1 きらきら
とりあえず、私は担任の先生に
「え、でもそんな大げさな問題じゃないですから…」
と伝えたけど先生は
「大げさな問題よ。傷つくかもしれないけれど 多分クラスのみんなは 今確実に 四宮さんに偏見もってるわね。」
「……はぁ。」
「どうにかしなきゃね!」
私のクラスの担任の先生
岡田 勇気 先生(オカダユウキ)
オカマな先生です。
多分男の人です。口調は女の人ですけど。
オカマの先生ですが、
唯一 私のことを親身に聞いてくださるとっても良い先生です!
「偏見はいけないって前に授業したことあるのに。あの子達 分かってないわね!叱らなきゃ!プンプン」
「わわわ!先生!そ、そこまでしなくていいです!私にも人見知りっていう点がありますから、テキパキ行動しない私も悪いんです!」
すると先生は私の口の前に人差し指を立てて言った。
「四宮さん!先生のことは勇ちゃん先生って呼びなさいって何回も言ってるでしょ!」
そうでした。
この担任の先生は
勇ちゃん先生と呼ばないといけないんでした。
勇ちゃん先生と呼ぶことで生徒との距離が近くなれるらしいので そう呼んでほしいとのことです。
すごいです!
「まあ、それはおいといて。四宮さん、何回も隣の子に頑張って話しかけてたのを先生は知ってるわよ!」
ギクッ!
「えと あの その それは えと
あ!!!!私 今日は 通院の日でした! なので帰らさせていただきますね!すみません!さようなら!」
「あ!四宮さん待ちなさい!んもう!」