最高のSpecialeを

俺は渚トラウト
Specialeで働いている
今日はこのまま寝ちゃおっかな〜
って、今から開店の準備しないとなんだけどね

この前すずが倒れた
大人組としてすずに負担かけないようにもっと頑張らないと

すず「トラサボらなくなってきてるねー」

『俺がサボってたみたいじゃん』

すず「そうだよ?」
たしかに前はサボってたかも…?
でもこれから頑張るから

『これからは頑張るって決めたから』

たま「トラ偉いねーー!」 ヨシヨシ

『たまに赤ちゃん扱いされるとは…』

たま「それたまが赤ちゃんだって言いたいのー!?」

ベリー「たまは赤ちゃんでしょ〜」
たま「違うもん!」

『俺はベリーに同意』

たま(ガーン)
こんな日常を守るために俺がしっかり…もっと…頑張らないと
颯馬「…渚?」 ボソッ
…ん?なんか聞こえたような キョロキョロ
あれ?颯馬さっきから無言だな、何かあったのかな?

『颯馬もだるそうだなー』
『ボーッとしてるぞ』

颯馬「だるいよ」
「渚も眠そうだな」
すず「そろそろ準備するよー」

『はーい、じゃあまたあとでね』

颯馬「渚…無理すんなよ」 ポン
あ、そうか颯馬は俺が思ってることがわかったから無言だったのか
でも、ごめん、俺はもっと頑張らないといけないんだ

もっと…もっと…

この時は颯馬以外に気づかれていたなんて思ってもなかった
すず「なんかトラ変じゃない?」 ボソッ
ベリー「それうちも思った!」 ボソッ
たま「たまも!」 ボソッ
「颯馬は?」 ボソッ
颯馬「俺も気づいたよ」 ボソッ
「だって渚は…だもん」 ボソッ
すず「颯馬なんか言った?」
颯馬「…なんもないよ」
たま「なんて言ったのー?」
「教えてー」
ベリー「教えてー」
颯馬「はぁ、渚はすずが倒れたことを気にしてるんだよ」 ボソッ
すず「そんなことか」 ボソッ
「じゃあ、あとで気にしなくていいって言っとくかー」 ボソッ

なんかみんな話してる俺だけ仲間はずれじゃーん
何話してるんだろ?

『みんな何話してるの?』

すず「なんもないよ」
「それより、私が倒れたこと気にしなくていいからね!」
ズキッ

『…大丈夫、気にしてないよ』

ベリー「そーう?」
「気にしてそうだなって思ってさ」
たま「すーちゃんも気にしなくていいって言ってるから気にしなくていいんじゃない?」
ズキッ
気にしなくていい?

『…すずが倒れたのは俺のせいじゃん!』
『俺が大人組としてもっと頑張ってれば防げたことじゃん!』
『だから、もっと頑張らないと!』
『気にしなくていいなんか無理だよ!』

颯馬「渚!いっかい落ち着け!」
『あ、ごめん1回頭冷やしてくる』

(カランカラン)
颯馬目線
七瀬「トラ、あんなに気にしてたのにね」
ベリー「ちょっと言いすぎたかな?」
たまこ「たしかに…」

『渚は人一倍責任感が強いからな』

たまこ「なのに気づけなかった」
ベリー「でも、トラ1人で背負う問題じゃないと思う」

たまこ「トラだけのせいじゃないよ」
七瀬「そうだよ、お互い支え合っていかないと」
「そのためのSpecialeでしょ」
『じゃあ、渚にそれをそのまま言うか』

(カランカラン)
たまこ「あ、ト 渚「ごめん!」え?」

トラウト目線
俺考えすぎかな?
1回心配させるし戻るか
颯馬「渚は………責任……強い……な」
え?なんか俺の話してる?
ベリー「でも、トラ1人で背負う問題じゃないと思う」
たまこ「トラだけのせいじゃないよ」
すず「そうだよ、お互い支え合っていかないと」
すず「そのためのSpecialeでしょ」
颯馬「じゃあ、渚にそれをそのまま言うか」
何してんだろすずの言う通りじゃん
Specialeがあるじゃん
俺1人じゃないじゃん

(カランカラン)

たま「あ、ト 『ごめん!』え?」
ベリー「うちらもごめん」
たま「トラの気持ちも分かるのに考えずに言ってごめん」
ベリー「言いすぎてごめん」
すず「トラ1人が頑張ることないんだよ」
颯馬「そうだよ、ここはそのためにある」
『みんな、ごめん』
『俺、ここにいること知ってたはずなのに…」
颯馬「いいよ…その代わりこれからは頼れよ」
すず「そうだよ!頼っていいんだからね!」
たま「Specialeはみんなの居場所だよ!」
ベリー「みんなでつくるんでしょ!」

『みんな…うぅー』

たま「え!?トラ?」
颯馬「渚?泣きすぎだろ」

『だって…みんなが…うぅー』

すず「まぁまぁ、泣き止んで」
「作らないの?あれ」

『つくる…』

すず「はいはい、トラ、掛け声よろしく」

『みんなで1品作りましょう!』
『最高のSpecialeを』

Speciale「「「「「おー」」」」」

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