#26 JADEのDangerous Night!6
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「次は…冬馬だな。これも変わり種だ。」
「ナニナニ~?…ん?んんっ!?」
「それでは、自称百戦錬磨の冬馬サン、
ヨロシク。」
『おいコラ!ゆう…やめろよ…ちょ、俺、
マジでそれダメなんだって!おい!待て
って…頼むから!…あっ…そんな…お前に
そんなことされたら俺……待っ…ダメって
……あぁ!』
バシッ!!
「お前は電波使って何やってんだよ。」
「………。」
「とうとう春が無言になっただろうが。」
「足裏マッサージをされるという設定で
悶えてみただけじゃねーか!」
「「絶対違う。」」
「俺はお願い聞いただけだからな!勝手
にエロい妄想してんのはお前らだろっ!
そして、ゆう!お前この後、俺に仕返し
されまくるからな!覚えとけ!」
「妄想を続行するなよ。ゆうさん、リク
ありがとう。って言うか、冬馬の解釈で
合ってんのかな?違ってたらゴメンね?
じゃ、最後は秋羅~。」
「ったく、しょうがねぇな。」
「またかよ!?何でコイツばっかり!」
「さすがキラー!秋羅、お願い!」
『ルミ、仕事で疲れ切っちまったって?
大変だったな、よく頑張った。でも一つ
だけお前がやり残してる事がある。お前、
俺に甘えるの忘れてんだよ。何のために
俺の腕があると思ってんだ?お前を抱き
しめてやるためだろう。今からは俺の事
だけを考えてろ、分かったか?』
「これ、惚れるなって言う方が無理!」
「22時30分、キザすぎる罪で現逮!」
「…お前は一体何者なんだ?」
「クククッ、しがないベーシスト。」
「何だよ~、結局これって秋羅のための
コーナーじゃねーかよ!!」
「しょうがないじゃん、秋羅が一番リク
多いんだもん。」
「…俺はない方が助かるが。」
「コラコラ春、それは口に出すな。」
「くそ~!来年は巻き返してやる!!」
「ま、頑張れよ。」
「上から言うな!ムカつく!!」
「お前はそのパワーをもっと仕事に生か
せよ。っていう事で、今日リクエストを
読まれた方には、なんと!お年玉として
番組特製オリジナルグッズ5点セットを
差し上げます!是非使ってね。」
「くれぐれも、メルカリとかで売るん
じゃねーぞ。」
「では今日は最後に、来年1月10日一斉
配信開始の俺たちの新曲を特別にお送り
します!春、曲紹介よろしく。」
「…来年のN局スポーツ世界大会の公式
テーマソング『UNLIMITED 』」
~ ♪
「って感じなんだけど、どうかな?」
「いや~、カッコいいだろ!オレ!」
「自画自賛すんなよ、恥ずかしいな。」
「…東京オリンピックも迫っているし、
全てのアスリートを応援する意味で書か
せてもらった。」
「楽しみだよね~。せっかくだから生で
競技を観戦したかった…」
「でも結局、涼しいとこでテレビで見ん
のが確実じゃね?ピンポイントで映して
くれるし。」
「…それを言ったらお終いだろう。」
「俺たちもその頃はライブ三昧だしな。
ほとんど東京にいねぇから。」
「で、何だかんだでテレビを見る時間も
ないんだよね。どんどん話題に乗り遅れ
ていくパターン。」
「でもよー、試合前にJADE聴いてます
って言ってくれる選手がいたら、やっぱ
嬉しいよなー。」
「…それはあるな。」
「俺らもアスリートから影響を受ける事
もあるし、少しでも誰かの希望や助けに
なれるなら、それは幸せな事だな。」
「俺たちも負けてられないね。何たって
来年はメジャーデビュー10周年だし。」
「俺らも盛り上がって行かねーとな!!
ま~つりだまつ~りだまつ~りだ ♪って
か?」
「全国ツアーもなんか特別な企画を考え
てんだろ?まぁ、楽しみに待っててくれ
よな。」
「…それにしても、まだ10年か。もっと
やってる気がするんだが。」
「結成はプラス5年だもんね。ほぼ毎日
一緒だし、中身が濃いからもっと長く
やってる感はあるかな。」
「そうそう。濃いんだよ俺ら、色々と。
もう深ぁ~い関係だから。」
「「「………。」」」
「変わんねぇのは冬馬のバカさ加減だけ
だよな。」
「うっさいわ!テメェのくるくるテンパ
はひどくなってんじゃねーのか!?」
「ったく、最後まで言い合ってんなよ。
でも変わらない、変えられないものも
持ちつつ、進化して行きたいよね。」
「…そうだな。10年なんてただの通過点
でしかないから。」
「俺たちのスタイルは変わらねぇけど、
常に新しい事にはチャレンジしたい。」
「俺ら、誰に何を言われようがやりたい
ようにしかやれねーしな。」
「10年20年、そして30年…いつまでも
みんなの心と身体を揺さぶる音楽を作り
続けて行きたいと思うから、これからも
応援、よろしくね。」
「よっ!リーダー!!」
「って訳で、今年の放送はこれで終了!
この1年聴いてくれてありがとう。」
「また来年もよろしくな。リクエストも
真面目な内容、ふざけた内容、どっちで
も構わねぇからバンバン送ってくれよ。」
「冬馬サンへの愛のメッセージもなー。」
「…ラジオはこれで終了だが、俺たちは
年明けまでカウントダウンライブで全力
を尽くすから。」
「そう、今年も最高の年明けをみんなで
迎えようね!」
「それじゃみんな、よいお年を。」
「来年も、俺らとDangerousな夜を
過ごそうぜ~!!」
「「「「JADEでした。」」」」
fin.
2019.12.31
7/7ページ