出逢い……
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ー処変わって、地獄……。ー
井戸から中に向かって飛んで来た水月は、とある人物を探して飛び回って居た……。
バサッ、スィ――。 キョロキョロ……。
《(確か……以前此方に来た時は、此の辺りに……。 あ、居た!)篁様!!》
「ん?」(クルッ)
漸く、探して居た人物を見付けた水月……。
主足る雪菜からの言伝てを伝えるべく……冥府の官吏こと小野 篁の肩に止まり、今現在…現し世にて起きて居る出来事を伝達するのだった……。
「なんだ、水月か?
こんな処にお前が来る等、彼方で何か有ったか?」
《済みません……篁様。 冥府の官吏として、御忙しい筈ですのに、時間を取らせてしまって……。》
「構わん。 で? 何が有った?」
《其れが……》
水月が篁に話した内容は、冥府の官吏である篁にとっても無視出来無い内容なのだった……。
「成る程な……。 此方へ異世界から来た者が、堕ちてしまった可能性が高い……と云う事か。」
《はい。 其れで、篁様に助力を願え無いかと……我が主からの言伝てです。》
「そうか、雪菜からか……。
では、此方でも行方が判らぬ者達を探して見る……。 其の事を雪菜ヘ伝えて貰えるか? 水月。」
《はい、承知致しました。》
篁との話し合いが纏まり……水月が、雪菜の元へ戻ろうとした最中……。
其処へ──。
???「ぎぃやぁぁぁあっ?! 何っ?! 何なのぉ?! 此処、何処な訳ぇぇ?!」
???「うっせーぞっ!! 紋逸っ! 俺様に、付いて来やがれっ!!」
???「うっほ~! 見ろよ、ハッピー!! 変なのが、うじゃうじゃ居やがるぞっ!!」
???「凄いねっ! ナツ!!」
「《…………。》」
……との声が聴こえ、其方を見れば……、騒いで居る連中が何と、其処に四名居るのだった……。 行方知らずと云う者達の数と一致の上、特徴も一致。
……で、在れば──?
「居たな……。」
《はい、居ましたね……。》
「悪いが、雪菜に此の事を伝えろ。 私が、コイツ等を取っ捕まえて置く。」
《済みませんが……宜しく御願い致します、篁様。 》
「承知した。」
《では……。》
「あぁ。」
バサッ……! ザッ……!
二人して、彼等が居た事の確認後……保護(←捕獲とも云う)と雪菜への報告を行なうべく、其々行動に移すのだった……。
* * * *
一方、雪菜達は……。
ー井戸前ー
「主……。 水月……中々戻って来ませんが、何か有ったのでしょうか?」
『えぇ、どうしたのかな……?』
……等と、其々心配して居た。
其処ヘ──。
ヒュッ……ン! バサッ……。
漸く井戸の中から姿を現したのは──、地獄ヘ赴いて居た水月だった。
《主、少々時間が掛かり……申し訳有りません。》
『ううん、大丈夫だから良いよ。 其れで? 彼等は、見付かったの?』
《はい。 篁様に御願いし……只今は、保護(と云う名の捕獲)をして頂いて居ります。》
『判った。 なら、私達も地獄ヘ向かっても大丈夫なのかな?』
《はい。私が案内致しますので、着いて来て下さい。》
『判った。 優月、行くよ!』
「はい、主!!」
水月の案内に従い、雪菜と優月も地獄ヘと向かうのだった。
* * * *
ー再び、地獄ー
水月に案内されつつ、冥府の官吏こと小野 篁の元へ向かう雪菜と優月。
『篁殿ーーっ!!』
「ハァ……、やっと来たか。」
『御待たせして、済みません。 其れで、えっ……と?』(若干、困惑)
「「「「((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」」」」
「ん? あぁ……足元に居るのが、行方知らずに成って居た奴等だ。」
『えーっと……、彼等……震えてません?』
「ふん、此れに懲りたなら……以後、こんな場所へは来たか無いだろうよ。」
『あー……まぁ、こんな目に遇うなら……確かに、嫌に成るでしょうからね……。』
(苦笑)
「「「「(コクコク)」」」」
そう話す篁の足元には──、縛られた状態のまま震えて居る善逸達が。 様子を見る限り……どうやら、篁の荒療治による保護(と云う名の捕縛)をされた様で、大人しく座ったままで居る。
『フゥ……篁殿。 何やら、現し世の事で御手数を掛けた様で……。 』(篁へ頭をペコリ)
「まぁ、お前の頼みだからな。 流石に、俺も閻魔様も無下には出来んよ。」
『フフッ、其れもそうですね♪ …では、彼等は此方で預かっても……?』
「あぁ、さっさと現し世に戻せ。 此のまま、此方に居たのでは……牛頭達や彼奴(鬼灯)の仕事が増える一方だろうからな。 閻魔様も此の件については、“御咎め無し”……と仰って居られたから、安心しろ。」
『え? あの閻魔殿が……ですか?』
「あぁ、大半はお前に免じて……だろうがな?」
『フフッ……ならば、閻魔殿や補佐官(鬼灯)殿に宜しく御伝え下さい、篁殿。』
「判ったから、さっさと現し世に戻れ。」
『では、戻りますね。 さっ、優月……彼等を連れて、現し世に戻るよ!』
「はい、主。」
グッ、フワッ……!
篁と少し会話した後、縛られたままの善逸達を本性に戻った優月の背に乗せ、現し世へと戻る雪菜達だった……。
* * * *
其の頃、現し世では……。
ー安倍邸前ー
式「『!!』」
炭「どっ、どうしたんですか……?」
「水蓮が、冥官との話し合いを無事に、終えた様だな……。」
式『えぇ。 どうやら、地獄から現し世への帰還が、可能に成った見たいですね。』
炭「じゃ、じゃあ……!」
ル「ナツやハッピーも戻って来れるんですか?!」
式『えぇ、恐らくは。』(ニコッ)
全「ぃやったぁぁぁあっ!!/よっしゃあぁぁぁあ!!バンザーイ、バンザーイ!!」
「全く……。 まだ、確実に戻った訳じゃねーのに、コイツ等……大丈夫か?」(呆)
式『フフッ、良いじゃ無い…… 少し位、大目に見ても。 ああやって、仲間の無事を心から皆で、喜んで居るんだから……水を差したら、ダメ。』
(ニコニコ)
「ハァ……、へいへい。」
式を通じて……行方知らずに成って居た彼等が無事、現し世に戻れる事を知り……彼等の帰りを今か今かと待つのだった……。
* * * *
井戸から中に向かって飛んで来た水月は、とある人物を探して飛び回って居た……。
バサッ、スィ――。 キョロキョロ……。
《(確か……以前此方に来た時は、此の辺りに……。 あ、居た!)篁様!!》
「ん?」(クルッ)
漸く、探して居た人物を見付けた水月……。
主足る雪菜からの言伝てを伝えるべく……冥府の官吏こと小野 篁の肩に止まり、今現在…現し世にて起きて居る出来事を伝達するのだった……。
「なんだ、水月か?
こんな処にお前が来る等、彼方で何か有ったか?」
《済みません……篁様。 冥府の官吏として、御忙しい筈ですのに、時間を取らせてしまって……。》
「構わん。 で? 何が有った?」
《其れが……》
水月が篁に話した内容は、冥府の官吏である篁にとっても無視出来無い内容なのだった……。
「成る程な……。 此方へ異世界から来た者が、堕ちてしまった可能性が高い……と云う事か。」
《はい。 其れで、篁様に助力を願え無いかと……我が主からの言伝てです。》
「そうか、雪菜からか……。
では、此方でも行方が判らぬ者達を探して見る……。 其の事を雪菜ヘ伝えて貰えるか? 水月。」
《はい、承知致しました。》
篁との話し合いが纏まり……水月が、雪菜の元へ戻ろうとした最中……。
其処へ──。
???「ぎぃやぁぁぁあっ?! 何っ?! 何なのぉ?! 此処、何処な訳ぇぇ?!」
???「うっせーぞっ!! 紋逸っ! 俺様に、付いて来やがれっ!!」
???「うっほ~! 見ろよ、ハッピー!! 変なのが、うじゃうじゃ居やがるぞっ!!」
???「凄いねっ! ナツ!!」
「《…………。》」
……との声が聴こえ、其方を見れば……、騒いで居る連中が何と、其処に四名居るのだった……。 行方知らずと云う者達の数と一致の上、特徴も一致。
……で、在れば──?
「居たな……。」
《はい、居ましたね……。》
「悪いが、雪菜に此の事を伝えろ。 私が、コイツ等を取っ捕まえて置く。」
《済みませんが……宜しく御願い致します、篁様。 》
「承知した。」
《では……。》
「あぁ。」
バサッ……! ザッ……!
二人して、彼等が居た事の確認後……保護(←捕獲とも云う)と雪菜への報告を行なうべく、其々行動に移すのだった……。
* * * *
一方、雪菜達は……。
ー井戸前ー
「主……。 水月……中々戻って来ませんが、何か有ったのでしょうか?」
『えぇ、どうしたのかな……?』
……等と、其々心配して居た。
其処ヘ──。
ヒュッ……ン! バサッ……。
漸く井戸の中から姿を現したのは──、地獄ヘ赴いて居た水月だった。
《主、少々時間が掛かり……申し訳有りません。》
『ううん、大丈夫だから良いよ。 其れで? 彼等は、見付かったの?』
《はい。 篁様に御願いし……只今は、保護(と云う名の捕獲)をして頂いて居ります。》
『判った。 なら、私達も地獄ヘ向かっても大丈夫なのかな?』
《はい。私が案内致しますので、着いて来て下さい。》
『判った。 優月、行くよ!』
「はい、主!!」
水月の案内に従い、雪菜と優月も地獄ヘと向かうのだった。
* * * *
ー再び、地獄ー
水月に案内されつつ、冥府の官吏こと小野 篁の元へ向かう雪菜と優月。
『篁殿ーーっ!!』
「ハァ……、やっと来たか。」
『御待たせして、済みません。 其れで、えっ……と?』(若干、困惑)
「「「「((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」」」」
「ん? あぁ……足元に居るのが、行方知らずに成って居た奴等だ。」
『えーっと……、彼等……震えてません?』
「ふん、此れに懲りたなら……以後、こんな場所へは来たか無いだろうよ。」
『あー……まぁ、こんな目に遇うなら……確かに、嫌に成るでしょうからね……。』
(苦笑)
「「「「(コクコク)」」」」
そう話す篁の足元には──、縛られた状態のまま震えて居る善逸達が。 様子を見る限り……どうやら、篁の荒療治による保護(と云う名の捕縛)をされた様で、大人しく座ったままで居る。
『フゥ……篁殿。 何やら、現し世の事で御手数を掛けた様で……。 』(篁へ頭をペコリ)
「まぁ、お前の頼みだからな。 流石に、俺も閻魔様も無下には出来んよ。」
『フフッ、其れもそうですね♪ …では、彼等は此方で預かっても……?』
「あぁ、さっさと現し世に戻せ。 此のまま、此方に居たのでは……牛頭達や彼奴(鬼灯)の仕事が増える一方だろうからな。 閻魔様も此の件については、“御咎め無し”……と仰って居られたから、安心しろ。」
『え? あの閻魔殿が……ですか?』
「あぁ、大半はお前に免じて……だろうがな?」
『フフッ……ならば、閻魔殿や補佐官(鬼灯)殿に宜しく御伝え下さい、篁殿。』
「判ったから、さっさと現し世に戻れ。」
『では、戻りますね。 さっ、優月……彼等を連れて、現し世に戻るよ!』
「はい、主。」
グッ、フワッ……!
篁と少し会話した後、縛られたままの善逸達を本性に戻った優月の背に乗せ、現し世へと戻る雪菜達だった……。
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其の頃、現し世では……。
ー安倍邸前ー
式「『!!』」
炭「どっ、どうしたんですか……?」
「水蓮が、冥官との話し合いを無事に、終えた様だな……。」
式『えぇ。 どうやら、地獄から現し世への帰還が、可能に成った見たいですね。』
炭「じゃ、じゃあ……!」
ル「ナツやハッピーも戻って来れるんですか?!」
式『えぇ、恐らくは。』(ニコッ)
全「ぃやったぁぁぁあっ!!/よっしゃあぁぁぁあ!!バンザーイ、バンザーイ!!」
「全く……。 まだ、確実に戻った訳じゃねーのに、コイツ等……大丈夫か?」(呆)
式『フフッ、良いじゃ無い…… 少し位、大目に見ても。 ああやって、仲間の無事を心から皆で、喜んで居るんだから……水を差したら、ダメ。』
(ニコニコ)
「ハァ……、へいへい。」
式を通じて……行方知らずに成って居た彼等が無事、現し世に戻れる事を知り……彼等の帰りを今か今かと待つのだった……。
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