第1章
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クロコダイルside
「うおー!!七武海の2人とと麦わらのルフィが獄卒獣を倒したぞー!!」
LEVEL4で敵を撃ち倒し、場を制圧することに成功する。
腕はそんなに鈍っちゃいないらしい。
だが、体力と筋力はもう一度鍛え上げる必要があるな…。
新しい葉巻をくわえ、火をつける。
向かったのは奥の方にあった牢屋。
目的の人物がいることを確認し、口を開く。
「ここを出ようと思うんだが…少々兵力が要る。どうだ俺と来るか?Mr.1」
顔を上げたのはかつての部下。
「…付き合いましょう。あんたになら。ちょうど退屈してきたところだ」
思えば、脱獄する際に俺から声をかけたのはダズと……もう1人だけだな。
自分が他人を気にかけるタイプじゃないことは、自分自身が一番知っている。
そんなことを考えていると丁度扉が開き、LEVEL5からスタートしていた脱獄囚達も到着した。
その集団を見て、ある人物を探す。
俺が自分から声をかけたもう1人を。
『何でこんなに暑いんだ!!って冬用コート着てるからだよ!いきなりの寒暖差に風邪引いたらどうしてくれるんだ!!』
「大丈夫だ!お嬢!馬鹿は風邪ひかねぇっていうぜ!」
『すごい!シンプルに馬鹿にされた!!』
あぁ、居たな。
コートを地面に叩きつけてる馬鹿な女。何やってんだ。
そしてLEVEL6にいた時と同じように、いつのまにか囚人達に慕われている。
この短時間で何があったというんだ。
「…天性の才能ってやつかもな」
まぁ、あいつは自覚してねぇが。
無意識に口角が上がる。
「何か面白いことでも?ボス」
「あぁ。クハハ…後で紹介してやるよ」
とりあえず今はこいつらを蹴散らすぞ。
そう言って、遅れてLEVEL4にやってきたハンニャバルをはじめとした看守達を迎え撃ち、俺達はLEVEL3へと足を進めた。
LEVEL3には看守達もいなかったため、簡単にLEVEL2に上がることができた。
そこにはかつての部下、Mr.2やMr.3の姿もあった。使えねぇカスがこんな場所で何してやがんだ。
「__あら、クロコボーイ。あのプリティガールはどうしたの?」
「あぁ!?」
クロコボーイ、とふざけた名前を呼ぶ奴は1人しかいねぇ。
イワンコフにキレそうになりながら振り向く。
プリティガールだと?
そう呼ばれて喜んでいたあの能天気な女の顔が浮かぶ
「あの馬鹿女か」
「馬鹿、ってあなたね……。まぁ、いいわ!そうななしちゃんなんだけど、さっきから姿が見えナイッシング!!」
「あ?」
イワンコフの言葉に眉をしかめる。
なんだと。あいつはさっきLEVEL4にいたはずだ。
どうしていない。
だが、
「……俺には関係ねェな」
「…そう。分かったわ。でも、伝えたっチャブルからね!!」
「は?」
後は任せたわよ!!ヒーハー!!
そう言い残してイワンコフは去っていく
後は任せた、だと?
勝手なこと言ってんじゃねェよ…!!
「……チッ、面倒かけさせやがる」
「ボス、俺も行きます」
「いや、いい。先に表の掃除をしとけ」
了解しました。お気をつけてボス
ダズの言葉を背中で受け、LEVEL3への道へ引き返す。
「この俺が迎えに上がることになるとはな」
俺にここまでさせた代償は大きいぜ?お嬢さん
_________
ゾクッ…!!
『あ、あれ?なんか寒気が…』
おっかしいな!ここはとっても暑いLEVEL3飢餓地獄なんだけどな!!
やっぱり風邪ひいちゃったのかな!?
「うおー!!七武海の2人とと麦わらのルフィが獄卒獣を倒したぞー!!」
LEVEL4で敵を撃ち倒し、場を制圧することに成功する。
腕はそんなに鈍っちゃいないらしい。
だが、体力と筋力はもう一度鍛え上げる必要があるな…。
新しい葉巻をくわえ、火をつける。
向かったのは奥の方にあった牢屋。
目的の人物がいることを確認し、口を開く。
「ここを出ようと思うんだが…少々兵力が要る。どうだ俺と来るか?Mr.1」
顔を上げたのはかつての部下。
「…付き合いましょう。あんたになら。ちょうど退屈してきたところだ」
思えば、脱獄する際に俺から声をかけたのはダズと……もう1人だけだな。
自分が他人を気にかけるタイプじゃないことは、自分自身が一番知っている。
そんなことを考えていると丁度扉が開き、LEVEL5からスタートしていた脱獄囚達も到着した。
その集団を見て、ある人物を探す。
俺が自分から声をかけたもう1人を。
『何でこんなに暑いんだ!!って冬用コート着てるからだよ!いきなりの寒暖差に風邪引いたらどうしてくれるんだ!!』
「大丈夫だ!お嬢!馬鹿は風邪ひかねぇっていうぜ!」
『すごい!シンプルに馬鹿にされた!!』
あぁ、居たな。
コートを地面に叩きつけてる馬鹿な女。何やってんだ。
そしてLEVEL6にいた時と同じように、いつのまにか囚人達に慕われている。
この短時間で何があったというんだ。
「…天性の才能ってやつかもな」
まぁ、あいつは自覚してねぇが。
無意識に口角が上がる。
「何か面白いことでも?ボス」
「あぁ。クハハ…後で紹介してやるよ」
とりあえず今はこいつらを蹴散らすぞ。
そう言って、遅れてLEVEL4にやってきたハンニャバルをはじめとした看守達を迎え撃ち、俺達はLEVEL3へと足を進めた。
LEVEL3には看守達もいなかったため、簡単にLEVEL2に上がることができた。
そこにはかつての部下、Mr.2やMr.3の姿もあった。使えねぇカスがこんな場所で何してやがんだ。
「__あら、クロコボーイ。あのプリティガールはどうしたの?」
「あぁ!?」
クロコボーイ、とふざけた名前を呼ぶ奴は1人しかいねぇ。
イワンコフにキレそうになりながら振り向く。
プリティガールだと?
そう呼ばれて喜んでいたあの能天気な女の顔が浮かぶ
「あの馬鹿女か」
「馬鹿、ってあなたね……。まぁ、いいわ!そうななしちゃんなんだけど、さっきから姿が見えナイッシング!!」
「あ?」
イワンコフの言葉に眉をしかめる。
なんだと。あいつはさっきLEVEL4にいたはずだ。
どうしていない。
だが、
「……俺には関係ねェな」
「…そう。分かったわ。でも、伝えたっチャブルからね!!」
「は?」
後は任せたわよ!!ヒーハー!!
そう言い残してイワンコフは去っていく
後は任せた、だと?
勝手なこと言ってんじゃねェよ…!!
「……チッ、面倒かけさせやがる」
「ボス、俺も行きます」
「いや、いい。先に表の掃除をしとけ」
了解しました。お気をつけてボス
ダズの言葉を背中で受け、LEVEL3への道へ引き返す。
「この俺が迎えに上がることになるとはな」
俺にここまでさせた代償は大きいぜ?お嬢さん
_________
ゾクッ…!!
『あ、あれ?なんか寒気が…』
おっかしいな!ここはとっても暑いLEVEL3飢餓地獄なんだけどな!!
やっぱり風邪ひいちゃったのかな!?