えっちな自撮りシリーズ
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仕事から帰るとふと友人から連絡が届いていた。
文面から彼女が元気にしている様子がうかがえる。そんなメッセージを読んでいるとふと、先日恋人からもらった連絡を思い出した。
ひどく疲労が滲んでいたそのメッセージに、何か自分にできないかと思い連絡してみたけれど、彼はどこか無理をしているかのように「大丈夫」と繰り返した。それが、自分は頼りないんだと言われているようで、少し悲しかった。
その事を友人に相談する。
しばらくして返ってきた彼女の返信に目を点にしてしまった。
『自分のえっちな画像送ると良いよ』
「は………………?」
目を擦り。
また画面を見て。
また目を擦って。
そしてもう一度画面を見たが、返信に変化はない。
私の目は正常らしいが、いや、待って。
返信の内容が全く正常じゃないよ!?
自分のえっちな画像……?
想像して出て来たのは、グラビアアイドル達がするようなポーズ。冷や汗が止まらない。そんな格好出来るほどスタイル良くないし、そんな目障りなものを送りつけて迷惑がられたら…!!
そう思うと血の気が引いた。
「無理!」と即座に返信すると、楽しげな絵文字付きの、随分テンション高めな文面で返信がきた。
絶対にからかってるな…!!
『自分の恋人からえっちな自撮りが送られてきて元気出ない男いる?』
要約するとそういうことらしい。
そう言われると、何も言い返せなくなる。
確かに、自分の目障りな画像で元気が出てくれるならそんな写真いくらでも撮るけど…。
でもなぁ…、となかなか決心がつかない。
試しに鏡の前で自分の姿を見てみる。
そして、少し検索してみればスタイルの良い女性なんてたくさんいて…。
そんな女性達と、自分の鏡に映る姿を見比べてみると、明らかにみすぼらしく感じた。
確かに抱かれたことだってあるけど、好き好んでこんなみすぼらしい女の体を見たいと思うのだろう。
そう考えると、何かしてあげたいと思う気持ちが、しゅるしゅると空気が抜けた風船のように萎んでいった。
大体、付き合えてる事自体奇跡に近いのに、そんな余計なことをしてフラレたくないし…。
しょんぼりしながらそう返信すると、送信してから十秒と経たずに返信が来た。
誰かも知らないグラビアアイドルを真似たかのような大量の自撮り画像と共に。
それにはギョッとしてしまう。
『大丈夫だって!私が保証するから!!それに、恋人からのえっちな写真もらって嬉しくない男なんていないから!!』
要約するとそんな感じの文面だ。
それを読み終わるまでに、まさに女豹のような男性を誘う女性の自撮り画像が次々送られてきて、通知音が鳴りやまない。
そうかな…。
大丈夫かな…。
でもなぁ…。
心配になりながらそんな事を思っていると、最後に送られてきた自撮り画像は、送られてきたものの中では比較的控え目なモノで。
あ、これぐらいなら出来るかもしれない…。
そう思い、鏡の中の自分を見た。
疲れてる彼のためなら一肌脱ぐ覚悟もないのか、君は。
そう問いかけると、私はきゅっと唇を結んだ。
そして服をまくり上げ、自撮りのためスマホのカメラ設定を変更した。
*****
な、なんか……無性に恥ずかしい…!!
スマホに映るのは、先程の控え目な画像を見本にしながら撮ったのは、自分の恥ずかしい自撮り。
いや、控え目だと思ったけど、いざ自分がするとなると恥ずかし過ぎる……!
取り敢えず、何枚か撮ったけど…。
これ、本当に送るの…?
恥ずかしすぎない…?
もし、気持ち悪がられたら…?
変な奴って、思われたら…?
…………。
あとは送信ボタンを押すだけだったのに、最後の最後で気持ちが揺れ動く。
でも、うーん……!
ふらふらと彷徨っていた指が力無く、画面を叩いた。その感触に驚いて指を上げてしまう。
「ぅ、え!!?」
画面には自分の恥ずかしい自撮り画像と、なんとなく恥ずかしくて一緒に添えていたメッセージが送信されていた。
無事に表示されている。
頭を抱え込んだ。
いや、待って。
まだ既読になってないし、普段も既読になるのは比較的遅いし、急げばまだ送信取り消しも出来るはず……!
そう思い、ガバっと顔を上げて画面を見ると、送信された時間の上には、無情にも「既読」の文字。
なんでこんな時に限って…!!
もう泣きたい…!!
すると、彼からポコンと連絡が来た。
