えっちな自撮りシリーズ
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スマホの画面に表示されたシン君からのメッセージはたった一言。
『ちょっと待ってろ』
それだけだった。
その短くも、底知れない怒りを孕んでいるようにも感じ取れてしまうメッセージに私はサッと血の気が引いた。
やっぱり、怒らせてしまったんだ…。
頭の中で反芻すると、ドクンっと心臓が嫌な音を立てたような気がした。
確かに友達にちょっとえっちな自撮り写真と、おまじないと送られてきた言葉をメッセージとして写真と一緒に送ってみたけど。全然喜んでなさそうだし、怒らせてしまった…。これで嫌われたら、どうしよう…。
しょんぼりと落ち込みながら、ひとまず嫌な思考を止めるようにシャワーを浴び、部屋着に着替える。
お腹は空いていないけど、少しでも気を紛らわすためにご飯でも作ろうかと思いながら、キッチンに向かう。
するとけたたましくインターホンが鳴り響いた。
ギョッとしてモニター越しに外を確認すると、買い物をしてきたのかビニール袋を提げているシン君が落ち着かない様子で立っていた。
怒ってるようにはみえない、だけど…。
恐る恐る玄関まで行き、鍵を開ける。
シン君は私の返事を待たずにズンズンと玄関に入り込むと、途端に顔を真っ赤にしながら唸るように声を荒げた。
「お前なぁ!」
その声にビクリと肩が震える。肩を震わせて彼を見ると、その視線が私を射抜く。
「あ、あんな写真送ってきて何のつもりだよ…!!」
あぁ、やっぱり、そうだよね…。
迷惑だったんだ…。
きっと、あんなもの送られても、困るだけだよね…、そりゃあ迷惑だろうし…。私って、本当にシン君のこと、分かってない…。
「ご、ごめんね…!シン君、最近疲れてるみたいだったから。友人に相談したら、あぁいう写真送ればシン君元気になるって、言ってくれたからやってみたんだけど…」
私の声の勢いは、すっかり尻すぼみになって、最後は消え入るようだった。情けなくて思わず、顔を俯かせてしまう。
シン君の役に立ちたかった、元気づけたかったという純粋な気持ちが、怒らせてしまったという真実によって、何かしてあげたかったという気持ちに大きく穴を開けて、まるで風船がしゅるしゅると萎んでいくように、急速にしぼんでいった。
迷惑、かけちゃった…。
「ッ、あのなぁ…!」
「…………?」
シン君はギリッと歯を噛み締めて、何かを耐えているようだった。
どうしたんだろう…?
怒っているだけじゃない、なにか抑えきれない何かを我慢しているようにも見えた。
顔を上げようとしたら、ふと俯かせていた視界にふと、彼のズボンを少し押し上げる悍ましい存在が飛び込んできた。
「〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!」
驚きと、異性としてのシンボルを間接的に見てしまい私は声にならない悲鳴を上げてしまった。それに私は一気に全身の血が沸騰したかのように一気に熱くなって、ガバッと顔を上げた。
顔を上げた私を見るシン君は、先程までの怒りとは異なりジトリとした、でも深い情欲を孕んだ目で私を見ていた。
「分かっただろ…!迷惑じゃないし、むしろ、その…、お前のせいで元気になりすぎだんだよ……!」
その剥き出しの感情を帯びた視線と彼の言葉、そして目の前の現実が私の思考を麻痺させる。
「あ、あの……!ごめ、」
ただ純粋に、元気になって欲しかっただけなのに、まさかこんな事になるなんて思わなくて。動揺して咄嗟に謝ろうとすると、ぐいっと抱き寄せられて胸に強く押し付けられ、強く抱き締められた。久しぶりのシン君の香りと、体温に身体の力が抜けてしまう。でも、そんな私の身体をギクリと強張らせたのはスーッ…という、シン君が息を吸い込む音が聞こえたからだ。それはまるで、私の匂いを確かめるかのように。
いくらシャワーを浴びたとはいえ、首筋に顔を埋められ匂いを嗅がれるのは流石に死にそうなほど恥ずかしすぎる…!!
抵抗しようにも、強く抱き締められて身動き一つ出来ない。そして、密着した体勢は彼の"それ"を私の身体に否応なく押し付ける。
「あ、の…!シン君、その、ッん…!」
私の首筋をねっとりと肉厚な舌が舐め上げられ、変な声が漏れてしまった。
甘噛みされたかと思えば、ジュッと吸われ、チクリとした痛みが走る。それは痛みというよりは、脳を直接揺さぶるような快楽だった。
「この元気になりすぎた責任、お前がとってくれるんだろ…?」
熱い吐息とともにシン君が、甘く耳元でそっと囁き私の鼓膜を揺さぶる。
その声がゾワリと私の背筋を快楽として駆け上がった。
その言葉と、荒い息遣いでシン君がとても興奮しているんだと今更ながら理解した。
もう抗う術はない。いや、むしろ抗いたくなかった。
私はシン君の背中に手を回して抱き締め返すと、胸に顔を押しつけながら小さく、しかしはっきりと頷いた。
シン君は満足気に、また私の首筋に顔を埋め、大きく深呼吸すると、抱き締めていた腕を解いた。
そして迷うことなく玄関の鍵を閉め、私を抱きかかえるように、部屋に入り私をベッドに押し倒した。
私の上に馬乗りになったシン君の目は獲物を追い詰めた捕食者のようにギラギラとした目をしていた。
ガサリと彼が提げていたビニール袋が音を立てて床に落ちた。視界の端に入ったその中身はペットボトルの飲み物と、使い慣れたコンドームの箱が、いくつも。
「シ、ンく、」
「黙って」
私の言葉を遮るように、チュッと音を立てて唇が塞がれた。
最初は触れるだけのキス。その音さえ私の羞恥心を掻き立てて、思わずシン君の胸を押し、止めて欲しいことを伝えようとする。
しかし、シン君の胸は固くびくともしない。それどころか、訴えていたはずのその手を捕らえられ、恋人繋ぎにされて、ベッドに押し付けられてしまった。スリスリとまるで絡み合うように、指の股を撫でられるたびに、私の全身の力が抜けていってしまう。
唇は容赦なく貪られ、頭は真っ白で何も考えられなくなる。
やがて、キスは酸素を奪われるかのような激しいものになっていく。
苦しくなって少し開いた唇の隙間からシン君の舌がにゅるりと入り込んで来て来たかと思うと、口の中で逃げ惑う私の舌を絡み取っていく。熱い唾液を流し込まれ、私はそれをコクンッと飲み込んだ。
下唇を軽く噛まれ、舌をじゅっと吸われる。その官能的なキスに私はすっかり骨抜きにされてしまう。
シン君が満足したのは、私がもう骨抜きにされて、もう呂律さえもまわらない程にトロトロに蕩かされてしまってからだった。
そんな私を見たシン君は、ゴクンッと生唾を飲み込んでいたが、目は満足そうに細められている。
シン君は上着を脱ぎ捨てた。まるで「邪魔だ」とでも言いたげに、うざったそうに。
そして、ふっと笑みをこぼした。
「悪ぃ、抱き潰すかも知んねえ…。でも、あんな写真送ってきたんだから、この責任はちゃんととれよな…?」
その言葉を最後に私はこの夜、徹底的にシン君に貪られ、宣言通り、抱き潰されてしまった。
翌日体が動かない私のお世話を甲斐甲斐しくしてくれるシン君は、昨夜の事などまるで無かったかのように、随分と清々しい様子だった。
