3 ゆらめき
ようやく先生は
「…すみません」
と声をだした。
え!なんで謝るんですかー!?
とは、言えず
無言になる私。
「あの…四宮さん …」
「ははははい!!!!」
「これから、四宮さんのこと波さんって呼んでもかまいませんか?」
…え! うわ! え!
何故か 緊張して声がでない
すると 先生は
「やはり…ダメですよね」
なんだ そのシュンとした顔は!!!!
反則です。
「あの、その、全然大丈夫です」
この私の返答に
先生は笑顔になった。
「本当にいいんですか!?」
「…はい。」
すると 先生は