馬鹿にしてるんですか
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#3
奏「日吉日吉日吉日吉日吉」
日吉「煩いですよ。何ですか。」
煩い云々より日吉のゲシュタルト崩壊を起こしかけていたよ私はっ!
奏「イライラしている日吉くんに、是非見てもらいたいものがあるのだ!」
日吉「口調可笑しいですよ。」
奏「ノン!そこは突っ込むところじゃないのだ!」
日吉「はぁ…」
奏「付いてきて!」
私は日吉の手を引いて強引に目的の地まで連れていこうとした。
日吉「なっ、奏先輩?!」
奏「ゴーゴー!」
日吉「引っ張らないで下さいってば!」
奏「とーちゃく!」
日吉「…部室ですか?」
奏「部室ですね。」
日吉「戻りますよ?」
奏「ごめん…」
そんなに怒らなくてもいいのになぁ!
こんな日くらいイライラしないで楽しく過ごして欲しいのに。
奏「ねぇ日吉。ドア開けてみて?」
日吉「はぁ…」
日吉は部室のドアに手をかける。
どきどき…
日吉(なんだ、これ…)
ドアを開けると日吉は目を真ん丸くして向こう側の光景を見つめていた。
成功、かな?
奏「ハッピーバースデー!日吉!」
一人でハッピーバースデートゥーユーと歌ってみたけれど、日吉は相変わらず真ん丸くした目で私を見つめていた。
そりゃ一人で飾り付けしてケーキ作ってって頑張ったんだから驚いてもらわなきゃ張り合いないけどね!
奏「どしたどした?びっくりしちゃった?」
日吉「いや、これ先輩が一人で準備したのかと思うと…」
奏「何?嬉しすぎて泣いちゃう?」
日吉「…違います、呆れてるんです。」
奏「なーんだ。」
日吉「でも…ありがとうございます。」
珍しく、少し頬を赤らめる日吉を見て、思わず嬉しい気持ちが爆発して顔がにやける。
奏「へへ、おめでとう日吉!ケーキ食べよ!あ、プレゼントもあるんだよ!」
日吉「はぁ…先輩がはしゃいでどうするんです。」
奏「いやいやだって日吉の誕生日だよ!テンション上がるじゃん!」
日吉「はいはい、分かりましたよ。」
奏「そんなこという子はケーキ抜きだぞ!」
日吉「食い意地張ってますね。」
奏「何でそうなるのよっ!」
さっきより明るくなった日吉の声を聞いて、少し安心した。
誕生日なのにご機嫌ナナメなんて悲しいもん。
貴方にとって、素敵な誕生日になりますように!
#3 違います、呆れてるんです
ーー本当はちょっと嬉しいんでしょ?