Love the darkness -3-
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のりくんに化けた敵と戦ってきたと聞いた時の、私たちの焦りようったらなかった。
まったく何も知らずに2人で『星のカービィスーパーデラックス』を2時間はプレイしていたのだから。
フロントの貸し出しで見つけたときの盛り上がりったらなかった。
しかものりくんはイメージと違ってゲームが得意で、上手だし裏技なんかも教えてくれてめちゃくちゃ楽しかったのだ。
『いや…本当に悪かったと思ってる……何も知らなかったとはいえ…リカとカービィ満喫してしまって……』
『私ジョセフのおじいちゃんに電話したのに…』
自分のふりをした敵が承太郎に怪我をさせたことに居心地の悪い思いをしてるみたいで、のりくんはとってもオロオロしていた。
お姉ちゃんもあきれている。
確かにジョセフがなんか騒いでた気がするけど…。
『だって『洞窟大冒険』の道がわからなくて、なかなかセーブポイントまで行けなかったから…』
『リカ!しーっ』
敵を倒して疲労困憊のはずの承太郎は殺気むんむんで握った拳をバキボキと鳴らしている。
『ほぉ……人が犠牲になってる間にいそしむゲームはさぞかし楽しかったみたいだな…』
『てゆーか列車のチケット買いに行くなら教えてくれたら良かったのにぃ。私もロープウェイ乗りたかった』
『てめーは朝ぐーすか寝てたんだろーがぁ!乗れるかロープウェイなんか!敵に襲われてたっつってんだよ!!』
『ひえぇ……!?』
『あっ、それじゃ次は君がリカとゲームするかい?!マリオブラザーズもあったから…』
『そんなもんでこの空条承太郎の機嫌が治ると思ってんのか!』
『ひぃ…!それならなんで機嫌悪いのか僕には見当もつかない…!』
『てめーと同じ顔の敵が襲ってきてんだよ!』
のりくんもなかなかのあおり具合…天然なんだろうけど…。
起きてまだ外に出てない私はこの状況に早くも飽きてきた。
『それじゃあさ、チケットは私とのりくんで買ってくる!それでいいでしょ?』
『あ、待って…それ更に承太郎の機嫌が悪化しそうだからやめとこう?』
『私も出かけたい』
『うるせー!てめーはもう1日こもってろ!』
怪我人なのにすごい元気だなー。
密かにほっとしてたらアブドゥルが仲裁に入ってくれた。
結局チケットはアブドゥルとポルナレフが買いに行った。(『ったくしょーがねぇなー!帰ってくるまでに仲直りしとけよぉ?お子さまたちぃ〜』)
私は承太郎が休んでる間あれ取ってこいそれ持ってこいこれ食わせろとこき使われて段々イライラしてきてたけど、反対に承太郎の機嫌は治っていったのでまぁいいかと自分に言い聞かせた。
わがままだなーこの人!ホリィさん絶対甘やかしてきたでしょ!
「……ゲームはしなくていいのかい?」
「あん?…興味ねぇな、そんなもんは」
「ならいいんだけど」
ベッドでわいわいしてる私たちを見ながらのりくんが楽しそうに笑ってた。
まったく何も知らずに2人で『星のカービィスーパーデラックス』を2時間はプレイしていたのだから。
フロントの貸し出しで見つけたときの盛り上がりったらなかった。
しかものりくんはイメージと違ってゲームが得意で、上手だし裏技なんかも教えてくれてめちゃくちゃ楽しかったのだ。
『いや…本当に悪かったと思ってる……何も知らなかったとはいえ…リカとカービィ満喫してしまって……』
『私ジョセフのおじいちゃんに電話したのに…』
自分のふりをした敵が承太郎に怪我をさせたことに居心地の悪い思いをしてるみたいで、のりくんはとってもオロオロしていた。
お姉ちゃんもあきれている。
確かにジョセフがなんか騒いでた気がするけど…。
『だって『洞窟大冒険』の道がわからなくて、なかなかセーブポイントまで行けなかったから…』
『リカ!しーっ』
敵を倒して疲労困憊のはずの承太郎は殺気むんむんで握った拳をバキボキと鳴らしている。
『ほぉ……人が犠牲になってる間にいそしむゲームはさぞかし楽しかったみたいだな…』
『てゆーか列車のチケット買いに行くなら教えてくれたら良かったのにぃ。私もロープウェイ乗りたかった』
『てめーは朝ぐーすか寝てたんだろーがぁ!乗れるかロープウェイなんか!敵に襲われてたっつってんだよ!!』
『ひえぇ……!?』
『あっ、それじゃ次は君がリカとゲームするかい?!マリオブラザーズもあったから…』
『そんなもんでこの空条承太郎の機嫌が治ると思ってんのか!』
『ひぃ…!それならなんで機嫌悪いのか僕には見当もつかない…!』
『てめーと同じ顔の敵が襲ってきてんだよ!』
のりくんもなかなかのあおり具合…天然なんだろうけど…。
起きてまだ外に出てない私はこの状況に早くも飽きてきた。
『それじゃあさ、チケットは私とのりくんで買ってくる!それでいいでしょ?』
『あ、待って…それ更に承太郎の機嫌が悪化しそうだからやめとこう?』
『私も出かけたい』
『うるせー!てめーはもう1日こもってろ!』
怪我人なのにすごい元気だなー。
密かにほっとしてたらアブドゥルが仲裁に入ってくれた。
結局チケットはアブドゥルとポルナレフが買いに行った。(『ったくしょーがねぇなー!帰ってくるまでに仲直りしとけよぉ?お子さまたちぃ〜』)
私は承太郎が休んでる間あれ取ってこいそれ持ってこいこれ食わせろとこき使われて段々イライラしてきてたけど、反対に承太郎の機嫌は治っていったのでまぁいいかと自分に言い聞かせた。
わがままだなーこの人!ホリィさん絶対甘やかしてきたでしょ!
「……ゲームはしなくていいのかい?」
「あん?…興味ねぇな、そんなもんは」
「ならいいんだけど」
ベッドでわいわいしてる私たちを見ながらのりくんが楽しそうに笑ってた。