第23章 決戦!ハデス(前編)
セラ
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まるでメデューサ戦を彷彿させる戦闘だ。ワープして隙を窺う戦法そして不意打ち。まだまだハデスは、手の内を明かしていない戦法があるかもしれない。注意を払っての攻防戦。上半身だけを見せているハデスの狙いどころはやはり、頭部。にたにた笑っているその顔が妙にいけ好かなく感じるのを分かってもらいたい。
「ぐわっち!」
頭部……顔面に集中攻撃を加えていた天使二人。その行いが功を奏したのか、ハデスから痛みに悶える声が漏れる。これは、効果覿面では。ダメージを受けているとは思えなかったが、そうでもなかったらしい。顔面を手で抑え、態勢を整えている。
「なかなかやるねぇ。こいつは、喰いがいがありそうだ!!いっただきまぁす!!」
「うわわわわッ!」
『きゃああああッ!』
次の一手はどう来るのか。手厚いチョップか、或いはパンチか。神器を構え、身構えていれば何を思ったのか突如ハデスが大気中の酸素をありったけ吸い込み始めた。彼の狙いは最初から私達だったみたいだ。気付いた時には既に遅し。力を最大限に込めて逃げ惑い、抗う私とピット君。
「逃げて!ピット!ピット!!セラ!セラ!!」
懸命に吸われまいと空中を泳いで見せる私達であったけれど巨体な身体で吸われて、いざ対抗出来る訳もなくパルテナ様の声も虚しく私の意識はそこで途切れた。
「うッ……。ここは……。」
ピット君だけが吸い込まれても直ぐに意識を取り戻せたみたいであるが。
このまま私達天使はどうなってしまうのか。それはまた次のお話で。
(To be continued……)
吸い込むって……それ、星のカー●ィじゃん。コピーできないが。
と思ったのは私だけではないはず(多分)
「ぐわっち!」
頭部……顔面に集中攻撃を加えていた天使二人。その行いが功を奏したのか、ハデスから痛みに悶える声が漏れる。これは、効果覿面では。ダメージを受けているとは思えなかったが、そうでもなかったらしい。顔面を手で抑え、態勢を整えている。
「なかなかやるねぇ。こいつは、喰いがいがありそうだ!!いっただきまぁす!!」
「うわわわわッ!」
『きゃああああッ!』
次の一手はどう来るのか。手厚いチョップか、或いはパンチか。神器を構え、身構えていれば何を思ったのか突如ハデスが大気中の酸素をありったけ吸い込み始めた。彼の狙いは最初から私達だったみたいだ。気付いた時には既に遅し。力を最大限に込めて逃げ惑い、抗う私とピット君。
「逃げて!ピット!ピット!!セラ!セラ!!」
懸命に吸われまいと空中を泳いで見せる私達であったけれど巨体な身体で吸われて、いざ対抗出来る訳もなくパルテナ様の声も虚しく私の意識はそこで途切れた。
「うッ……。ここは……。」
ピット君だけが吸い込まれても直ぐに意識を取り戻せたみたいであるが。
このまま私達天使はどうなってしまうのか。それはまた次のお話で。
(To be continued……)
吸い込むって……それ、星のカー●ィじゃん。コピーできないが。
と思ったのは私だけではないはず(多分)
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