7 どんどん
「先生…。」
私のもとまでたどり着いた先生
この人は本当にストーカーのようだ。
「波さん 今、帰りですか?」
笑顔できいてくる先生
「…はい」
「そうですか。それでは一緒に病院へ行きましょうか。……おや?…この方は?」
青木くんを見つめている先生
すると青木くんは礼儀正しくこう言った。
「あ、俺、波先輩の後輩で青木 って言います。えっと…」
「僕は波さんの主治医で左東と申します。」
「主治医…?先輩、病院いってんの?どっか悪いの?」
首をかしげながら私に聞いてくる青木くん。
'精神科に通ってます!'
なーんて
死んでも言えない!!!!
というより言いたくない!!!!