〈第2章〉黒色の中でも、希望の光を…
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~屋敷内・リビング~
その後、明美と志保の姉妹が寝静まった後に………厚司とエレーナ夫妻に雪菜から話された内容は………。
家を出発後、街中でトラブルが有り……その際、助けた方が〝工藤有希子さん〟で……つい先程迄、御自宅に招待されて居た事や自己紹介の折り、家同士が“隣近所”で有った事……。
そして、家の案内と宮野夫妻との面会を含む……〝約束〟
* * * *
「そうですか……。」
『えぇ。 面会については…工藤夫妻には、“貴方方に会ってから……”と、言う事で偽名の名前を御伝えして有りますが……。(苦笑)』
「雪さんがそう……判断されたのなら、私達は構いません。」
「そうですよ。 その方が、私達のタイミングで彼らに会う事も可能見たいですし……。
第一、私達の心の準備が整う迄……少し、時間が必要との判断をしたからこそ……“会ってから”と、言う〝条件〟を提示したのでは有りませんか?」
『…………フゥ。 貴方方には、私も嘘は付きたく有りませんしね……。
エレーナさんが言った通り、貴方方夫妻の事ですから……“組織”に見つからないよう、私が渡した〝御守り〟で守護しては居るものの……御近所付き合いが、無いままなのは……どうか?と、思いまして……“友達”になれたなら、良いかな……?って、訳です。(苦笑)』
(二人揃って、顔を見合せ……前を向く)
「フフッ。 私達の事を、そうやって心配して下さって……有り難う御座います、雪さん。」
「そうですよ、私達の子供達の事も任せてしまって居るのに……その上、私達の事も考えて下さっている。
それだけでも、とても有難いんですよ?」
『そう、言って頂くだけで……私は嬉しいですし、気にしてませんから。 フフッ……。』
「だからこそ、私達からお礼を言わせて下さい。」
「「雪さん、本当にいつも有り難う御座います。」」
『フフッ、お礼を言われる程では有りません。
“人助け”と、言うのは……体が勝手に動いてしまうものですし、理由なんて後付けに過ぎません。
敢えて言うなら……“情けは人の為に成らず”…… それだけですよ。(ニコッ)』
「本当に雪さんは、初めて会った時と変わりませんね。」
「私達を“助けたい”と、言って下さってから……助けて頂くばかりで、頂いた恩をどうやって返そうか……って、二人して何時も考えてるんですよ? フフッ……。」
『恩義を感じて下さって居るんですね……。
こうやって、御二人揃って生きて下さって居るだけで……私にとっては、此れ以上無い恩返しなんですけどね?(苦笑)』
「フフッ、雪さんらしい。」
「ハハッ、確かに!」
『フフッ。』
* * * *
その後、明美と志保の姉妹が寝静まった後に………厚司とエレーナ夫妻に雪菜から話された内容は………。
家を出発後、街中でトラブルが有り……その際、助けた方が〝工藤有希子さん〟で……つい先程迄、御自宅に招待されて居た事や自己紹介の折り、家同士が“隣近所”で有った事……。
そして、家の案内と宮野夫妻との面会を含む……〝約束〟
* * * *
「そうですか……。」
『えぇ。 面会については…工藤夫妻には、“貴方方に会ってから……”と、言う事で偽名の名前を御伝えして有りますが……。(苦笑)』
「雪さんがそう……判断されたのなら、私達は構いません。」
「そうですよ。 その方が、私達のタイミングで彼らに会う事も可能見たいですし……。
第一、私達の心の準備が整う迄……少し、時間が必要との判断をしたからこそ……“会ってから”と、言う〝条件〟を提示したのでは有りませんか?」
『…………フゥ。 貴方方には、私も嘘は付きたく有りませんしね……。
エレーナさんが言った通り、貴方方夫妻の事ですから……“組織”に見つからないよう、私が渡した〝御守り〟で守護しては居るものの……御近所付き合いが、無いままなのは……どうか?と、思いまして……“友達”になれたなら、良いかな……?って、訳です。(苦笑)』
(二人揃って、顔を見合せ……前を向く)
「フフッ。 私達の事を、そうやって心配して下さって……有り難う御座います、雪さん。」
「そうですよ、私達の子供達の事も任せてしまって居るのに……その上、私達の事も考えて下さっている。
それだけでも、とても有難いんですよ?」
『そう、言って頂くだけで……私は嬉しいですし、気にしてませんから。 フフッ……。』
「だからこそ、私達からお礼を言わせて下さい。」
「「雪さん、本当にいつも有り難う御座います。」」
『フフッ、お礼を言われる程では有りません。
“人助け”と、言うのは……体が勝手に動いてしまうものですし、理由なんて後付けに過ぎません。
敢えて言うなら……“情けは人の為に成らず”…… それだけですよ。(ニコッ)』
「本当に雪さんは、初めて会った時と変わりませんね。」
「私達を“助けたい”と、言って下さってから……助けて頂くばかりで、頂いた恩をどうやって返そうか……って、二人して何時も考えてるんですよ? フフッ……。」
『恩義を感じて下さって居るんですね……。
こうやって、御二人揃って生きて下さって居るだけで……私にとっては、此れ以上無い恩返しなんですけどね?(苦笑)』
「フフッ、雪さんらしい。」
「ハハッ、確かに!」
『フフッ。』
* * * *