第1章 パルテナ再臨(後編)
セラ
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『じゃあ行くよ!ピット君!』
「よしっ!」
ツインベロスを浄化すべく私はツインベロスの注意を引き付けるべく前方から攻撃を仕掛け、時に攻撃を避けながら確実にダメージを与えていく。
一方ピット君は私がツインベロスの注意を引き付けている間、後方から攻撃しダメージを与える。私達の見事な連携プレーでツインベロスの動きが段々と疎かになっている気がした。
『ツインベロスの動きが鈍くなってるわね。』
「うん、トドメと行こう!」
注意を引き付け、ツインベロスが私に向かって突進して来るのを回避し、攻撃を躱すとコロシアムの壁に激突。
その衝撃でツインベロスの動きが止まる。この隙にツインベロスに打撃と射撃、二つの攻撃を加える。
背後から攻撃を加えられて、黙っている冥府の魔獣ではない。振り返り、私達に攻撃を仕掛けようと歩行を進めようとするが…私達の距離まで到達する事なくそのまま倒れた。
『や…やったぁ!』
「楽勝!楽勝!」
「良くやりましたね!ピット!セラ!」
無事ツインベロスを浄化するのに成功。ピット君は楽勝だったかもしれないが、私にとってはそこそこ大変な戦いだった。ツインベロスを浄化し、また人々が安心して生活出来ると思うとつい嬉しくなってしまう。
自分の力で人々を守れた事実、嬉しくない筈がない。嬉しさ故につい笑みを零していると…またもや上空にメデューサの幻影が浮かび上がった。
「冥府界の女神メデューサ!!僕とセラちゃんとパルテナ様が成敗してやるからな!!」
『(ピット君…)私は貴方の言いなりにはならない…私の中にある強大な力…取れるものなら取ってみなさい!!』
「血気盛んですね!でも今日の所は戻りなさい。」
幻影のメデューサに向かって啖呵を切る彼の横で、私も思いの丈をぶつけてみた。パルテナ様から血気盛んだと言われてしまったけれど、メデューサに向けて言い放った言葉は全て嘘偽りのないもの…私の本当の思い。
『ピット君、長い戦いになると思うけれど…頑張ろうね。』
「うん。(絶対に守り通そう…セラちゃんをこの手で。)」
恐怖感や不安が完全に消え去った訳じゃない、けれど、パルテナ様とピット君が居てくれればこの先も…大丈夫の様な…そんな気がした。
(To be continued)
「よしっ!」
ツインベロスを浄化すべく私はツインベロスの注意を引き付けるべく前方から攻撃を仕掛け、時に攻撃を避けながら確実にダメージを与えていく。
一方ピット君は私がツインベロスの注意を引き付けている間、後方から攻撃しダメージを与える。私達の見事な連携プレーでツインベロスの動きが段々と疎かになっている気がした。
『ツインベロスの動きが鈍くなってるわね。』
「うん、トドメと行こう!」
注意を引き付け、ツインベロスが私に向かって突進して来るのを回避し、攻撃を躱すとコロシアムの壁に激突。
その衝撃でツインベロスの動きが止まる。この隙にツインベロスに打撃と射撃、二つの攻撃を加える。
背後から攻撃を加えられて、黙っている冥府の魔獣ではない。振り返り、私達に攻撃を仕掛けようと歩行を進めようとするが…私達の距離まで到達する事なくそのまま倒れた。
『や…やったぁ!』
「楽勝!楽勝!」
「良くやりましたね!ピット!セラ!」
無事ツインベロスを浄化するのに成功。ピット君は楽勝だったかもしれないが、私にとってはそこそこ大変な戦いだった。ツインベロスを浄化し、また人々が安心して生活出来ると思うとつい嬉しくなってしまう。
自分の力で人々を守れた事実、嬉しくない筈がない。嬉しさ故につい笑みを零していると…またもや上空にメデューサの幻影が浮かび上がった。
「冥府界の女神メデューサ!!僕とセラちゃんとパルテナ様が成敗してやるからな!!」
『(ピット君…)私は貴方の言いなりにはならない…私の中にある強大な力…取れるものなら取ってみなさい!!』
「血気盛んですね!でも今日の所は戻りなさい。」
幻影のメデューサに向かって啖呵を切る彼の横で、私も思いの丈をぶつけてみた。パルテナ様から血気盛んだと言われてしまったけれど、メデューサに向けて言い放った言葉は全て嘘偽りのないもの…私の本当の思い。
『ピット君、長い戦いになると思うけれど…頑張ろうね。』
「うん。(絶対に守り通そう…セラちゃんをこの手で。)」
恐怖感や不安が完全に消え去った訳じゃない、けれど、パルテナ様とピット君が居てくれればこの先も…大丈夫の様な…そんな気がした。
(To be continued)
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