#25 JADEのDangerous Night!5
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「じゃあ、次の質問いきます。『JADE
の皆さん、こんばんは』」
「おぅ。」
「『各地の空港に降り立つと必ずや美女
軍団のお出迎えがあるという秋羅さんに
質問なのですが』」
「そうなんだよ、よく知ってんなぁ。」
「ないよ!」
「いちいち打ち消すなよ。ノリを大事に
しねぇと、夏輝サン。」
「それがいつの間にか真実のように独り
歩きし始めるんだから。」
「あぁ、お前が旧華族の出身で、世が世
ならどこぞの大名家の世継ぎだったとか
言われてたやつな。リアル王子。」
「マジで怖いんだって、そういうの。」
「えー、ここで語られる話はほとんどが
フィクションです。これでいいか?」
「それもなんか微妙…。ま、いっか。」
「いいのかよ。」
「そんな秋羅への質問は…『最近彼女に
あんたは女心が分かってないとキレられ
ました。その女心が僕にはさっぱり分か
りません。是非、教えて下さい』」
「逆に俺が聞きてぇな。」
「えぇっ!百戦錬磨の秋羅が!?」
「誰が百戦錬磨だ。大体、女心なんて女
の数だけあるだろ。」
「まぁ確かに。みんながみんな、同じ事
して喜ぶっていうのでもないしね。」
「結局は、男も女も独りよがりなんじゃ
ねぇの?育った環境だって違うんだから
言わなくても分かれってのは、傲慢。
大体、言わなくても分かるって熟年夫婦
の域だろ。それだけ長く一緒にいるか、
余程お互いを見てるか…。じゃなけりゃ
言わなきゃ考えてる事なんて何も伝わん
ねぇよ。超能力者じゃないんだから。」
「この妙な説得力…さすが秋羅大先生。」
「俺らだってそうだろ。これだけやって
きたからこそ、それぞれの呼吸や出方が
分かるってだけで。」
「それはあるよね。今でこそ割と平和に
やってるけど、昔はよくケンカになって
たし。」
「人と関わる以上は、仕事だろうが恋人
だろうが、自分の思ってることは伝える
べきだと俺は思うけどな。それと女子、
男は基本的に、気なんか回らない生き物
だからな?まぁ、色々と憧れがあるんだ
ろうけど、そこは上手く教育して操って
いかねぇと。」
「気が回らないけど、単純な生き物でも
あるからね。喜んでくれると嬉しいし。
じゃあさ、『女心が分かってない』って
怒られたらどう言えばいいの?」
「まずはキレ返さない事だよな。ひと言
謝って『じゃ、お前の気持ち全部教えて
くれよ。どうして欲しかった?』って、
優しくこう…」
「頼むから俺を見つめて言わないでくれ
よっ!ドキッとしたじゃん!」
「いや、俺、男に興味ねぇから。冬馬と
違って。」
「わー!またそういう誤解を招くことを
言う!!」
「クククッ、それはさすがに冗談。まぁ
人間、いつどんな開花をするかは分かん
ねぇけどな。」
「やめてくれよ。アイツどこまでが冗談
かたまに分かんない時あるから。」
「冬馬は男女関係なく、なっちゃんって
生き物が好きなんだよ。もう遊びたくて
しょうがねぇの。」
「要はオモチャってことだろ。」
「そうとも言う。はい、次の質問。」
「え…そこで話切られた俺って…なんか
納得できないけど時間がないから次ね。
『JADEの皆さんこんばんは。メンバー
のことならスリーサイズや靴のサイズ、
何から何まで知っているくらい仲が良い
という皆さんですが』」
「そうそう、何から何まで知ってるよ。
夏輝の(ピー)のサイズとか(ピー)
した時の(ピー)とか色々な。」
「電波で流せない事を喋るな!ってか
何でそんなこと知ってんだよ!」
「どうせ編集されんだろ。はい、みんな
想像力を存分に働かせてくれよ。」
「お前、『ピー』1回につき千円罰金だ
って忘れてないだろうな?」
「あれは俺と冬馬が組んだ時だけだろ?
『ピー』だらけで話が分かんなくなるっ
つって、罰金箱まで用意されて。」
「毎回だよ!」
「冬馬が『目指せ100万円』とか言って
たぞ?」
「アイツ罰金の意味分かってない…」
「貯金箱としか思ってねぇよ。」
「えーっと話を戻します。スリーサイズ
はハッキリ知らないけど、秋羅と春って
ほぼほぼサイズ一緒なんだよね。」
「そうなんだよな。スタイリストさんに
有り難がられる2人組。そんな訳で俺も
春の誕生日は服を贈ることが多い。俺が
入る服は春も入るから選びやすいし。で
肝心の質問は?」
「あ、そうだ。質問は『移動や待機中に
4人でよくやった遊び、ゲームなどあり
ますか?』だって。」
「最近はやんねぇけど、テレビゲームは
格闘対戦で鬱憤晴らしてたな。」
「ストファイと鉄拳はよくやったよね。
春の内なる凶暴性を見られる時間。」
「コイツも色々溜め込んでんだなぁって
しみじみ後ろから見てたよな。んで散々
ボコられる冬馬が笑える。」
「スタジオ作ってからは、スポーツ系の
ゲームが多かったかな。スタッフ全員で
テニスとかサッカーとか。いつの間にか
トーナメント表が貼られてたりね。」
「それ聞きつけて、試合だけしにくる他
のバンドのヤツらとかな。」
「JADE杯なんて言って、時間がある時は
ギャラリーもできるし、監督がつく時も
あるしね。」
「それがまたウザいのなんの。」