3 ゆらめき
「最近は学校生活の方は上手くいっているようですね。良かったです。
その後は、ちゃんと山原さんという人と会話できましたか?」
「いえ、それが…」
あの後
―……
「ああああ! お弁当持ってくるの忘れたあああ!!!! 波ちゃんごめんね!
先に食べてて!今度、一緒に食べよ!」
「あ、はい!」
―……
「という感じだったんです。」
「それは、残念でしたね。でも次からは一緒に食べれるからいいじゃないですか。」
「はい!!!!」
本当に良かったです!
このまま一生友達できないかと思ってましたから!
「…そういえば、この前のストーカーらしき人に追われてた件、あれからは大丈夫でしたか?」
そういえば そうでした。
私 病院にいったあの日
何者かに追われてたんです。
今日の出来事が嬉しくて忘れてました。