#16 JADEのDangerous Night!2
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「次は秋羅の意外な一面~。」
「秋羅が一番難しいなぁ。何だろう。」
「俺、あるぜ~!コイツ何でも完璧なフリしてっけど、実はゴキブリ怖えーんだよな!」
「怖いんじゃねぇ、嫌いなんだ!」
「…流石に好きなヤツはいないだろう。」
「そうじゃなくて!出た時のビビリようがな、ハンパなかったんだよ。」
「そりゃ、突然出てきたらビックリすんだろ。何が気に食わねぇって、ヤツら予測不能な動きするからな。カサカサ素早く動き回るし、飛ぶし。あのツヤも触角も何もかもが許せない。」
「もし家に出たらどうすんの?」
「すぐ引っ越す。1匹いたら100匹いるって言うしな。」
「…その徹底加減は秋羅らしいな。」
「あー、秋羅と言えばさ、俺、すっごいデレた顔見た事あるよ。」
「誰に!?」
「仔犬。なんかの動物番組だったかな。仔犬がワーッて出てきた瞬間のデレ方はすごかった。こんな顔できるんだって思ったもん。」
「犬は好きなんだよ。ガキの頃飼ってたし。」
「…そう言えばMVの撮影でカナダに行った時も、散々ソリ犬と戯れてたな。」
「おぅ、あれ連れて帰りたかった。」
「春は?なんかないの?」
「…秋羅は…寝言をハッキリ言う。」
「マジか?俺、寝言とか言ってんの?」
「…昔、ホテルの部屋が一緒だった時に聞いた事がある。あまりにハッキリ言うから起きてるのかと思った。」
「ナニナニ?なんてー??」
「『お前はバカか』と言っていた。」
「それ、絶対相手は冬馬だね。」
「夢でまでコイツに振り回されてんのかよ。俺って可哀想。」
「知るかーっ!!次は春!!」
「春ってさ、普段はしっかりしてるけど、自分の世界に入るとそそっかしいと言うか…」
「「あ~、それある。」」
「お前、急にあっちの世界に行くからな。」
「そうそう。みんなで話してる途中なんかでも急にボーッと違うとこ見出したら、あぁ、行ったなって感じ?」
「ある意味、春が一番自由だよなー。で、歩いてて足ぶつけて1人密かに悶絶してたりとか。」
「ククッ…ペットボトルのフタ開けずに飲もうとしたりとか、タバコも逆に咥えて火を点けるとか?」
「炭酸水とか無意識で振ってるからね。本当に超危険人物だよ。開ける前に慌てて誰かが止めるっていう。」
「…ひどいな…。」
「「「自分で言うな!」」」
「俺、春が曲作りに入ると心配になるもん。」
「…確かに…何かを考え出すと、あまり周りが見えていない気がする。」
「気がするんじゃなくて、見えてないんだよ。頼むから階段から落ちないでくれよ?」
「…気をつける。」
「あと俺、春の好物知ってる~。」
「おむすび以外で?」
「なんかあったか?」
「春ってああ見えて、ガリガリ君が好きなんだよなー。スタジオの冷凍庫にしっかりストックしてやんの。」
「あ~、そう言えば、去年やったカキ氷早食い対決1位だったもんね。」
「でも食ってんの見た事ねぇけど。」
「…曲作りの最中とか1人の時に食べる事が多い。コーヒーは飽きるしな。頭を冷やすのに丁度いいし、あの食感が気分転換になる。冬馬には何度か見られた。」
「オススメの味は?」
「…ガリガリ君はソーダに限る。」
「だそうですよ、ファンの皆さん。秋羅は何か知らねーの?意外な春サマの一面。笑えるネタ希望。」
「笑える春?そりゃ難しいな。…そう言えば春にはなぜか、ばーさんが寄って来る。」
「「は??」」
「昔から春と歩いてると、よくばーさんに道聞かれたんだよな。駅にいれば乗換えとか。なぁ?春。」
「…そうだな。考えてみれば…よく聞かれてたかも知れない。」
「無表情なのに!?」
「ククッ、人生経験が長いと見えんのかもな。春の優しさオーラが。」
「それ、俺にも見せてくれよぉ~!」
「無理。」
「クソッ!こんな時だけ即答すんな!」
「ホラ、次行くぞ。冬馬の意外な一面は?」
「…ない。」
「見たまんま。」
「以上。」
「ひでーよ…お前らにはメンバー愛ってもんがねーのかよ…。」
「あ、いじけた。」
「…こういう所だろう。」
「コイツ、落ち込むと落ち込みが激しいんだよな。見た目と違って。」
「ナイーブと言え!冬馬サンのハートはガラスでできてんだよ!!」
「一度春にすごいダメ出し食らって、半日ほど仮眠室に引きこもった時あったよね。」
「あ~、あれな。春がガラスのハートを粉々に叩き割ったやつ。」
「…そんな事あったか?」
「本人覚えてないし…。」
「結局、腹減ったって出て来たんだけどな?」
「そうそう。で、人の心配をよそにその後なぜか2人でメシ食いに行ってんだもん。意味が分からない。」
「お前らって昔から謎だよな。仲が良いんだか悪いんだか。」
「…普通だと思うが?」
「冬馬、いい加減に機嫌直せよ。うちのムードメーカーはお前なんだから。」
「だろーっ!?」
「ナイーブとか言う割には、立ち直りが異様に早いんだよな。」
「…まぁ、そこが冬馬のいい所なんじゃないのか?」
「そういうことっ!春がバッチリ締めてくれたから、次行ってみよー!!」