#21 インタビュー Part2
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『続きましては…これは団体さんですね。神堂家の皆さんです。こんにちは!』
全:こんにちは~!
『みんなにお兄ちゃんの事、色々と聞いていいかな?』
彼:なんでもどうぞー。
嵐:別に家では普通の人だけどね。
雪:ただの髪の赤い人。
未:未来にはいつでもカッコいいお兄ちゃん!
『では、まずお母さんに。春がピアノを始めた切っ掛けを教えて下さい。』
夢:春ってね、不思議と赤ちゃんの時から音に反応する子だったの。グズって泣き止まない時も音楽をかけると落ち着いたりね。お父さんが音楽好きだったものだから、この子も絶対音楽が好きなんだって…喜んじゃって。それで音の鳴るオモチャを色々与えてみたらピアノが一番気に入ったみたいで、その小さなピアノでよく遊ぶようになったのよ。
で、ある日ふと気がついたの。ただ鍵盤をポンポン押して遊んでただけだったのが、よくよく聞くと少しずつ曲になってて。いつの間にか、普段耳にする曲を覚えてたのよねぇ。びっくりしたわぁ。それで親バカにも音楽の才能があるのかもって(笑)って言うよりは、とても大人しい子だったから何かに興味を示してくれた事が嬉しかったの。
『小さい頃はどんなお子さんでしたか?』
とにかく引っ込み思案と言うか…お友だちの輪の中に自分から入るのが苦手な子だったわね。公園とか幼児教室みたいな所に連れて行っても頑として私から離れなくて…ふふっ、今からは想像もつかないでしょう?外で走り回って遊ぶより、家でピアノを弾いたり本を読んだりする方が好きな子だったの。
まぁ、あの通りマイペースな子だけど彼方たちが生まれてから変わったわね。よく話すようになったし、よく笑うようになった。もっと早く兄弟を作ってあげられたら良かったんだけど。
『では、みんなに質問。家での春はどんな感じなのかな?』
彼:たまに気配がない。突然後ろにいたりするからビックリする時がある。せめてひと言声をかけてほしい。
嵐:寝起きが悪くて起動に時間がかかる。相当疲れてるんだと思うけど。起きて来たと思ったらそのままソファで寝てる時もある。
雪:寝ぼけてる時はおねだりのチャンス。何でも「うん」って言うから。あと悪いことをするとデコピンされる。昔より絶対痛い。
彼、嵐:それやられんの、お前だけ。
未:帰って来た時は、今でもたまに一緒に寝てくれるんだ。いっぱい話したい事があるのに、いつも未来が先に寝ちゃうの。
『お兄ちゃんのここがスゴイ!ってある?』
彼:昔から「できない」って絶対言わない。何でもとりあえずチャレンジするところ。しかも最終的にできちゃうんだよ、これが。
嵐:記憶力がいい。大分前に言った事でも覚えててくれてる。全員の欲しいものとか。誕生日も一度も忘れられた事ないよ。
雪:イタズラしようとするとバレるんだけど、なんでだろう?
彼、嵐:冬馬と行動パターンが似てるんだろ。
未:未来が寂しいなーって思ってる時に、よく電話とかメールをくれるの。スゴイでしょう?お兄ちゃんは何でも分かるの。
『逆にここを直して欲しいっていうのは?』
彼:そんな事言ったら倍になって返ってくる。でも何もないよ。ただ結婚できるのかが心配。
嵐:未来に甘すぎるんじゃないのー?
雪:通知表を見てからお年玉を目の前で減らすのやめてほしい。
嵐:それはお前が悪い。
彼:教育的指導ってやつ?
未:なっちゃんの事いっぱい聞くと機嫌が悪くなるところ。
『なかなか身内目線も新鮮ですね。』
夢:この子たちにとって春はお兄ちゃんでしかないから(笑)
『神堂家の皆さん、ありがとうございました。これからも楽しいお話、期待してますね!』
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『続きまして、あ、これは何ともお懐かしい!春たちがよく行っていたスキー場のペンションの隆太郎くんご一家です。お元気でしたか?』
全:お陰様で。
『小さい春たちがスキーをしに来た時のことを聞きたいです。お父さんの事とか。』
母:
父:この前遊びに来てくれた時は本当に驚いたよ。春は益々匠くんに似たな。
隆:ガキの頃、よく俺も一緒に遊んでくれたんだよなー。うち両親とも忙しいじゃん?だから春とも兄弟みたいでさ。毎年遊びに来てくれるの、すげー楽しみだったよ。
母:そうね、初めてうちに来られた時は春くんに雪遊びをさせたくてって来られたんだけど、春くんとリュウが随分仲良くなって。それから毎年夏と冬に来てくれるようになったの。もう親戚みたいなものね。