第1章 パルテナ再臨(後編)
セラ
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噴水広場から少し歩くと、コロシアムへと続く階段が見える。順調に浄化しているものの、なかなか魔物達が衰える事を知らない。確実に数は減ってきている気がするが、さすが冥府軍と言うだけはある。
「?!あれはまさか!!」
『?どうしたの?ピット君…?!何あれ?!』
「コロシアムに急ぎなさい!!ピット!!セラ!!」
ピット君が何かを視界に入れ、驚愕の声を上げた。彼の声に反応し私も直ぐ様、彼が見つめている先を見つめた。
目線の先はコロシアム…人々が闘技する為に使用される神聖な場所。そこから何やら炎の様なモノが上がっているのが見えたのだ。とても人間業とは思えない、そもそも冥府軍に襲われているのに呑気にコロシアムで人々が闘い合う筈がない。
私達の予想が当たっていれば恐らく…。パルテナ様の声に首を縦に頷き、コロシアムへと急ぐ。階段から大きな鉄の球が転がって来たのを避けながら、迫り来る冥府軍を浄化しながらコロシアムへと入って行った。
「ツインベロス?!」
「冥府の魔獣ですね。」
『冥府の魔獣、ツインベロス…』
「昔の僕とは違う所を見せてやる!!ワン”って鳴いてみろ!!」
コロシアムに足を踏み入れれば“ツインベロス”なる魔獣が暴れている光景が映る。
ピット君は25年前にツインベロスと戦い、勝利しているが私はメデューサに幽閉されていたから今回ツインベロスを見たのは初めてで、物珍しさに魅入ってしまう。(悪い意味で)双頭の獣だなんて冥府軍は相当趣味が悪い。
『ピット君!私がツインベロスの注意を引き付けるから、その間に打撃で攻撃を!!』
「セラちゃん?!……………分かった。」
私が編み出した作戦はツインベロスの注意を引き付け、その間に攻撃を仕掛けるというもの。
私の作戦に対しピット君は、最初心配そうな表情を浮かべていたけれど私の…真剣な表情を見、意を決したのか首を縦に頷いてくれた。
「?!あれはまさか!!」
『?どうしたの?ピット君…?!何あれ?!』
「コロシアムに急ぎなさい!!ピット!!セラ!!」
ピット君が何かを視界に入れ、驚愕の声を上げた。彼の声に反応し私も直ぐ様、彼が見つめている先を見つめた。
目線の先はコロシアム…人々が闘技する為に使用される神聖な場所。そこから何やら炎の様なモノが上がっているのが見えたのだ。とても人間業とは思えない、そもそも冥府軍に襲われているのに呑気にコロシアムで人々が闘い合う筈がない。
私達の予想が当たっていれば恐らく…。パルテナ様の声に首を縦に頷き、コロシアムへと急ぐ。階段から大きな鉄の球が転がって来たのを避けながら、迫り来る冥府軍を浄化しながらコロシアムへと入って行った。
「ツインベロス?!」
「冥府の魔獣ですね。」
『冥府の魔獣、ツインベロス…』
「昔の僕とは違う所を見せてやる!!ワン”って鳴いてみろ!!」
コロシアムに足を踏み入れれば“ツインベロス”なる魔獣が暴れている光景が映る。
ピット君は25年前にツインベロスと戦い、勝利しているが私はメデューサに幽閉されていたから今回ツインベロスを見たのは初めてで、物珍しさに魅入ってしまう。(悪い意味で)双頭の獣だなんて冥府軍は相当趣味が悪い。
『ピット君!私がツインベロスの注意を引き付けるから、その間に打撃で攻撃を!!』
「セラちゃん?!……………分かった。」
私が編み出した作戦はツインベロスの注意を引き付け、その間に攻撃を仕掛けるというもの。
私の作戦に対しピット君は、最初心配そうな表情を浮かべていたけれど私の…真剣な表情を見、意を決したのか首を縦に頷いてくれた。