第1章
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「うわぁあああ!!海に落ちるぅううう」
「どうすんだこれ!能力者もいるんだぞ!?」
デスウインクの勢いで地面からかなり飛び上がってはいるが、このままだと落ちていき着水するのは数秒後。
『っいやぁあああ!!』
海に落ちる、そう思って身構えたがイワンコフさんの顔はポヨンと何かの上に着地した
すごく大きい、これは…この生物は
『ジ、ジンベエザメ…!?』
周りには沢山のジンベエザメが泳いでいた。私たちはジンベエザメの背中に乗っているんだ。
「こんな危ない海に呼んですまないのう。感謝する」
ジンベエさんは私達には聞こえない言語でジンベエザメに何かを話していた。
お魚と話ができるなんてすごい!なんて素敵なんだろう
サメ達はグングンと凄い速さで進み、私達をジンベエさんやクロコダイルさんが待つ軍艦へ送り届けてくれた
「やったー!軍艦にたどり着いたぞー!」
「マゼランから逃げ切ったぞ!!」
囚人達が口々に叫ぶ。
『あ…はは』
そっか、マゼランから逃げれたんだ。安心したと同時にドッと疲れが出て、甲板にペタリと座り込む。
そうやっていて、少しした後に頭上から声をかけられる。
「おい、何へたり込んでやがる」
『……へ?あ、クロコダイルさん!』
そうだ!軍艦奪って来てくれてありがとうございます!
4人だけで軍艦奪って来ちゃうなんて本当すごいですね!
そう言うと彼は
「今、海軍の実力者は白ひげとの全面戦争に備えて海軍本部に集められてて手薄だからな」と表情を変えずに言った。
いや、だからって『そっか。じゃあ軍艦奪えるか』ってならないから
「立ちな。まだ地獄は出てねぇぞ。お嬢さん」
『え』
クロコダイルさんに言われて、立ち上がる。
目を凝らして前を見ると、船の進む方角に薄っすらと高い壁があるのが見えた。
そして私達を囲むいくつもの軍艦の姿も。
『あ、把握しました』
「理解が早くて何よりだ」
まだ地獄は抜け出していなかった。
インペルダウンは海のど真ん中にそびえ立ち、その周りにものすごい高い壁で覆われている。
そしてその壁を突破されないように、軍艦が船を出してきた。
これ、みんなで協力して突破しないとダメなやつだ。他の軍艦からの集中砲火を防いで、あの扉から海に出る。
これが達成された時、私たちは本当に自由になれるのだ。
「まぁ、お前も自分の能力を知る良い機会だろう」
『う……が、頑張ります』
ちなみにさっき傘でマゼランの毒竜を防げたので、傘で色々防げる能力なのかなって思ってます。
そう言うと、彼は「ほぅ、毒も防げるのか。使えるな」と言って感心したように私を見た。
「なら、砲弾くらいは余裕で防げるだろ。やってみろ」
『えっ、そんないきなりですか!?そういうのってある程度、修行回挟んでから挑戦するものじゃないんですか!?』
「やれ」
『イエッサーボス!!』
クロコダイルさんって何か人を従わせるような才能がある気がする。
そんなことを考えていると、砲弾がこっちの船に飛んで来た。
やばいどうしよう、と騒ぐ囚人達の前に立つ
『っ、私達を守って!アンブレラ・シールド!!』
砲弾の方向に傘を開いた。
「どうすんだこれ!能力者もいるんだぞ!?」
デスウインクの勢いで地面からかなり飛び上がってはいるが、このままだと落ちていき着水するのは数秒後。
『っいやぁあああ!!』
海に落ちる、そう思って身構えたがイワンコフさんの顔はポヨンと何かの上に着地した
すごく大きい、これは…この生物は
『ジ、ジンベエザメ…!?』
周りには沢山のジンベエザメが泳いでいた。私たちはジンベエザメの背中に乗っているんだ。
「こんな危ない海に呼んですまないのう。感謝する」
ジンベエさんは私達には聞こえない言語でジンベエザメに何かを話していた。
お魚と話ができるなんてすごい!なんて素敵なんだろう
サメ達はグングンと凄い速さで進み、私達をジンベエさんやクロコダイルさんが待つ軍艦へ送り届けてくれた
「やったー!軍艦にたどり着いたぞー!」
「マゼランから逃げ切ったぞ!!」
囚人達が口々に叫ぶ。
『あ…はは』
そっか、マゼランから逃げれたんだ。安心したと同時にドッと疲れが出て、甲板にペタリと座り込む。
そうやっていて、少しした後に頭上から声をかけられる。
「おい、何へたり込んでやがる」
『……へ?あ、クロコダイルさん!』
そうだ!軍艦奪って来てくれてありがとうございます!
4人だけで軍艦奪って来ちゃうなんて本当すごいですね!
そう言うと彼は
「今、海軍の実力者は白ひげとの全面戦争に備えて海軍本部に集められてて手薄だからな」と表情を変えずに言った。
いや、だからって『そっか。じゃあ軍艦奪えるか』ってならないから
「立ちな。まだ地獄は出てねぇぞ。お嬢さん」
『え』
クロコダイルさんに言われて、立ち上がる。
目を凝らして前を見ると、船の進む方角に薄っすらと高い壁があるのが見えた。
そして私達を囲むいくつもの軍艦の姿も。
『あ、把握しました』
「理解が早くて何よりだ」
まだ地獄は抜け出していなかった。
インペルダウンは海のど真ん中にそびえ立ち、その周りにものすごい高い壁で覆われている。
そしてその壁を突破されないように、軍艦が船を出してきた。
これ、みんなで協力して突破しないとダメなやつだ。他の軍艦からの集中砲火を防いで、あの扉から海に出る。
これが達成された時、私たちは本当に自由になれるのだ。
「まぁ、お前も自分の能力を知る良い機会だろう」
『う……が、頑張ります』
ちなみにさっき傘でマゼランの毒竜を防げたので、傘で色々防げる能力なのかなって思ってます。
そう言うと、彼は「ほぅ、毒も防げるのか。使えるな」と言って感心したように私を見た。
「なら、砲弾くらいは余裕で防げるだろ。やってみろ」
『えっ、そんないきなりですか!?そういうのってある程度、修行回挟んでから挑戦するものじゃないんですか!?』
「やれ」
『イエッサーボス!!』
クロコダイルさんって何か人を従わせるような才能がある気がする。
そんなことを考えていると、砲弾がこっちの船に飛んで来た。
やばいどうしよう、と騒ぐ囚人達の前に立つ
『っ、私達を守って!アンブレラ・シールド!!』
砲弾の方向に傘を開いた。