Love the darkness -3-
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『ゲブ神』のンドゥールっていう人を倒した。
私と承太郎と…それから。
「イギーってすごいのよ!水のスタンドが出てくる前に気付いて車から飛び降りたの!犬は人間の何倍も耳がいいからねーっ」
「グルルルルルル……ッ!」
「あなたの耳と鼻はすっごく頼りになるわ!」
くっちゃくっちゃコーヒー味のガムを食べてるわんちゃんを後ろから抱え上げる。
そう。私と承太郎と…それからこの犬のイギーのスリーマンセルで『ゲブ神』を倒したのだ!
イギーのザ・フールが承太郎と空を滑空し、私はその影にサーフィンみたいに乗ってついて行った。途中で敵の攻撃をダークネスで弾いたり、最後に敵とスタープラチナの一騎打ちになった時も盾を張ったりと、我ながらなかなか活躍したんじゃないかなー。
「それに、動物がいたら精神的にも安定するんだって。ね、イギー!これから一緒にがんばろうねぇ〜!」
「グルルルルルル…!」
「とてもじゃないが精神的に落ち着かねえよ!お前良くそんなベタベタ触れるなぁ〜…噛まれるぞ」
イギーの後頭部に頬擦りしてたらポルナレフにドン引きされた。
私はずっと唸ってるイギーの口に新しいガムを押し込んでからぷらんと両手で持ち上げ、荷台から後部座席のポルナレフに差し出すようにした。
「可愛いでしょ?ガム食べる犬なんて初めて見た!コーヒー味のガムが好きなんて大人だねぇ〜」
「うげぇ、よだれが……」
避けるポルナレフに再び「ぷぅ。」とやらかすイギー。同じく後部座席で眠っているのりくんとアヴドゥルにかかった。…寝てるからいいか。2人ともダークネスで傷は塞いでいるもののそのダメージは大きい。病院につくまで心配でたまらないから、イギーを構って気持ちを保っていた。
「しかし奴の攻撃を防ぐとは…リカのスタンド能力も成長しとるようじゃのー」
運転してたジョセフが感心したようにうんうんと唸った。助手席の承太郎も同じように頷いて。
「違いねぇ。ダークネスがいなけりゃ俺の肩に穴が開いていたぜ」
「ザ・フールの羽には穴開いちゃったけどね」
ごめんね、大丈夫だった?と聞いたら、イギーはガムを噛むのをやめて私を二度見した。声をかけられたことに驚いているみたい。
「……わ、わん」
(なんか変な鳴き方した!)
ジョセフと承太郎両方に褒められて私は嬉しかった。照れたのを誤魔化すために膝にイギーを乗せて黒い背中に半分顔を押し付ける。もこもこしていて気持ちいい。
「ちゃんと役に立ったでしょ?…承太郎が勝てたのは、私のおかげ」
「いいや、ダークネスの盾を差し引いても俺の方が早かったね」
「そっかぁ。じゃあ一緒にいたら絶対誰にも負けないね」
「調子乗ってらぁ」
わははと笑い始めたポルナレフにジョセフも続いた。のりくんとアヴドゥルが怪我してみんな落ち込んでたからちょっと嬉しい。
「……ま、悪い気はしねーな」
承太郎は窓から外を見てた。サイドミラーに映った横顔がにやりとしていたので、認めてもらったような気になって私も思わず口元が緩んだ。イギーは私の膝に乗ったまま、大人しくガムを噛んでいた。
私と承太郎と…それから。
「イギーってすごいのよ!水のスタンドが出てくる前に気付いて車から飛び降りたの!犬は人間の何倍も耳がいいからねーっ」
「グルルルルルル……ッ!」
「あなたの耳と鼻はすっごく頼りになるわ!」
くっちゃくっちゃコーヒー味のガムを食べてるわんちゃんを後ろから抱え上げる。
そう。私と承太郎と…それからこの犬のイギーのスリーマンセルで『ゲブ神』を倒したのだ!
イギーのザ・フールが承太郎と空を滑空し、私はその影にサーフィンみたいに乗ってついて行った。途中で敵の攻撃をダークネスで弾いたり、最後に敵とスタープラチナの一騎打ちになった時も盾を張ったりと、我ながらなかなか活躍したんじゃないかなー。
「それに、動物がいたら精神的にも安定するんだって。ね、イギー!これから一緒にがんばろうねぇ〜!」
「グルルルルルル…!」
「とてもじゃないが精神的に落ち着かねえよ!お前良くそんなベタベタ触れるなぁ〜…噛まれるぞ」
イギーの後頭部に頬擦りしてたらポルナレフにドン引きされた。
私はずっと唸ってるイギーの口に新しいガムを押し込んでからぷらんと両手で持ち上げ、荷台から後部座席のポルナレフに差し出すようにした。
「可愛いでしょ?ガム食べる犬なんて初めて見た!コーヒー味のガムが好きなんて大人だねぇ〜」
「うげぇ、よだれが……」
避けるポルナレフに再び「ぷぅ。」とやらかすイギー。同じく後部座席で眠っているのりくんとアヴドゥルにかかった。…寝てるからいいか。2人ともダークネスで傷は塞いでいるもののそのダメージは大きい。病院につくまで心配でたまらないから、イギーを構って気持ちを保っていた。
「しかし奴の攻撃を防ぐとは…リカのスタンド能力も成長しとるようじゃのー」
運転してたジョセフが感心したようにうんうんと唸った。助手席の承太郎も同じように頷いて。
「違いねぇ。ダークネスがいなけりゃ俺の肩に穴が開いていたぜ」
「ザ・フールの羽には穴開いちゃったけどね」
ごめんね、大丈夫だった?と聞いたら、イギーはガムを噛むのをやめて私を二度見した。声をかけられたことに驚いているみたい。
「……わ、わん」
(なんか変な鳴き方した!)
ジョセフと承太郎両方に褒められて私は嬉しかった。照れたのを誤魔化すために膝にイギーを乗せて黒い背中に半分顔を押し付ける。もこもこしていて気持ちいい。
「ちゃんと役に立ったでしょ?…承太郎が勝てたのは、私のおかげ」
「いいや、ダークネスの盾を差し引いても俺の方が早かったね」
「そっかぁ。じゃあ一緒にいたら絶対誰にも負けないね」
「調子乗ってらぁ」
わははと笑い始めたポルナレフにジョセフも続いた。のりくんとアヴドゥルが怪我してみんな落ち込んでたからちょっと嬉しい。
「……ま、悪い気はしねーな」
承太郎は窓から外を見てた。サイドミラーに映った横顔がにやりとしていたので、認めてもらったような気になって私も思わず口元が緩んだ。イギーは私の膝に乗ったまま、大人しくガムを噛んでいた。