3 ゆらめき
「え!?………それは、やめておいた方がいいんじゃないですか!?」
なんだか焦っているようにも聞こえる。
「え、でも、恐いですし。」
「あ、じゃあ、こうしましょう。僕が波さんの 送り迎えをします。だ…だから警察に言うのはやめましょう。ね? 」
「いや、でも それは迷惑かけますし。
というより先生は忙しいでしょうから、きっとそんな時間なんてないですよ。だから気を使わないでください。警察に言いますから大丈夫ですよ」
「時間あります!!!!ありますよ!!!!全然送り迎えできます!」
…先生 即答
困る私。
「え…でも 」
「だから、波さん!とにかく警察に通報するのはやめましょう!ね?」
先生の気持ちは嬉しいけど
…でも、でも、でも、
「やっぱり 恐いですから
警察に通報します!!!!」