていた。
月を眺めていると知らず知らずのうちに頬に涙が伝っていた。
「なんで、私…泣いてるんだろう」
涙を拭っても拭っても溢れ出しつくる自分でもわけがわからず声を抑えて泣いた。
「誰だ!、そこで何をしている?」
アスカは、はっと顔をあげた。
そこには漆黒の衣を纏ったスネイプが立っていた。
スネイプがいるのにも関わらず涙は止まろうとしない。
スネイプはアスカが泣いているのを見て若干戸惑いの色を見せている。
そっとアスカの隣に座る。
「何故泣いている?」
「それが私にも分からなくて夜空を見ていたら無意識に涙が流れていました」
スネイプは溜息をついた。
「本当は減点するところだが今回は見逃してやろう」
「ありがとうございます、あの…もう一つお願いが…」
「何かね?」
「抱きしめて貰ってもいいですか?」
アスカは駄目元で聞いてみた。
「今日だけだぞ」
スネイプは素っ気なく言い放ったがアスカは幸せな気持ちでいっぱいだった。
暫く泣いていると体を離された。
「もう、よかろう寮まで送ってやろう、また泣きたい時は我輩の部屋に来たまえ」
意外な一言にアスカは鼓動ドクンと脈打った。
「ありがとうございます、教授って優しいんですね」
「煩い」
暗くて見えなかったが教授の頬がほんのり紅くなっていた気がした。
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