第17章 新生オーラム(後編)
セラ
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段々勢いが衰えていると感じた最中、オーラムラーズがおかしな発言をした。何に対して発言しているのか分からなかったけれど、確かに耳に届いた“あの力”。一体何の話をしているのか、意図を探るべくオーラムラーズへ話しかけようとしたがその前に何の発信もされなくなってしまう。
>ワ・レ・・ー・ー・・ー
「宇宙に帰れ!!」
>ウォォォォォォォ
ピット君は耳を傾けず、オーラムラーズに止めを刺した。結果はこれで良かったと頷くばかりだが、オーラムラーズが話していた“あの力”とは何だったのだろう。今となっては知る術もなくなってしまったが、溜飲が下がらずに俄然気になってしまった。脳裏に掠めてしまったのだ。もしかして私の中に眠る強大な力を狙っていたのではないか?って。
「うわッ!」
『きゃッ!』
「脱出を!」
「よく脱出する日ですねぇ。」
真剣な面持ちで、真っ直ぐ目を見つめている。ピット君が倒してくれたから、不安や心配はいらないけれど悪用されずに済んで取り敢えずは良かったと思う。一難去ってまた一難なんて言葉が存在する様に、ナチュレちゃん……自然軍が狙っているのは周知の事実だけれど、まだ奪取される恐れはない。根拠はないが、言い切れる自信があった。それは……何より、彼が隣にいてくれるから。ピット君がオーラムラーズと言う名の魔の手から、私を守ってくれた誠意に対し内心感謝しながら火を吹き始めたブレイン内から脱出を試みる。イカロスマッチョが私達を引き連れて、火の海に追い掛けられては一刻も早く逃避するパルテナ軍。
「あら。爆発せずに加速してますね。」「ラーズの炎の力ゆえかのう。」
「このまま宇宙を渡っていくんでしょうか。」
『さよぉ〜ならぁ〜!』
「二度と戻って来るな!来ないでくれ!!」
あと一秒遅ければ、宇宙の塵と化していたかもしれない。嫌な考えが脳裏を過り、思わず身震い。オーラム軍との戦いに終止を迎えたのだと実感した頃合には、ブレインが爆発を逃れ何処かへ流れ行こうとしていた。手を振り、オーラム軍の行く末を見守る。敵対しているのは何もオーラム軍だけではない。冥府軍、自然軍とも未だ決着がつかない状態であるが一先ず人々に平和が齎され、この星も安全であると認識したら自然に大きくて深い安堵の溜息をついていたのだ。
(To be continued……)
漸く書き終えたオーラム編、いかがだったでしょうか?
あんまし関係ないですが、ラーズの声ってイケボですよね。執筆している最中良く脳内でヒロインの名前を呼ばせてましたよ。だからなのか、どうしてもラーズに関わらせたかった。微々たる接触ではありますが、名前を何度か呼ばせられて個人的に満足。私の好きな漫画で“名は言霊”と、とあるキャラクターが言っていたのを思い出し……やはり名前って大事なのだと再実感した次第でございます。ラーズの声がイケボ過ぎて、もう聞けないのかと思うと残念な気持ちに支配されたのはもう良い思い出。(中の方、偉大すぎ!)
あと例の如く、パルテナ様・ピットくんはセラ嬢をこれでもかと言わんばかりに守っておりますね。自分が書いたのに。どんな時でも、ヒロインを守ってもらいたい願望。この願望を胸に今後も書いていきたいと思っております。(あれっ?この話、前にもしたかな……)
兎にも角にも、再度胸に抱きつつ。
ここ迄読んで下さって、ありがとうございました!
P.S.スマ●ラSPのピットくんのスマッシュアピールで、神器を所持しつつ祈りをパルテナ様に向かって祈りを捧げてくれるじゃないですか!!(その後のやったーポーズも)あれ、良いですよね。プログラミングしてくれた方(マスターSかなぁ)
はとても偉大である。実際本編の祈りを捧げるシーンはあそこから来ました。(裏話)
by虹
>ワ・レ・・ー・ー・・ー
「宇宙に帰れ!!」
>ウォォォォォォォ
ピット君は耳を傾けず、オーラムラーズに止めを刺した。結果はこれで良かったと頷くばかりだが、オーラムラーズが話していた“あの力”とは何だったのだろう。今となっては知る術もなくなってしまったが、溜飲が下がらずに俄然気になってしまった。脳裏に掠めてしまったのだ。もしかして私の中に眠る強大な力を狙っていたのではないか?って。
「うわッ!」
『きゃッ!』
「脱出を!」
「よく脱出する日ですねぇ。」
真剣な面持ちで、真っ直ぐ目を見つめている。ピット君が倒してくれたから、不安や心配はいらないけれど悪用されずに済んで取り敢えずは良かったと思う。一難去ってまた一難なんて言葉が存在する様に、ナチュレちゃん……自然軍が狙っているのは周知の事実だけれど、まだ奪取される恐れはない。根拠はないが、言い切れる自信があった。それは……何より、彼が隣にいてくれるから。ピット君がオーラムラーズと言う名の魔の手から、私を守ってくれた誠意に対し内心感謝しながら火を吹き始めたブレイン内から脱出を試みる。イカロスマッチョが私達を引き連れて、火の海に追い掛けられては一刻も早く逃避するパルテナ軍。
「あら。爆発せずに加速してますね。」「ラーズの炎の力ゆえかのう。」
「このまま宇宙を渡っていくんでしょうか。」
『さよぉ〜ならぁ〜!』
「二度と戻って来るな!来ないでくれ!!」
あと一秒遅ければ、宇宙の塵と化していたかもしれない。嫌な考えが脳裏を過り、思わず身震い。オーラム軍との戦いに終止を迎えたのだと実感した頃合には、ブレインが爆発を逃れ何処かへ流れ行こうとしていた。手を振り、オーラム軍の行く末を見守る。敵対しているのは何もオーラム軍だけではない。冥府軍、自然軍とも未だ決着がつかない状態であるが一先ず人々に平和が齎され、この星も安全であると認識したら自然に大きくて深い安堵の溜息をついていたのだ。
(To be continued……)
漸く書き終えたオーラム編、いかがだったでしょうか?
あんまし関係ないですが、ラーズの声ってイケボですよね。執筆している最中良く脳内でヒロインの名前を呼ばせてましたよ。だからなのか、どうしてもラーズに関わらせたかった。微々たる接触ではありますが、名前を何度か呼ばせられて個人的に満足。私の好きな漫画で“名は言霊”と、とあるキャラクターが言っていたのを思い出し……やはり名前って大事なのだと再実感した次第でございます。ラーズの声がイケボ過ぎて、もう聞けないのかと思うと残念な気持ちに支配されたのはもう良い思い出。(中の方、偉大すぎ!)
あと例の如く、パルテナ様・ピットくんはセラ嬢をこれでもかと言わんばかりに守っておりますね。自分が書いたのに。どんな時でも、ヒロインを守ってもらいたい願望。この願望を胸に今後も書いていきたいと思っております。(あれっ?この話、前にもしたかな……)
兎にも角にも、再度胸に抱きつつ。
ここ迄読んで下さって、ありがとうございました!
P.S.スマ●ラSPのピットくんのスマッシュアピールで、神器を所持しつつ祈りをパルテナ様に向かって祈りを捧げてくれるじゃないですか!!(その後のやったーポーズも)あれ、良いですよね。プログラミングしてくれた方(マスターSかなぁ)
はとても偉大である。実際本編の祈りを捧げるシーンはあそこから来ました。(裏話)
by虹
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